こどもの社会性と戦艦大和とタンカー

こどもはどうやって社会性を身につけるのかとかそういういうことを考える。

集団行動とか集団生活を営むことって将来的にあるのだろうか?

つまり巨大戦艦風な会社組織に所属して一つの目的のために生活するみたいな。

戦艦大和は3332人の乗組員がいたそうなんだけれども、ものすごく端折った考え方で行くと、今の義務教育というのは、この戦艦大和を運用するために必要な知識や技術を教えるために必要は考え方とか教養を育てることにフォーカスしていたんだと考えるとわかりやすいのではないだろうか?

自動化されている部分が少なく、マンパワーありきで、その巨体をコントロールするためにもっとも効率良い人材育成、人材配置が行われていたんだろうなと思うわけです。

一方、出光の石油タンカーは何人で運行しているのか、っていうと

調べたらたったの23人だった。

もちろんバトルシップとタンカーだから業務内容というか作業は違うだろうけれどもともに「国民の生活を守る」ということを目的とされているのだから、そこはまぁよしとする。

でもって、ではその23人であるための教育制度として今やっていることは効率的なのかどうかっていうのをよく考えないといかんのだろうなと思う。

国家とか船舶とかあるいは会社組織であるとか、その集団っていうのは、結局何人のグループなのかという観点をちゃんともって考えているかどうか。

金子商会みたいな10人前後の会社、その会社に入っている人材。
上場企業みたいな社員数が1万人以上いる会社、その会社に入っている人材。

求められる能力とかスキルとか違うのかもしれない。

で、問題は、今あるでかい会社、日本のナショナルとかソニーも含めて、グーグルもアップルもアマゾンも、なんというか大きく育っていく会社というのは、なんだかんだ言っても、はじめのうちは社員数が、創業者とあと3人くらいみたいな話が多い。

本当に社会変革をするところは学校教育から生まれなかったりするのかしないのか。
このような問を立てるとどうしたってバイアスがかかってしまうし、結論ありきの思考をなぞってしまう確率がたかくなってしまうような気がする。

こどもたちは、わしみたいな大人よりもたぶんもっと柔軟に、社会性を身に着けていくのかもしれない。
デジタルツールやSNSをうまいこと使って、悩んだり失敗しながら、新しい社会性を身に着けていくのかもしれない。

なんかねー、13歳とか17歳とかで事業を起こしてガンガン稼ぐ起業家が増えていくのかもしれない。

もしかしたら10歳くらいで、ビジネスを8つ立ち上げて、昨年の売上は287億くらいでした、みたいな小学生が、どこの学校にも二・三人いるような世の中に鳴っているときに、学校の教師の仕事っていうのは何なんだろう?学校で教えるべき内容は何なんだろう?とかそういうことになるのではないだろうか?

そういうときに学校を再定義するとすればそれはやっぱり「遊び場」なのかもしれない。砂箱というか、お試し空間というか失敗を受け入れてくれる場所や関係性というものを結びつける、そういう空間。リアルでもバーチャルでもいい。

つかメタバースに本気で学校をつくろうとする法人とか個人とかいないのか?

いやいるだろう、いてると思う。

あとでググってみよう。

ちなみにひゅうがは350人だそうです。

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