河合優実さんつながりでいろいろ作品を見たいと思い検索してアマプラで何本か見れるみたいなのでその中の「女子高生に殺されたい」を見ました。
漫画の原作とは、細かいところであらすじが違うのですが、どちらも面白かったです。
性癖というのは、他人に迷惑をかけなければどのようなものでも良いと考えています。マッチングアプリなんかの場合、もしかしたら自分の性癖を隠さずにあけっぴろげにしたほうがもしかしたら出会えるのかもしれないなんて考えたり。
世の中には「おっさんを殺したい女子高生」っていうのももしかしたらいるのではないか?なんてことを考えたりしています。
映画の中で初めて聞いた言葉「オートアサシノフィリア」
いわゆる特殊性癖っていうものですね。あるいは異常性癖って呼ばれているもの。
調べてみるとこの特殊性癖っていうのはものすごくたくさんあり、どこからが異常なのかっていうのは、キリスト教的な倫理観から特殊とか異常とか区分けしているっぽい。
性的指向で話題になった昔の映画で「ネクロマンティック」というのがあったなぁと。
河合優実さんといえばドラマ「不適切にもほどがある」でも女子高生を演じていましたが、それとも全く違うキャラクターで、演技に幅があるなぁと思いました。
でこちらのドラマでも「不適切」というのが時代で変わっていることに焦点を当てていて、特殊性癖とか常識とかどこから不適切でなにがそれを区別しているのかっていうのは、その時代・地域の多数決で決まったりしているのだなぁ、なんてことを思ったりしたのです。
価値観が多様化しているっていうことは、自分の性癖をオープンにするか、あるいは全くの秘密の扉にしまっておくしかないどちらかしか選べないという現実に気がついていないといろいろ厳しいのかもしれないです。
好きなように生きる、性癖をオープンにするというのは、実は人それぞれ違うのだから告白することが難しいのかもしれません。
ゾンビとか食べることとか、食べることというのはつまりは生きることなんだな、みたいなことを考えつついろいろと考えている人が世の中にはいるんですよ、ということをメモしておきます。