正解は三年後

自分は今年53歳になるんですけど、まぁ生きてきて今ほど先が見えないというか予想がつかないというには経験したことがないです。

大学を卒業して社会人になったときにバブル崩壊というのがありました。

あとリーマンショックというのもありました。

で、そういう経験というか日々を思い出すと、こうしたほうがよかっただの、こうすべきだだの、この政策は間違いだとか、インフレになるとか、まぁいろいろな主義主張があって、これが正しい、あいつは間違ってる、この方法は最悪だ、ありゃぁ悪手だね、みたいなことを、偉い学者さんとか立派な政治家の人が主張するわけですよ。

正しかったこともあれば間違ってたこともあったわけです。

そういう答え合わせができたのは、三年くらいたってからなんですよ。

とくに今起きていることは、いろいろな対策が行われているわけですけれども、それが正しいか間違っているかなんて、現時点では誰にもわからないわけです。

ダイヤモンド・プリンセス号の対応にしても最中はいろいろ批判されたりしてましたけど、なんかあれはあれで正解っだったよねって感じに落ち着いています。

 

自分が誰か他の人にアドバイスするとしたら、と考えてみましたよ。

ちとえらそうかもしれませんが、参考にしていただけるとありがたいです。

ネットの情報の海で溺れてしまわないようにするためのコツみたいなことを含めて書いてみます。

「この情報は大事です!!拡散希望!!」

やたら!マークを使ってる。あと「拡散希望」って書いているアカウントはブロックしてます。脅すような文章とか「許さない!」なんて言葉を使ってるアカウントはミュートかブロックするようにしてます

マスメディアのアカウントはフォローしなくていい(むしろブロック推奨)

自分はyahooニュースとかライブドアニュース、各種まとめサイトのアカウントもブロックしてます。別に困らないし、志村けんさんの訃報もちゃんと知ることができました。

政治家の人の発言は話半分、事実のみを把握する。

政治家の人の発言は基本的にポジショントークだと思っています。「これは言ってはいけないなぁ」とそれなりに考えながら発言・広報をされているので、鵜呑みにはしないようにしています。

それは事実かそれとも意見なのか見極める。

ニュースは事実を伝えているように見えて実は半分~9割くらいは記者の方の意見だったりします。

例えばこちらのニュース記事ですが、赤い部分はすべて意見です。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響が、これまでインバウンドの恩恵を受けてきた観光とその周辺産業、東京オリンピック・パラリンピックを含む各種イベント産業を直撃している。そして、その中で住宅産業について現在、住宅設備の品薄というかたちで影響が表れ、住宅事業者と施主に混乱が生じている。

本稿ではその要因・経緯を解説するとともに、住宅産業の基本的な構造などを改めて顧みることで、今後の展開について考えてみる。住宅は自動車などと並ぶ内需の柱であり、今後の日本経済の動向を占ううえで重要と考えられるからだ。

部品調達が住宅供給全体に影響
まず、現状、住宅産業でどのような事態になっているのだろうか。2月中旬から住設・建材メーカー各社でキッチンやバス、トイレといった水回り製品の供給に遅れが発生。ハウスメーカーなど住宅事業者はもちろん、消費者にもホームページなどを通じて周知を始めた。例えば、最大手の1つであるLIXIL(リクシル)では「弊社商品納期に関するお知らせ」の中で「中国全土での新型コロナウイルス感染拡大の長期化により、協力会社からの部品供給に遅延が生じ、弊社商品の一部の生産・供給に、遅れなどの影響が出る可能性があることが判明した」としている。

このアナウンスからうかがえるのは、設備を構成する部品の供給がストップし、設備の供給が滞っているということ。また、その生産地は中国であり、サプライチェーンの一部が途切れたことが、今回の事態の原因になっていることを示している。

近年の住宅設備は多様化、多機能化している。キッチンを例に挙げると、レンジフードやガスコンロ、IHクッキングヒーター、レンジフード、食器洗浄機などといった付帯機器があり、それらも同様に品薄状態になっており、影響を大きくしている。

このほか、給湯設備や照明器具、エアコン、ドアなどの内装・建具部材、石材や門扉などの外構部材などにも供給の遅れや品薄状態が発生、またはその可能性が浮上している。

つまり記事のうち事実は以下。

2月中旬から住設・建材メーカー各社でキッチンやバス、トイレといった水回り製品の供給に遅れが発生している。

ハウスメーカーなど住宅事業者はホームページなどを通じて周知を始めた。

レンジフードやガスコンロ、IHクッキングヒーター、レンジフード、食器洗浄機などといった付帯機器があり、それらも品薄状態になっている。←どの程度の品薄なのかはわからない。

給湯設備や照明器具、エアコン、ドアなどの内装・建具部材、石材や門扉などの外構部材などにも供給の遅れや品薄状態が発生している←こちらもどの程度の品薄なのかはわからない。

ニュースを見るときは事実だけに注目するようにしています。

立派な先生や政治家が正しいとは限らない

自分の専門分野でないことにコメントしてるなーと思ったら、その意見には距離を置くようにします。経営者ですごい実績があるひとが治療方法を批判したり、感染医療の専門家が社会的な対策を非難したりすることも多いですけど、そういうのは見なかったことにします。

というわけで、マレーシアに留学している学生さんはすっごい勉強の機会なので、しっかり自分の目で身体で世界を見つめて欲しいです。

今回得られる財産は唯一無二だと思いますし、親御さんは心配かもしれませんけれども、21世紀の津田梅子のような心意気で、健康・衛生管理に気をつけて学生生活を送って、日本に帰ってくることを願っております。

 

Wi-Fiが復活してよかったです

結局wi-fiルーターは故障していませんでした。

ルーターモードではなくブリッジモード(APモード)にしたらつながるようになりました。

それにしてもこのルーター周り、ぐちゃぐちゃですな。ケーブルが長すぎるのも原因なんですが、部屋の模様替えとかしたときに短くして届かない、ということもあるので、長いままにしてます。

会社のLANとか販売管理ソフトとかデータベースの保守・設定・管理は、システム会社さんに依頼しているのですが、やはり零細企業の経営者たるもの多少のネットワーク構築知識は持ち合わせておきたいものです。

自宅のNASくらいは当然として、ちょっとLANの設定くらいはなんとかできるようになっておきたいなと考えたりします。

5Gが当たり前になってVPNの設定くらいは自分でできますよ、というくらいの知識があるのが2025年のスタンダードなんじゃないか?と自分は考えているのですが、どうもそこまでやろうという人は少ない、というか周りにまったくいないので、日本企業のIT化はまだまだだなぁと思う今日このごろなわけですよ。

で、「働き方改革推進支援助成金」新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコースというのがあるので、「これを使うとパソコンが新しいのに買い替えできるかも!」と邪な考えを浮かべたのですが、

パソコン、タブレット、スマートフォンの購入費用は対象になっていなかったので、ちょっとガッカリしております。

あと、実施機関が2月17日から5月31日。

うーん、短いですよ。三ヶ月で打ち合わせして、コード組んで、バグの検証して、実際に運用までやるとか、そりゃ無理ゲーじゃないだろうか?

というか、地方にそんなことできる企業なんてないような気がします。

あと、就業規則とかもテレワークに関する規定を整備するとか、社労士さん入れてやったほうがいいようなこともあります。

VPN導入するほどでなく、リモートデスクトップで十分かなと思われるのが零細企業のITCなのでお金をかけようと思わなければとにかくお金がかからない方向で進めるのも正解なのではないでしょうか?

ここは戦場ですか?

医療関係者の親しい友人がいるわけではないのですが、肺炎でなくなる方はどのくらいの数いるのか知りませんでした。

そこでネットにある資料をいくつか探してみました。

大体8%くらいの人が肺炎で入院して亡くなってる。

平成28年に肺炎で亡くなった人数は117,629人。

肺炎は脳血管疾患を抜いて、がんや心臓病に次ぐ日本人の死因3位だ。

医療関係者を兵隊さん、医療現場を戦場だと例えてみると、毎月多い月は3万人くらいのかたが、肺炎という敵に殺されているわけです。

これまでは、遠い戦場で戦いが繰り広げられていたわけですが、ある日を境にいきなり本土決戦が始まったような、そういう体制になってしまったように感じます。

正しい戦い方をしないといけないなぁと思います。

 

マスクを買うために並ぶ。

熱があるのに我慢して働く。

そういうのは間違った戦い方なのでしないようにします。

 

 

正しい戦い方は

規則正しく健康的に暮らす

疲れたら休む

具合が悪いときは休む

熱が出たら休む

人混みは避ける

手を洗って清潔にする

歯も磨く

毎日風呂に入る

笑顔でいる

とにかく寝る

家でゲームをする

そんなところでしょうか。

 

悲しいけどこれ戦争なのよね。」

そういう覚悟が必要なのかもしれないです。

 

「君は生き残ることができるか?」

つくづくガンダム脳なので、家で映画見ようと思います。

 

 

春分の日

今日は春分の日ですが、弊社は祝日も午前中は営業しており当番社員が二名ほど出社しています。

世間では三連休の一日目という方も多いと思います。

現場作業を祝日に行うお客様はけっこう多いです。

半日だけでしかも配達なしで店頭渡しのサービスなんですが、それなりに売上もあります。

世間はコロナショックで大変なのですが、いまのところ現場は通常通り動いています。

しかーし!

TOTOのウォシュレットが納期未定になるなどで、着工予定が伸びる現場もちらほら見えてきました。

いまのところいつまでに通常通りになります、とは言えない状態なので、4月からは仕事が止まる、売上が減少するというリスクが高まってきました。

資金繰り、資金計画しっかり書き出して早めに対応しておかないといけませんね。

イタリアはコロナウイルスのせいで町中から人の姿が消えているようですが、一刻も早くこの状況が終わってほしいです。

 

時短の科学

「科学とは再現性があること」と言ったのは誰だったか忘れましたが科学的なアプローチというのは外してはいけないなと思うのです。

うちみたいな零細企業にとって「労働時間を減らせば生産性が上がる」というのはほぼ嘘です。

「労働時間を減らせば売上が減る」

これが事実ですよ。間違いないです。

営業日を減らしたり営業時間を少なくしたら間違いなく売上は減ります。

レストランや居酒屋、ホテルなど「サービス」で売上を出している企業であれば100パーセント間違いなく数字は低下します。

金子商会は土曜日も営業していますし、祝日も午前中は営業しています。

お客様であるところの水道工事店さんは盆・正月・GWは仕事をされないようなのでお休み頂いています。日曜日も休みです。

で、来年の休日カレンダーを作成しているのですが、年間休日を計算したところ125日になりました。

で、今年と同じように5日間の有給休暇日を指定しているので130日休みになってます。

で、こちらの本にも書いていたのですが、

「忙しいときに効率よく少人数で対応することが生産性向上ではないのか?」という質問に対して

「それは違います」と即答で返ってくるのがもう100%同意なのです。

「忙しくないときに従業員の手が空いている時間、つまり『手待ち時間』をどう減らすかが、生産性向上につながる。

経営者がコントロールすべきなのは、忙しい時間帯ではなく、ひまな日や時間帯なのです。」

とりあえず有給休暇を消化してもらったりインフルエンザで出社できる社員が半数になってしまったときが、それを見極めるチャンスなので、カゼの流行するこの時期、社内のシフトや業務の因数分解をするといいんではないかなと思ったりしました。

医療保険とかハイパーメディカルとか

今日保険の人の話を聞いた。

時間にして45分ぐらいだったろうか。

彼とは初対面である。

商品はAIUのハイパーメディカル

いきなり商品の説明をされるわけだが、正直、今ひとつよくわからなかった。

そもそも「保険」というのはわかりにくい。

契約したときにギッチリと書き込まれた小さな文字を見るだけで、もうわからなさ全開である。

メリットは個別告知は不要ですよとか、損金になりますよとか、言われても「ふーんそうなんですね」以上の感想は出てこない。

いろいろ聞いてみたいなーと思うところあって、

今現在会社で掛けている保険証書をいろいろ見せた。

自動車保険とかアクサ生命の福祉共済制の書類とか。

自分としては、そういう諸々の書類を見て、一覧表にして、それらの保険のメリットであるとかカバーしているところとか、長所とか、弱点とか、いろいろなことを見てもらって、

バランスがいいとか悪いとか、

この部分は掛け金が大きすぎるから削った方がいいとか、

それぞれの保険がいい感じで補い合ってるとか、

それぞれの保険が重複している部分があるので整理したほうがいいとか、

そういう会話を期待していたのだけれども、

そういうのは一切なく、

ただひたすらハイパーメディカルの説明をされただけなのであった。

あと経営者が考える保険のメリットと

社員が考える保険のメリットは違ったりする。

そこのところもちゃんと説明してもらいたい。

保険の営業マンさんに言いたい。

保険を売るのはあなたの仕事ではない。

相手にとっての
「      」と「       」、そして「         」を
提示することだ、

それがあなたの仕事なのだ。

ちなみに「  」には安心とか愛情とかそういう言葉は入りません。

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