BCPとコロナ禍と世の中の変化をどう織り込んでいくのがいいのだろうか。

NHKのニュースサイトのまとめページを見ると2020年の1月8日がこのコロナ禍の最初の日付になっている。

コロナ禍のスタートを何日に設定するのかによって、2年以上続いているだとか、もう3年続いているだとかの若干のズレが生じてしまうのは仕方がないと思う。

この日がコロナ禍の始まりだというのを早い順番に並べると以下のようになるだろうか。

2019年10月に中国で発生しているらしいとう報告
2020年1月8日 WHOが新型ウイルスの可能性を否定できないと宣言
2020年1月14日 WHOが新型コロナウイルスを確認
2020年1月20日 WHOが「国際的な緊急事態」を宣言
2020年2月3日 乗客の感染が確認されたクルーズ船が横浜港へ
2020年2月11日 WHO 新型コロナウィルスを「COVID-19」と名付ける
2020年3月11日 WHO 「パンデミックと言える」と評価

2019年の10月から2020年の3月までだとすると約6ヶ月のズレがある。

コロナ禍がいつから始まったのかっていうときは、世間一般では3月11日のパンデミック宣言からだろうか?

だとすると、コロナな状態というのはまる二年くらい続いていることになる。

3年は続かないんじゃないかっていう予測も見られるのだけれども、どうも3年では終わりそうもない。

例えば、お気楽な海外旅行が来年の今頃できるのか?っていう話ですよ。

2019年の1月にドイツとスペインに旅行したんですけれども、そのときと同じような旅行を楽しめるようになるのはいつなんかなーと考えたときに、日本だけではなくヨーローッパや中国や他の国の防疫政策の都合もあるのだから年内は同じような旅行を楽しむというのはちょっと難しそうだ。
しかもウクライナでは戦争も始まってしまっているし「COVID-21」とか「新型インフルエンザ」だって発生するのかもしれません。

(ちなみにこちらのNHKさんのコラムは2019年5月の記事ですから彗眼ですね。)

とりあえず、今の状況が来年まで続いて、そうこうしているうちに違ったウイルスによるパンデミックが、これから先の10年間の間に2回くらい起きてしまう。というような状況になって、

海外旅行するときは
ワクチン接種義務化
出国時入国時のバイタルチェック及び生体データの提出
ウエラブルアプリでのデータと移動履歴の提出
みたいな、うへぇまじかー、昭和的な「旅の恥はかき捨て」みたいなワルイコトはもう出来ませんなぁというような、そりゃ自分の責任においてケシカランことをするのは自由ですけれども、万が一なんかの病気に発症したりすると、そういうことをしていたってことがバレバレになっちまいますぜ旦那(ウヘヘヘ)みたいな世の中になってしまい、それはそれで案外健全なのでいいのではないだろうかと思ったりもするのでした。

なんというか「清廉潔白」「品行方正」でなければ、まぁ好きなことはできませんよ、そういう世の中になってしまったのだなぁと、そういうことを受け入れるのが、案外若い人とかは平気なのかもしれないとも思ったりしているのです。

というか、今の十代二十代の人っていうのは、生体データとか位置情報の共有化みたいなことをオープンにするのって案外平気な人が多いのではないかしら。

ちなみにわしは今年55歳になるけど、そういうことをオープンにするのには、そんなに抵抗がなかったりする。

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