プラネテスを観た


アマゾンビデオでプライム指定が入っていたので、イッキ見しました。

プラネテスの舞台は2075年ですから今から約60年ほどの未来、
作品の公開は2003年ですから今から15年ほど前になります。
そして原作のスタートは1999年のことでした。
パトレイバーでもそうなんですけれども、当時なかったものはそのころの未来予想にはなくて、
携帯電話(パトレイバー)とか薄型テレビ(ブレードランナー2049)とかSNS(プラテネス)はそれぞれの未来に出てきません。

今からだったらドローンが未来世界でどのように扱われるかなんですけれども、ドローン的なものは、1990年代のSFでもけっこう出ていたような気がします。

これはドローンそのものがラジコン飛行機であったり無人偵察機であったりとその概念自体が以前から存在していたということですね。

8Kや立体映像などのテクノロジが今より一般化するとまたちがった概念が産まれるかもしれませんな。

映画「ブレインストーム」みたいな脳に直接イメージを送信するような装置とか出てくるとまた違うかもしれませんし、小説のオルタード・カーボンのような人間の魂がデータ化されてる未来にはまた違った概念が生まれてるかもしれません。

いずれにしろ20年後とかの未来においてテクノロジーというのは、「まったく違う普通」の上に成立していくのだろうなと思います。

まぁその上で変わらない原則のようなものはあり続けるのでしょうけれど。

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