テキトーなところで手を抜いたり、休憩時間を長めにとってり、雑談したり。
まぁ仕事は効率よく行うことが大事なのであり、途中で邪魔されないように集中するためにも、とりあえず時間のメリハリは必要で、そのたまには一日中張り詰めた糸のように神経を尖らせておくのはなく、適度なタイミングでゆるめることも必要なんだろうなということはわかる。
その上で、あぁ本当にこの人は仕事を頑張っているな、とか
頑張っている感は出そうとしているけれども、ホントはそうでもないな、とか
頑張っているかもしれないけど、方法がちょっと間違っているな、とか
人それぞれ、アピールの仕方もあるし、報告のやり方や濃度も変わってくる。
組織経営においては人を評価するというのはけっこうむづかしいと考えられている、そして本当に難しいよなと、思う。
人によって評価されたいポイントが違うし、ものさしも違ってくる。
会社としてはポイントやものさしを明文化して、一つの指標を元に、行動や習慣を「できている」「できていない」で評価する。
「できている」ことが多ければ評価は高くなるし、「できていない」ことが多ければ評価は低くなる。
でもう一つの評価の軸としては
「やってる」「やっていない」の評価だ。
本人は「やってる」というふうに思っていても、周りから見ると、そのやってることがどこかズレていて、忙しいと仕事を自分は頑張っているのだと思っているのではあるけれど、実際は評価には反映されなかったりする。
上司とかマネージャーは「なにを期待しているのか」「どんな結果を出してほしいのっか」を明確に定義しないといけない。
「なにを期待しているのか」は「業務命令」だったり「仕事の依頼」「委任」に明記されていないと意味がないし、その仕事をしたことで得られる成果や、フィードバックされるメリットの形で伝えることが大事なのだろう。
「ひまそうだから頼むよ」というのはあまりいい言い方とは言えない、これは失敗した伝え方なんだろうと思う。
他にも「時間がありそうだからおねがい」というのもあまり良くない気がする。
相手を思いやっているようで、どこか嫌味じみた言葉遣いになっているような印象がある。
あと他人がサボっているように見えたりズルしているように思えたり、そんなふうな気持ちになるのは、わりと自分がサボりたいからとか、サボっているのをごまかそうとしているだけ、ということも結構ある。
自分んお仕事ややることに集中していると、チームの他のメンバーがサボっているように思えてくることも多い。
人のことが気になる人は、ようするに暇な人なのだ。