ブラック・パンサーはリーダーが組織にとって大きな方向転換をするタイミングの勉強になると思った話。

先日、映画ブラックパンサーを見に行きました。

世の中が科学技術によってそのあり方が大きく変わろうとしている時代に、ワカンダという国の王様になってしまった若者は悩むわけですよ。

「ホンマに今までのままでええんかいなぁ?」

外の世界に送り込まれた同胞は、世の中を見て思うわけですよ。

「今までのままではいかんのではないか?」

人と人の繋がり方が変わってきている時代に、今までと同じやり方ではたしていいのだろうか?

その姿勢や行動は正しいのか?

もっと違う方法があるのではないか?

世の中のあり様が、すっかり変わってきて、今まで正しかったことが揺らいでしまい、判断や対応を誤ってしまうとすべてを失ってしまう、そういうリスクが大きくなっている今日このごろなわけです。

まず大きな変化としては「うそ」「ごまかし」「かくしごと」が難しい世の中になってきたということですな。

そこで取ることのできる戦略は「正直であること」しかなくなって来てる。

そして「筋を通す」「仁義を切る」こともますます厳格になっていくのかなと思います。

とはいえ、どんなに時代が変わっても、本質とか目的は変わらないわけですよ。

「ワカンダの人が幸せに暮らす。」そのためには「迫害されている同胞もみな幸せでないとダメだ。」

キリスト教がいうところの「隣人」の定義が電話のなかったころとは大きく違ってきているわけで、「みんな」という主語についてももっと深く考えないといけないよな、なんて思ったわけです。

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