LiDARとかiPhoneとかフォトグラメトリとか

LiDARとは、「らいだー」と読むそうです。

Light Detection And Ranging つまり「光による検知と測距」

iPad Pro とか 新型のiPhoneにもこの機能が搭載されているのだな。

「フォトグラメトリ」とか「空間スキャン」とか「3Dスキャナー」とかで検索するといろいろと出てきます。

 

5年くらい前は同じような仕組みを作ろうと思うと、桁違いのお金がかかっていたのですが、今はほぼ無料でできるような仕組みが登場してるわけですよ。

工事現場の様子を三次元的に記録したりできるようになってるので、現場の打ち合わせとか確認がものすごく楽になったり効率化が進むような気ががします。

今はまだ少しハードルが高かったりしますが、数年後にはごく普通に当たり前の気楽なツールとして普及しているような気がします。

いろいろ試してみよう。

少女邂逅

「少女邂逅」見ました。

地方独特の閉塞感というか失望感のような無力感のようなものに絶望しそうな少女たちの物語。

映画の中では少女漫画なんかにありがちな同級生とかとの恋愛の要素はほぼなく、途中少しだけ生物教師とのわずかな恋愛感情を匂わせるシーンがあるだけでした。

地方の学生にとって、「東京へ行く」というのは、一発逆転というか、閉塞感を打ち破る唯一の手段のようなところがあります。

地元に残ることは若者にとって変わらない退屈でつまらない絶望が平穏に続く日常といっしょに過ぎていくのです。

実際は地方には地方のいいところや変化や面白いところもあるのですが、情報ソースがテレビやラジオ雑誌などのマスメディアが主だったりすると、そういう魅力や情熱というのは、若い人たちには届かない、届きにくかったりします。

高校生にとっては、テレビとか雑誌とかネットメディアにしても、東京発信の情報がヒエラルキーの上部に位置しているのは、自分が高校生の頃とあまり変わっていないような気がします。

SNSにしたって影響力のあるインフルエンサーは東京周辺に在住しているし、グルメやらファッションについては都市圏の情報がメインになっているのだな。

50を過ぎた今になって思うんは

世界というのは自分の器と対になるものだから、自分のサイズが小さいと世界もちっぽけにしか見えないのだなということだ。

では、50過ぎた自分にとって世界はどの程度の大きさになったのか、ということですけれども、

確かに自分が高校生の頃に比べたら世界の広さというのはかなり広がったなと思うのですが、

そうはいっても自分自身はちっぽけな器の人間ですから、世界を股にかけて活動しているビジネスマンだとか、アーティストに比べると、ぜんぜんちっぽけなんですよ。

つまり知らない世界が多いというか、ほとんどのことを知らないし、知らない世界もぜんぜん狭い範囲でしから「知らない」と認識できない。

勉強したりそれなりに経験を重ねていくことで、世界がどんどん拡大していくわけで、その後悔は、

「もっと勉強しておけばよかったな」

「学生のうちに沢山本を読んでおけばよかった」

「若いうちにもっといろいろな経験をして、失敗しておくのも大切だったな」

というような感情として自分の中に溢れてくるわけですよ。

 

けれども、命を失ってしまうような失敗だとか、本当に取り返しのつかないような経験までを肯定してしまうのも間違いな気がします。

それはイジメだったり暴力だったり犯罪行為であるとかするのですが、結局はそういった経験は肯定すべきではないと思うし、謝罪や悔恨があったとしても、相手を許すのはまた別の問題なのだろうなとも思いました。

自分の中の憎しみであるとか辛さ、痛みと向きあうのは、結局は自分でしかないわけで、乗り越えることができるかどうかなんですよね。

 

最後、東京へ向かう列車の中にほかのお客さんがいない、

というのもなにか象徴的なものを感じました。

 

 

 

 

乾燥肌で背中がカユイ

乾燥肌なのだ。

この季節は空気が乾燥して、いろいろなところが痒くなる。

カユイ、痒くてたまらん、なんとかしなくては、背中を掻こうとするのではあるが、いかんせん歳のためか届かなかったりする。

定規を使ったりするのだが、イマイチポイントがズレてしまうので上手に掻けない。

そこで孫の手である。最近の伸縮式のは500円くらいで手に入る。

 

カギになっているところがポイントに届くと極楽なんですが、使っていると一点残念なところが出てくる。

伸縮するところが回ってしまうのだ。

 

サキッチョ部分がカユイところに当たらないで、平べったいところが皮膚をなでてしまいイライラするのである。

なんとか回らないようにしようということで、ペンチのようなもので、少しシャフトの部分を凹ませるのだ。

こんな感じ

 

こうすることでクルクル回ることなく、満足するまでカキカキできるのである。

 

むふー極楽極楽。

 

かばんの中と机の引き出しと寝床の枕元においていると安心なのだ。

採用募集用のページ

会社の採用募集のページをつくろうということで、とりあえずWordPressを入れてみました。

まだデザインもまったく決まっていません。

とりあえず人数は足りているので、2022年の新卒者募集に焦点を合わせて情報発信していく予定です。

募集は2021年の6月からの開始になるので、年明けてから3月中頃には完成させておきたいなと考えています。

それにしても、WordpressとかMovabletypeなどのCMSが世の中に登場したときは、

「これからは高校生でもホームページが作成できるようになる」

「ホームページ作成業者さんとか職を失うんじゃないか」

などと思ったものですが、それから十数年が過ぎましたが、

ホームページを作れる人の数はほぼ増えていない気がします。

ホームページ作成業者はそれなりに増加したとは思うのですが、中小零細企業の社長がHTMLやCSSを書くことができる、、ようにはほぼなっていません。

 

レンタルサーバーを借りて、自分でFTPを操作して。パーミッションの設定をしたりDNSの設定をするだけで、ITスキルというのはそれなりに身につくと思うのですが、学校の「情報」の授業ではそういう実習はしていないっぽいです。

 

電子マネーは現代のシャイロックなのか

電子マネー使ってますか?

僕は使っています。

基本的にはドコモのIDを使うことが一番多いです。

PayPayは最近は使ってません。

LINEPayは残高がいくらかありますが一回使ったきりです。

楽天ペイも残高はありますが、まだ使ったことがありません。

Suicaも残高がありますが、下関では駅が対応していないので、使うチャンスがほぼないです。(自動販売機でも使えないし)

普及してきたとはいえ、地方、とくに下関市のような田舎では、使う人はまだまだ少数派です。

さて、この電子マネーというやつは、使用して銀行口座からお金が引き落としされるまでにタイムラグがあります。

例えば、今日、10月20日に1000円の買い物をすると、引き落とされるのは、11月25日ということになります。

つまり今日お金がなくても35日後に支払えばいいわけですから、35日間お金を借りているのと同じことです。

しかも現金で今すぐ払っても、35日後に口座に入金しても金額は同じ1000円ですみます。

(もちろん、残高不足で支払わなかったりすると延滞手数料を加算されることもありますが、ここではそれについては考えません。)

ということは。金利0で35日間お金を借りたのと一緒です。

 

そうすると、電子マネー屋さんは、儲かりませんから、「手数料」ということで、売り手のお店にお金を請求します。

とりあえず3%だとしましょうか。

考えようによっては、この3%の利息を買い手に代わって、支払っているということになります。

で例えば翌日店舗に入金されます。

1000円の3%ですから30円が差し引かれて残りの970円が振り込まれるわけですが、1日で3%ということは、年利にすると何パーセントになるのかなーなんてことを考えると、

3%×365日=1095%

つまり年利1095%でお金借りてるみたいな感じがするのです。

 

うーん、計算方法が間違っているのかもしれません。

 

年利1000%超えてるとか、理性的に考えるとアホじゃないですか、

 

でも、そういうふうに考えると、

 

電子マネーで払おうとは思うのですが、電子マネーでもらおうとは思えないのです。

 

 

 

 

レプリカズ

ネトフリの新着でキアヌ・リーブス主演映画「レプリカズ」が観られるようになっていたので早速見てみた。

キアヌ演じるウィリアム君は、ある医療系のバイオ企業に勤める科学者です。

死体に針をぶっさして、人間の記憶や意識を取り出して、そのデジタル化したデータをロボットにコピーするというちょっとアレなキャラクター。

「人間は過去の出来事と過程の総計、神経科学だ。」なんて奥さんに語ってしまうような人間で、あまり魅力的ではないです。

決断力もないですし、哲学や信念もないっぽい。

そんな彼の仕事ですが、実験がここにきて失敗続きです。

上司から「次失敗したらクビね」ということで、どうしようとクヨクヨしています。

こりゃ研究所にこもってでも実験をしなければ!という風になるのかと思うのですが、なぜかしっかり休みを取って、友人のエドに船を借りてバカンスを楽しむために港に向かいます。

その途中、乗っていた車が事故って、奥さんと子供三人が死んでしまいます。

 

ウイリアム君は考えますよ。

そうだ、「人格をコピーして、レプリカを作ればいいのだ」

 

で、彼はそれを実行に移すのですよ。

 

途中、再生した家族が食事の仕方が奇妙だったり、奥さんがジョギング中になんか怪しい表情になったりするという伏線があるのですが、回収されません。

脚本が途中で変わったのかもしれません。

あと主要人物のうちエドくんだけが死んじゃってるのですごくかわいそうです。

むかつく上司のジョーンズはなぜか生きているし、それならエド君もレプリカったらよかったのにと思いましたよ。

 

まぁ設定の所々が非常に浅いのですが、その分自分で深く考えると面白いのかもと思いました。

「人間を複製することがなぜ倫理的にダメなのか」

「人間にとって意識とはなんなのか」

「魂の存在はあるのか」

「肉体が人工物だとコピーはだめなのか」

「コピーされた人格は会社の持ち物になるのか、所有者はだれなのか」

「電子化された人格はコピーがいくつでもできるのだから、そうなると人にとって死とはなんなのだろうか」

「肉体が死んでも意識があるならば、人間にとっての本体は肉体と意識とどっちなんだろう」

「そもそも意識とは何か」

みたいなことを自分で考えるいいきっかけにはなるのではないかな、なんて思いました。

小説とか脚本を書く人はこの映画を見て

ここはこうしたら面白いはず!

ここのところをもっと膨らませてホラーテイストに!

みたいな感じで30本くらい物語が作れる作品だと思うので、ネタに困ったクリエイターさんは見るといいのではないだろうかと思います。

 

創作系の思考回路をもっている人だったら、奮起すること間違いなし。

 

iPadのマークアップを使ってみた

iPadもiPhoneも「マークアップ」というのがあって、写真に書き込みをするのがずいぶん簡単・手間いらずになってたんですね。

知りませんでした。

iPadの写真の管理はgooglePhotoを利用していたので気が付きませんでした。

あと、iPadよりもPCのほうで画像編集することが多かったのです。

ほかにもスクリブルとかいう文字認識機能もあり、こちらはまだ日本語は今一つのようですが、けっこう便利に使えるようになってきたのですね。

知らないことばかりですよ。

今年になってiPadを買い替えていたのですが、使い方が昔のままなので使用アプリのバージョンアップをしないといけませんね。

トリミングができたり簡易なフィルタをかけたりと、いろいろな機能が使えるのですが、使う人間のスキルがなければ、まさに宝の持ち腐れなわけですよ。

まだまだ紙にアイデアや文章を書きだしていろいろ考えることが多いのですが、iPadをもっと活用したほうがいいのかもしれないなとも思ったりします。

アップルペンで文字を書き込むのもなれないとヘロヘロな字になってしまいますよね。こればっかりは慣れなんでしょうから、毎日30分くらいはペン入力の練習をしたほうがいいのかもしれません。

実際、テキストを書くのはqwertyキーボードで入力するほうが早いのですが、これだって慣れるまでには時間がかかります。

最初のうちは文字で紙に書いたほうが早いような気がしますが。

慣れてしまえばキーボード入力のほうが倍以上のスピードで行えるようになれるわけです。

何かスピードを圧倒的に早めようと思ったら、どこかで足ふみというか、練習時間というか慣れるまでの準備期間というか、そういう時間が必要なのかもしれません、というか必要なのでしょう。

あとsurfaceも使っているのですが、こっちはなかなかペンを使って入力しようというスイッチが入りません。

どうしてなんでしょうか?

立ち上げに時間がかかるからというのが、自分の考える一番の原因だったりします。

 

 

LINEで位置情報を共有しよう

まずは「位置情報を共有したい相手」のトーク画面を開きます。

 

左下にある「+」をタップします。

次のメニュー画面が開いたら

「位置情報」をタップします。

すると地図画面が開いて「位置情報」が表示されます。

赤いポインターの位置を対象地点に合わせます。

日本指で地図を動かしたりズームしたりして調整します。

位置が決まったら

「この位置を送信>」というところをタップします。

バッチリ位置情報、つまりは地図が送信されました。

これで現場指定も楽勝ですね。

パッキン工事 下から見るか 横から見るか

水回りの修繕工事で高額請求があいついでいます。というようなニュースや報道がワイドショーを賑わせていたようですね。

うちの会社にもたまに一般の方が

「水栓の水が漏れている」

「トイレの水がとまらない」

「トイレが溢れてしまったのでなんとかしてほしい」

といらっしゃるのですが、金子商会は材料屋なので、自社工事はいっさい行いません、どうしてなのかというと、

まず「水道工事」ですが原則として「水道工事は指定された事業者じゃないとやってはいけません」という水道法のきまりがあるのです。

ですからそういうお客さんがいらっしゃったときは、弊社と取引があり、かつ、できるだけ現場に近い業社さんを紹介することにしています。

まぁ、そんな感じで金子商会のことを知っている人は、とりあえず悪徳業者にはひっかかりにくいのではないかと思います。

 

で、お客様が悪徳業社にハマってしまうのを防ぐために、地域の水道屋さんや、うちのような水道資材店、あるいは水道業界に所属する者はどうすればいいのでしょうか?

まずは、自分のしている仕事について地域の方によく知ってもらうこと。

それから建築業者としっかり連携してお施主さんとのパイプを強く太くしておくこと。

価格については、出張料・交通費・技術料・工賃を事前に設定し情報を見えるようにしておくこと。

建築工務店・ハウスビルダーであるならば、引き渡す際に給水排水の配管図面をお施主様に渡しておくこと。

水道設備店さんであれば、引き渡す際にお施主様に「なにか水回りのことで困るようなことがありましたら連絡ください」と伝えておくこと。

パッキンの取り換えだけで5000円くらいかかることもあることを説明できるようになっておくこと。
出張交通費、技術料などは、遠慮しないで請求するようにしましょう。

昭和の時代はケレップ1個交換して料金は缶コーヒーでいいよ、サービスにしておきますよということもありましたし、今でもパッキン取り替えて10分くらいだったら無料でいいです、というような業者さんもいらっしゃいます。

が、

それは、ご近所つながりがあって、お客さんと水道屋さんの信頼関係構築費というものに含まれていた時代だったのだと思います。

今から40年まえは便器などの衛生器具も定価取付が普通でしたし、今とは施工方法も違っていたのでできたのだと思います。

まちの住人が困ったときに、思い浮かぶのが二丁目かどの田中水道工務店さんだけしかいなかった時代は、田中さんはご近所のお知り合いであり持ちつ持たれつの仲であり、もしかしたら友達だったりしていたので、

「お金なんていらねーよ」と言ってれば年末に瓶ビール1ダースになって返って来ていたりした時代の出来事だったのです。

でも、今はそういうつながりを持っている工務店さんはどちらかといえば少数派なわけです。

ですから、例えば、あなたの会社では、顧客リストが300件以上あって、定期的にニュースレターや挨拶状を送ったりしつつ、展示会を開催すれば常に100人以上の人が必ず集まるような仕組みができているなら、ケレップ取り換えは無料でも問題ないと思います。

でもそうでない、そういう仕組やつながりを持っていない水道設備店さんは、そういう戦略は難しいと思います。

ですから、ハウスメーカーの新築現場の下請中心の設備業者さんは、引き渡しのときに「何かあったら当社に直接連絡してくだい」と、お施主さんに伝えておくのも手ですし(大人の事情でそれはダメ建設会社を通すことみたいなところもあるかもしれませんが)
修理はめんどくさいしお金にならない、といって断る設備店さんもいますので、それなら修理に動ける人とのパイプも持っておくべきです。

また建築工務店さんも水工店さんを下請けに使っているからといって、タダで修理に行かせるようなことはやめたほうがいいし、水工店さんも、元受け工務店にちゃんと工賃の請求はしましょう。

建築工務店であれば、水漏れや困りごとがあったときなどに動きが早く手間がかからないことは、魅力的な外注要素でもあります。
むしろ協力会社として「クレーム時にすぐに動いてくれる」「なんとかしてくれる」水道設備店というのは元請工務店にとってはかなりな魅力になります。

それから料金(工賃・技術料・交通費・実費部品代)修繕内容(ケレップの取り換え)などをタグ付けして投稿するようにしましょう。

技術料や工賃というのは、自社が生み出す立派な価値です。

10分で水漏れを直したとしても、そのために必要な工具、移動時間、それが10分でできるようになるまでに積み重ねた経験の数々、適切な資材の選定などなど、お客様がなっとくできる料金であればしっかり請求しましょう。

元請業者もメンテナンス料は契約して金額を決めておきましょう。

初期不良や施工不良については問題外ですが、追加工事や実費・手間が発生する現場についてはその手間代を支払うようにしなければいけないし、

水道工事店さんも請求するようにしましょう。

ハウスビルダーの下請けをしている水道設備店さんは、新築引き渡しのとき、お施主さんにとっての頼れるメンテナンス依頼先になっておきましょう。

そして、少なくとも自社の半径4キロメートル内の住民の方と、「水回りのこまりごと」があればすぐに相談してもらえるような信頼関係を作っておきましょう。

そのためにはなにが必要なのか、情報発信ですよ、PR(パブリックリレーションズ)ですよ。

そのためのツイッターでありインスタグラムなわけです。

ツイッターやインスタのアカウントで修繕現場のビフォアーアフターをつぶやくときに、地域名「下関市川中本町」とか「伊倉新町」とか「綾羅木南町」いれるようにする。

お客様の感想も聞いて投稿する。

そうすると次第にそういうデータが集合知となって落ち着くところに落ち着きます。

地域に根を張った後ろめたさも後悔もない、適切な請求金額っていうものが、肌感覚でつかめるようになるはずです。

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