クレクレ星人にならないように気をつけたい

「今月は決算なので助けてください」

「数字が足らないのでなんとかしてくれませんか」

「売上ノルマがキツいので協力してください」

と仕入先の営業マンからお願いされることがよくある。

とりあえず、笑顔で「まぁいいよ」とか「わかったよ、なんか強力しよう」と答えるし、実際に注文をいれることもあるんだけど、根っこの気持ちとしては

「知らんがな」

というのが正直なところである。

仕入先やお客様とは持ちつ持たれつだから、お互いにムリを聞いたり助け合ったりすることも必要だとは思う。

けれども相手を尊重しているかどうかが大事だ。

「この前たすけてもらったから、今度はうちが助ける番ですよ」というのは、ほぼないと思ってる。

こちらが注文するときは、そういうのはほぼ期待していないです。

「助けてください、お願いします、買ってください」というような言い方のときは、お客様のことなんて1ミリも考えていない。

自分の都合を押し付けているだけなのだ。

自覚があるならまだいい。自覚があれば「買ってくれないなんてなんてひどいやつだ」なんて思ったりしない。

「かってくれないなんてひどい」っていうセリフが思い浮かぶとしたら、それは自分が都合を押し付けている証拠なのだ。

「たすけてください」「なんとかしてください」というときに、だれも助けてくれない、それは自分に責任があるのだと思って反省しなくてはいけないと思う。

というか、「困ってるんです」「マジヤバイかもしれない」というときに、周りの方から「たすけてあげるよ」「なにか力になれることない?」

そう言われるような経営をしとかないといかんのだろうなと、今まさに思う。

すっげー助けてもらってる会社と、なんかぜんぜん反応をもらえていない会社と何が違うのか、岡目八目だとよくわかる。

うちの会社は助けてもらえるだろうか?なんてことは考えるのはよそう。

なんとか自分でするからいいですよ、そういう姿勢を貫いていきたい。

心意気とか覚悟とか、そういうのは経営者だけのものなんだろうとも思う。

もちろん社員一人ひとりがそういうことに共感しているば組織としてはかなり強いのだどうと思う。

けれども、社員や取引先に対して、面と向かってそういうのは願ってはいかんのだろうな、と思う。

「助けてくれ~」「買ってくれ~」「◯◯してくれ~」とういうクレクレ星人にならないように気をつけようと思う。

旅行したい

今年は海外旅行どころか国内の旅行もできなくなってしまうのでしょうか?

だとするとやだなぁ、旅行できないのはつらい、出張という名の旅行も今年はなしということになってしまうのか、うむむ、それはものすごくつまらない。

「いろいろなところにいってみたい」というのは、人間が月を目指したように、本能に近い部分もあるとおもうのですよ。

自分は、家でこもって何時間も映画を見るのが好きであり、平気でもあるのですが、それと同じくらい旅行するのも好きなのです。

初めての街をプラプラとあるき面白そうなお店を覗いてみたり、なにかあったら食べてみたりするのです。

そういうことが、どうもできそうにない。

こういう状態がどのくらい続くのか本当にわかんないです。

来週には終わる、とは全く思えないし、ひと月後には落ち着いているかというと、それもまたなんとなくですが無理そうな感じ。

7月にはなんとかなるかなぁという気がしないでもないですが、大きめのイベントとか地域のまつりとかは中止になっているのろみると、まだまだなんだろうなと思います。

そんな感じで8月も我慢していそう。

9月、そう9月の行楽シーズンにはなんとなく普段が戻ってくるのかもしれんという気がしますが、そういうムードで人が街に出ていった結果、また感染が増えたりして緊急事態宣言が再発したりして、結局お正月までそのムードが続いたりするのはありよりのアリなんだろうなと考えたりしています。

中国はけっこう回復しているのかな、微博とか見ていると患者さんはまだそれなりにいるみたいだし、普段どおりという感じはしません。

自分は日本国内の下関という小さな地域で生活していて、日常生活で海外を意識することはほぼないのですが、世界は自分が考えている以上に繋がっていて、日本だけがウイルスを抑え込んだからといって、心理的な状況は変わらないのだろうなと考えています。

ようするに、世界中で「コロナ禍」が収まらない限りは不景気感が続くと思います。先に落ち着いたからその国が経済的に有利だ、なんてことはなく、なんだかんだいっても世界が足並みを揃えて問題に対処していく必要があるののだろうなと思ってます。

衛生状態のあまりよくない国でウイルスが蔓延していると、たとえそれが遠く離れた地域だとしても、日本の経済に影響を与えるはずです。

そう考えるとWHOにお金を出さないという考え方は正しくはないのではないかなぁと思うのですが。「自分の国だけ」のことを考えるのは悪手ではないでしょうか?自国内の感染がおちついても、世界のどこかでアウトブレイクが起きたままだと、人の心理はそこに合わせてしまうと思うのです。

世界のどこかで感染者がいて苦難にいるとき、「もしかしたら」と不安になるのが人間です。

心や情報の鎖国はできないのですから、ことコロナウイルスを克服するときに「自分だけでも」とか「自国だけでも」という戦略は目的として意味を持ちません。

なんとなく世界が分断してしまいそうに見えてしまいますが、僕は、こういう状況だからこそ誰もが「分断してはいけないのだ」と考える、そう考えはじめることを期待していますし、そう信じています。

いろいろな差別や陰謀論とかが見られますけれども、そういうことを乗り越えて安心して旅行できるように行動していきたいと思います。

見えると行動が変わる

強く押すメガネの人のツイートがバズってました。

インパクトありますよね。実際に口をすっぱくして「手を洗いなさい」というよりも、こういう視覚的なものに訴えたほうが人の行動は変わりやすいものです。

今回の週末は家で過ごすことについてもマットデイモンの「コンテイジョン」とか妻夫木聡さんの「感染列島」とかダスティンホフマンさんの「アウトブレイク」を地上波でガンガン流すと、結構外出しないのではないかと思ったりしましたが、どの映画もちょっとやりすぎなのでかえってパニックを引き起こしそうなのでそれはやめたほうがいいのであろうと思います。

3月2日から全国の学校が臨時休校の要請を受けて実際に休みになっています。そして5月6日までは休みということで、2か月近く学校に行けない日々が続いています。

うちにも子供が二人いますが、あんまり勉強していません。うーん、大丈夫なんでしょうか?とりあえず自習といっても、まぁしないですよね。

もし自分が中学生だったり高校生だったりしたら、たぶんゲームばっかししているんじゃないかなと思いますよ。

今だったら、ネットとかありますから家でyoutube見たりツイッターしたり、ネットワークゲームしたりに時間を使うのではないかと思います。

でも、そのうち飽きるんじゃないかなぁとも思います。

たぶん、親が禁止しないで、やりたい放題やってると、3か月したら飽きちゃうと思うのですよ。

なんか、むだだ、これは役に立たないって、自分で気が付くポイント、臨界点にたぶん達するのが75日目くらいにくるのではないでしょうか?

家にこもるていうのは、自分はわりかし平気なんですよ。映画とかずーーーーーとみているのとかぜんぜんつらくない、むしろ幸せですよ。一日中アマプラやらネトフリ見ていられるとか最高じゃん!と。

でも、そういうのをよく感じない人もけっこういて、連れ合いが映画とか見ない人だと、なんか「映画見てるのはなにもしていない、ぼーっとしているだけだ」みたいな感じでイラつかせてしまうみたいなので、お皿洗ったり、ちょっと部屋の掃除をしたりするんですね。

ただ、子供たちがいまいち危機感を感じていないので「感染列島」「アウトブレイク「コンテイジョン」をこの週末に一緒に見て、もうちょっと危機感を持ってもらいたいと思う次第です。

 

 

現場が止まるとき

先ほど、「緊急事態宣言」に伴う当社の対応についてというニュースリリースが発表されました。

4月18日より国内の全事業所を一時的に閉鎖ということで、現場の工事も影響を受けるようです。

清水建設さんや西松建設さん大林組さん、戸田建設さんも現場が止まったりしていまして、5月の連休明けまでは工事中断になる模様です。

建築業界もコロナ禍の影響を受けざるをえないということですね。

5月6日までは休もう、そうすればなんとかなるのではないか、そしてどちらにしてもゴールデンウィークは建築現場は休みになる予定でしたから、休暇を前倒しして、なんとか乗り切ろうではないかと、そういうことなんだろうなと思います。

 

倒産とか夜逃げとか増えるのだろうなとは思いますが、どのくらいの規模になるのかは覚悟の問題。

たとえば取引先の3割の業者さんが倒産するとさすがに厳しいとは思うのですが、そこまでひどい状況にはならないのではないかなと思うのですが、どうなんだろう、そのくらい厳しいというか激流というか、とんでもない不況になってしまうのでしょうか?

それはないような気がする。

金子商会の売り上げ上位5社の工務店さんが、いっぺんに倒産するなんてことは、ないような気がする。

だからそこまで悲観はしてませんよ。

お客様ありきの商売ですから大丈夫な感じですよ。

緊急事態宣言が全国へ

緊急事態宣言全国拡大へ政府方針固めるというニュースが入ってきました。

これは来週から休業に入るパターンなのかもしれませんね。この週末から5月の連休明けなら休業もしやすいのではないか、という考えなのかもしれません。

とりあえず、うちの会社は明日は通常通り営業して週明けからは引取りのみという対応にするのがベストになるかもしれません。

まぁ状況によってはいつもどおりの営業というのもありなのですが、お客さんが仕事しなければ、弊社も営業する意味がないので、休業するかしないかは現場の動き次第です。

大手のハウスメーカーさんなんかは、休みになると思うので、下請けの業者さんもそうなったら仕事を休まずにはおけないと思います。

お客さんにもいろいろ確認してみます。

とりあえず打てる手は打っていこう。

こちらは飲食店向けの情報とうたっているけれども、どういう商売であっても基本はおなじなのである。

休みになったら本を読むのだ。映画を見るのだ。

日頃できなかったことをしよう、

とりあえず天気のいい日は庭でバーベキューをしよう。

あとZOOM飲み会というのもやってみたい。

それから証券会社は普通にやってるっぽいので、株式投資もちょろっとしよう。

5月7日まで約3週間。いろいろなことを考えて紙に書き出してみよう。

それからブログの更新とツイッターの投稿はいつもどおりに続けていこう。

SDカードには寿命がある

いろいろあったので先日監視カメラを設置しました。

なんだかんだでちゃんと設定できたのでよかったのですが、SDカードに録画しなくなってしまったので、どうしてだろうか?やっぱり初期不良なのかそれとも安物だからこんなものなのかなぁと思ったものの、いろいろ調べるとSDカードにはどうも寿命があるらしいということで、そんなこと全然知らなかったですよ。いい勉強になったなぁ。

ということは、会社のトラックにつけているドライブレコーダーのSDカードもそろそろ買い換えないといけないと言うことですね。

SDカードも容量によっての価格差なのかと思っていたのですが、そういう書き換え寿命の違いによって価格が変わってるとか知りませんでしたよ。

少なくともドライブレコーダーや監視カメラ用のSDカードは長寿命のタイプにしないと、いざというときに役に立たないということですよ。

で、自分が購入したwebカメラには一ヶ月370円からのクラウドストレージサービスがありまして、いろいろ考えるとこれを利用したほうがコスパが良さそうということで、とりあえず三ヶ月くらいやってみて、いい感じそうだったら、12ヶ月3680円というのを利用しようと思います。

会社のトラックにもすべてドライブレコーダーをつけているのですが、取り付けてからそろそろ3年ですのでSDカードを買い換えないといけませんね。

SLCかMLCのタイプが良さそうなんですけれども、メーカーがいっぱいありすぎてどこのがいいのかよくわかりません。

SLCはちと高すぎるような気がしますが、どうなんでしょうか?容量も少ないし。

 
100倍書き換えができるというのは魅力ですが、実際どのくらい違うのか。いろいろな種類を買って試してみるのがいいのかもしれないのでいろいろ注文してみようと思います。

もしも自分が自民党の広報担当だったとしたら

総理の動画ですが、思いついたんですけれど、

家事をしているところをアップしたらよかったのかなと思いました。

タイムラプスで一日を三倍速くらいの動画にするのです。

朝食の準備、朝食、朝食の後片付け、洗濯、洗濯物を干す、合間にビデオチャットでちょっと仕事、部屋の片付け、浴槽の掃除、庭の草むしり、トイレの掃除、窓拭き、部屋の掃除機かけ、雑巾掛け、土間を掃く、ゴミ箱の片付けやゴミ袋のセット、合間にスマホでちょっと仕事、昼食の準備、昼食、昼食後の後片付けと皿洗い、近所のスーパーで食材とトイレットペーパーなどを買い物、洗濯物の取り込み、洗濯物を畳んでタンスの引き出しへ入れる、ちょっとテレビを見るけれども、電話がかかってくる、夕食の準備、夕食、夕食の後片付け、お風呂の準備、ちょっとジョギングとか筋トレ、入浴、風呂上がりに缶ビールを飲む・・・、みたいな感じでの動画にするのです。

実際にいつもしているかどうかは、ここでは関係ありません。

出社せずに自宅勤務していたり待機している人によりそっているのであれば「仕事に行ってないからと言ってゆっくりなんてできないよね」という気持ちに共感すると思うんですよ。

そうすることで奥様の支持も得られると思います。

「安倍首相だって、家にいるときは家事してるんだから、あなたもやって当然でしょ!」と言えるわけですよ。

一国の首相が家事を当然のようにこなしていれば、それはそれで良いメッセージになると思うし、日頃していなかったとしても、下手くそながらも、こういうときくらいは家事をするのが当然感も出すことができます。それはそれで良いメッセージになると思います。

 

とりあえず、大企業の人とか、人事とか採用の人とか、中小企業の社長さんとかは、そういう動画を作ってアップするのもいいかもしれません。

子供の宿題をみたり、風呂に入れたり、風呂上がりの着替えを手伝ったり、こどもの寝かしつけをするとか、そういうところを日頃伴侶にまかせているならば、「今日くらい自分がやるから君は動画撮ってて」なんつって全部自分がやったらいいです。

その上で「いつもありがとう」と感謝の気持ちをプラスするのもいいかもしれません。

現場の職人さんはすでにリモートワーカーなのだ

金子商会のお客様はコロナウイルスのせいで売上が減ったとか、なんらかの影響があったというかたは少ないです。

某メーカーの衛生器具が出荷されないので、工事がストップしている、というお客様もいらっしゃいましたが、今は納期の目処もついて工事再開という流れになっています。

ただ、この先は新しい現場も減るでしょう、財布の紐がきつくなるので、経済活動そのものが沈んで売上減少がさけられないかもと覚悟は必要だと思います。

世間では、会社に出社しないでください、というようなリモートワークが進められています。

ネットを使った会議とか、打ち合わせ、実際に会わなくても電話やwebを使って打ち合わせしてくださいねというような流れです。

思ったのですが、現場の職人さんは、そもそもリモートワークです。

事務所に顔を出さずに直行直帰で現場作業。

現場では、半径2メートルはお互い離れて作業している。

屋内で作業するときは換気扇を回すなど換気に注意する。

不要不急の外出をしない(現場仕事にはそもそも不要不急な仕事は存在しない)

注文や打ち合わせは現場で携帯電話(スマホ)を使う。

などなど、リモートワークをすでに導入済みであるといえるでしょう。

さらにコロナウイルス騒ぎが落ち着いたあと、働き方として成果がはっきりと求められるものになる、雰囲気だけは仕事をしているという人間が排除されるなんて言われていますが、

そもそも現場の職人さんは「仕事の成果物」でしか評価されません。

そういう意味では「アフターコロナ=職人さんの独壇場」な時代だと言えるのではないでしょうか?

 

また、ZOOMなどを使う前に

「ビデオチャットでお客様と打ち合わせするのは失礼だし迷惑になりそうだからできない」なんていうふうに思うこともあると思いますが、もし、あなたがそう感じるのであれば、その営業活動は対面でもお客様にとっては失礼で迷惑だった可能性が高いのです。

必要であるなら、ビデオチャットだろうと、テキストチャットだろうと、LINEのメッセージだろうとなんでもよかったということに気づくのです。

この数ヶ月の間に仕事の進め方や段取りが大きく変わりそうです。

準備をしっかりしていく必要がありそうですね。

 

 

「恐怖と欠乏からまぬかれる」ために

今日は日曜日、会社もお休みです。

雨がポツポツと降っています。外気温は9度と低め。

テレビを付ければ新型コロナウイルス関連のニュースばかりです。FaceBookやtwitterを開いても感染症についての投稿が目立ちます。

こりゃ精神衛生的によくないなぁということで、なるべく情報をカットすべくスクリーンタイムで制限時間を設定したり、ツイッターのミュートキーワードに「コロナ、感染、ウイルス」などを追加してタイムラインに流れないようにしたりしています。

そこまでしても全く情報は入ってこない、という状況にはならず、それなりに重要な情報は入ってくるし、ノイズやデマはほぼ見えなくなるので、このままにしばらくしておこうと思っています。

さて2006年に買ってた「パンデミック・フルー Xデーハンドブック」という書籍がありましてこの本に確か書いていた最悪の状況は「物流会社や電力会社の社員が罹患して業務そのものがストップしてしまう」というものでした。

書いた人はどうもテレビのコメンテーターとして活躍されているみたいですが、テレビ見ていないのでどんな感じに扱われているのかはよくわかりません。

今の日本の状況や、先にロックダウンした世界の都市の様子を見ていると、電気などのインフラが止まっているわけではないので、そこまでひどい状況ではないのだろうなと思います。

今回のコロナウイルスの場合、死亡率がそこまで高くないので、本の内容のようにはならないようですし、そもそも死亡率のむちゃくちゃ高い感染症だとそこまで流行することもないのかもなと思っています。政府としてももっと強制力を働かせると思うし。

4月の7日に緊急事態宣言が出て、今日で六日目です。

緊急事態の期限は5月6日までの一ヶ月間。県を指定して、発布されています。

なんとなく中途半端で対応しているのかしていないのかよくわからない、気分や感情で対応するという一番よくないパターンになりそうです。

「人と人との接触機会を最低7割、極力8割、削減すること」とありますので、例えばうちの会社の場合、社員が二人か三人だけ出社することにして、店頭渡しのみの業務にするとか、そういうことなんでしょうか。

山口県は今の所、緊急事態宣言下には含まれていませんが、もしそうなったときに、例えば社員を休ませて、二人だけで回す。で休業させたときに給与はどうするのかとか、そういうことも考えなくてはいけません。

緊急事態が出たときに工事現場は止まるのか?ということも考えなければいけない。得意先のお客さんにしても元請けの対応がどうなのか、そこを隅々まで詰めている業者さんはいないと思います。

弊社でもBCPをそれなりに作っていますが、日本経済が二ヶ月も三ヶ月も、あるいは半年間ストップするような状況については考えていません。

BCPに記載していないような状況が出たときは「速やかに業務から撤退する」という判断を行うというのも経営戦略の一部だと思います。

だからこそ、今のうちにそのラインを考えておくことも必要だなと思います。

「自社は貢献することはできるか?」

企業活動とは「社会や人に対して貢献する」ことを手段として「顧客を創造する」ということです。

人が地域社会の中で生きて暮らしていくためにさまざまな活動をしていく。

そのときに、自分ひとりではうまく行かないことをお互いに助け合っていく、価値を作り出し、分け合っていくことで、世の中はより良くなっていくわけですよ。

このような状況にあって、困ること、嫌なこと、辛いことがだんだんと増えていきます。

まいったなぁ、こりゃ困った、なんとかならんのかね。

そういう声が聞こえてくるわけですよ。

自分がもっているもので、そういう「困った」を一つでも多く解決していくことが大事だし、それを解決することが起業家というか、経営者の役割であるはずです。

とはいえ、

密閉、密集、密接、3つの密がより濃厚な形で重なる、バー、ナイトクラブ、カラオケ、ライブハウスはもとより、繁華街の接客を伴う飲食店等については、緊急事態宣言が出ている地域か否かを問わず、全国全ての道府県において、その出入りを控えていただくよう、特措法第24条9項に基づいて、要請すべき旨を、基本的対処方針に新たに追加いたしました。

というのは大変ですな。これって宣言が解除される5月6日までは行くなっていうことですよ。

しかもリンク先見ると「誰に対してか」はっきり書いていない。そして「出入りを控えていただく」というなんかよくわからない要求です。

たとえば、毎週飲みに出かけていた人は、月に一回くらいにするというのはOKなんでしょうし、毎日飲みに出ていた人は週に1回ならOKということなんでしょう。

人によって違うからとにかく回数を減らせ、全員が同じである必要はないって理解でいいのかな、よくわかりません。

「全部ダメ」って言えないのはまぁいろいろ大人の事情があってできないのでしょうね。中途半端でもやらないよりやったほうがいい、というのもわからないわけではないのです。ただ、判断は現場に丸投げしてもいいのですが、企業で言うところの「経営理念」はくっきりしておいたほうがいいですね。

とりあえず日本国憲法を読むといいですね。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。

これは人類普遍の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。

われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

とあります。

 

「恐怖と欠乏からまぬかれる」

「平和のうちに共存する」

「自国のことのみに専念して他国を無視しない」

 

まずは「恐怖と欠乏からまぬかれる」ためにできることをやっていきたいですね。

 

休みの土曜日

今日は休日です。会社は営業しています。

金子商会は社員数(社長役員含む)が全員で8人です。

会社の営業日は月曜日から土曜日まで。日曜は休業日です。

土曜日は人数が半分で、今は4人ずつ一週間ごと交代して出社しています。

それから平日に一人づつかわりばんこに休日を取得しています。

月曜日はAさん、火曜日はBさん、水曜日は全員出社で、木曜日はCさん・・・、という具合に休みをせっていすることで、完全週休二日制で業務を行っています。

祝日は午前中二名が当番で出社するようにしています。一人あたり年に2回程度祝日に出勤する感じです。

そんなこんなで、2020年の年間休日は125日となっています。

零細企業としては休みが多いほうだと思います。

ちなみに自分も昨日金曜日は休みで、今日の土曜日も休み、明日の日曜日も休みということで、三連休でした。

平日休みのいいところは、映画館とか娯楽施設なんかが空いているところです。

昨日は映画を見に行ったのですが、コロナのせいで、お客さんほぼいませんでした。自分ともうひとりだけでしたし、まぁ、今は特殊な状況ではあるのですけれども、どちらにしろ平日にいろいろいくのはけっこういいものです。

金子商会のお客さんは水道設備店さん。

世間一般では水道屋さんと呼ばれる商売の方々です。

基本的には年中無休な部分もある業界です。

市の登録業者になったら、水道当番もしなくてはいけなかったりします。

水道当番の工務店さんは自分が当番のときは正月でも修繕に駆り出されたりするので大変です。ある程度の修繕用の資材は在庫しておかなければならないのですが、たまに「なんとか事務所をあけて材料を出してほしい」ということで家に電話がかかってきて出したりすることもあります。

今回の緊急事態宣言でも水道や電気などインフラに関する業務はストップしないみたいです。

とわいえ、そのような修繕修理の工事現場というのは全体からいうと微々たるものです。

実際には水道工事店さんの現場というと新築だったりリフォームだったりする、不要不急の現場ではなく、それなりに計画的に行われる現場がほとんどです。

仕掛りの現場は終わらせるまでは仕事があります。

ただこれから先は、新しい工事というのはどうしても少なくなっていくと思います。

「家を買う予定だったけれど、時期が時期なのでやめた」

「リフォームするつもりだったけど、お金が心配」

そういう理由で消費が冷え込むのは間違いないので、これから先どうしても市場が細くなっていきますよね。

倒産や廃業も増えて不景気感が本格的にマシマシのマシになっていくわけですよ。

それにあわせて増えたのが先物とか不動産投資とか電気代が安くなるなんたらとか、電話代がやすくなるどーたらとか、そういう電話ですけれども、

今の時期、そういう電話しても逆効果ですから。

人の不安に付け入るような商売は絶対しないほうがいいです。

自分もそういう売り込みをしてしまわないように気をつけようと思います。

 

 

 

 

 

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