続 神東塗料と水道の本管工事の話。

14日にこういうエントリーを書いてから五日たったわけですが、現時点で水道協会さんのページで出荷自粛の対象品リストがアップされて、予想よりも早く出荷再開されそうな感じがします。

パイプ関係はOKですが、ソフトシール弁やジョイント関係がまだ時間がかかる模様です。

水道協会では以下のように発表しています。

1.衛生性の確認を要する水道用資機材について

今後、「水道施設の技術的基準を定める省令」で定める浸出試験結果により衛生性が確認されたものは、水道用資機材として使用することに問題ないと考え、以下の1)、2)のとおり扱います。

1)既に検査済みの資機材

本協会検査に既に合格している資機材については、そのまま検査合格品として扱い、出荷自粛の要請を速やかに取り下げます。

2)これから本協会検査を受検する資機材

表1の塗料のうち、「水道施設の技術的基準を定める省令」で定める浸出試験結果により衛生性が確認された塗料をJWWA K 139 塗料とみなし、この塗料を使用する水道用資機材は、JWWA 規格(製品規格注1)に規定する検査項目を満足することが確認できた場合、JWWA 規格品とします。

2.水道水に接水しない資機材について

水道水に接水しない資機材(押輪、鉄蓋等)に表1の塗料を使用する場合は、衛生性に影響はないことから、JWWA 規格(製品規格注1)に規定する検査項目を満足することが確認できた場合、JWWA 規格品とします。

書類上の不備があったくらいの扱いで落ち着くようです。

そもそも許認可の取れていない塗料といっても安全性に問題があるようなものではなく、単に認証を受けていなかったっぽいです。

でもそれならそもそも認証とかいらない、自社検査で十分じゃないのとか、水道協会認証とか本当はいらないのではないか?というようなメンツとか自己否定とか、そのあたりの根回しと言うか、大人の事情よりも現場の実務(工事・施工)がストップしてしまうことがないようにしたのであろうなぁ思ったりします。
(これは個人的な考えです)

関係する方々は年明けから大変だっとこととは思いますが、テレビのワイドショーとかでオミクロンが感染爆発したとかしないとか、火山が噴火したり津波警報が発せられたりしたのであまり叩かれなかったのがよかったのかもしれません。

しらんけど。

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