下町ロケット

オーディブルで0円だったので、聞きました。

この下町ロケットは確かドラマ化されたりしていてけっこう人気な作品だったんですよね。

でもなぜか自分は見ていませんでした。

続編にしても見ていなかった。なんでだろうか、こういう経営っぽいストーリー嫌いじゃないはずというかむしろ好きな方なのに食べてません。

たまたまなんだろうか?

そしてよく考えてみるとこの池井戸さんのドラマって他にもあるのだけれど見てません。

半沢直樹のシリーズもあんなに話題だったのに、ついぞ見ていない。

いかんな、経営者の端くれだから話題になってるし、きっと面白いのだろうから読まないとなーと考えていたところオーディブルで音声化されていて、さらに現在無料サービスなので、聞いてみましたよ。

うん、音で読んでみたということかな。

あんまりピンと来なかったです。

たぶん、主役である佃製作所の社長である佃さんが、ぜんぜん魅力的でないし、経営者としてもその判断とかが情けないというか、読んだらわかるんですけれども、意思決定も指示も計画もこれといって経営者らしい行動というのが、ほぼないのですよ。

なんというか、わざとそういう書き方をしているのかもしれませんが、経営者として尊敬できる要素がなかったです。

いきあたりばったりだし、リスク管理もなってないし、たぶんこの会社、BCPとか作ってるかもしれないけれど、実際にインシデントが起きたらなんも出来ないんじゃないかと思います。

あくまでサラリーマンが活躍するのだから、社長の佃はどうでもいいのかもしれません。

とわいえ佃製作所の社員もなんか仕事がそんなにできる気がしない。

会社に泊まり込んでるとか、飲み屋で愚痴をこぼしているとか、なんか、仕事してない感じ。

あと「大田区から世界へ 技術・誠実・世界品質」っていう佃製作所の事務所に掲示されているポスターも、ふんわりしすぎなんではないだろうか?

 

それに帝国重工もなんか全然意思決定がデタラメな感じで、経営者の理念とか経営方針とかがぜんぜん見えない。

そもそも、「キーデバイスはすべて内製化する」っていうのは経営方針じゃないだろ。

 

陸王は、そんなことはないのかもしれないので、次に読んでみようと思います。

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