夏が終わらない

気温が下がらないですね、連日30度を超えていてまだまだ夏真っ盛りという感じですよ。明日から9月になるので少しは涼しくなっていけばいいのですが、台風が通り過ぎるまでは暑いまんまということらしいです。

台風9号が三日後くらいに最接近するらしいので、用心しておかないといけませんし、次の台風10号もそろそろ発生しそうな空模様です。

台風が来るのは毎年のことで、問題はどこに被害をもたらすのかということですな。

下関市は毎回台風がそれてくれることが多くて、それほどひどい状況になった経験はありません。

とはいえ、平成の頃やってきた台風で高潮が発生して水族館が大きな被害を受けてオットセイ(あしか?アザラシだったかな?)が逃げたりするという災害に見舞われたこともありました。

本当に災害というのは、タイミングというかいろいろな偶然がピッタリ重なってもたらされたりするので、気をつけるにこしたことはないのですよ。

水の確保と、レトルト食品をちょっと買い足しておこうと思います。

 

所属することで得られるもの

会社に勤めるということを考えてみる。

ちなみに「つとめる」という言葉は漢字で書くと

勤める、務める、努める、勉める、と出てくる。

他にも孜める、劼める、劭める、勗める、と出てくるけれどもこちらは当用漢字ではないので、まぁよい。

で、「会社につとめる」という場合は

「勤める」か「務める」という漢字を使う。

大体は「勤める」が多いかな。「職務に従事する」という意味合いだと思う。

努力する意味の「努める」は「会社に努めている」というような言い方はしない。

「会社で◯◯に努めている」みたいに会社と自分の間に置かれたなにかのために頑張ってますよ。とまぁそういうニュアンスになるのが「つとめる」ということで、「会社に勤めている」というのとは意味が変わってくるのだと思う。

会社組織というのは、その営業活動を通して社会に貢献する。

社会に貢献するというのは、社会の役に立つとか、社会に対してなんらかの付加価値を提供したり、損害を少なくするであろう利益を供給したりするということだ。

人々の役に立つ、例えばそれが娯楽であったとして、その娯楽によって人々の生活が豊かになっていくなら、それは立派な営業活動だと思うのだ。

会社に所属するというのは、社会に貢献している会社にいることで、その価値をより高めていく存在になっているということなのだろうか。

どういう仕事であっても、それを望んでいるお客様がいて、しかも喜んでもらえるなら、その仕事は社会に貢献している。ということになると思うのですよ。

そういう仕事で利益を得るのは間違いではないと思う。

一方、詐欺的なこととか泥棒とか犯罪行為によって得られる利益というのは、社会に貢献はしていないよね。

喜びに対する対価ではなく、単に奪っているだけで、なんの価値も与えていない。そういうのはやはりビジネスとは言えない。

何らかの利益に対する対価をぐるぐる回すことで経済はうまく回っていくのだと思う。

なんというか、ブラック企業とか、社員を使い捨てにするとか、鬱になって壊れてやめていく人が多い会社とか、そういう会社がなんでやっていけるのか、よくわからない。

よほどの利益があがるのだろうか?

所属することで得られるものがなにもない、そういう会社だとやっぱり儲からないと思うのだ。

 

給料袋は手渡しで

給料袋

うちの会社はお給料は袋に入れて手渡しです。

社長の自分が渡します。

社長のところまで受け取りに来てもらうのではなく、それぞれの事務机の場所に行ったり、倉庫の整理をしているところまで行って、まぁ一言二言「いつもありがとう」とか「今月もごくそうさまでした」とか言って手渡ししています。

給料袋には手紙が入っています。

今月の売上がいくらだった。

直近1年間の月ごとの移動合計の動き。

金子商会のクレドの話とか、借入金額の残高がいくらで今月の返済金額がいくらだったよ、とか

会社のクレドについて、来月はこうやっていこうね、とか、

これから先はこんなふうに世の中が変化していきそうだから、こうしていきたい、というようなことを手紙に書いています。

給与が銀行振込のところというのは最近はけっこう多いとは思うのですが、やっぱり現金でもらうと有り難みは違うなぁというのは実感としてあるのかなぁという気はします。

社員数が8人位というのもあります。これが100人とかの大きな会社だと、やっぱろゲンキンを用意するというのはちょっと怖いかなと。

 

 

健康診断

今日は健康診断ということで済生会病院へ午前中行ってました。

50過ぎたら人間ドッグとかで泊まり込みするのもいいのかなと思ったりもするんですけど、血液検査と胃カメラの数値でだいたいのことがわかりますし、今の所数値が全然問題ないので、ジジイが「俺は高血圧だからよ~」とか「尿酸値の値が洒落にならん数値ww」とか「コレステロールがヤバイ」なんていう会話とは無縁なので基本的な検査だけで十分なんだろうと考えております。

血圧が高くなったり数値がやばくなったら人間ドッグに行く方向で。

あとちょっと太っているのでやはり糖質はオフった方が良さそうなので、そこは気をつけて食生活を改善していこうと思うのですが、月に何回かはラーメン食べたりとかはしていこうと思っておりますよ。

低血圧

まぁ若干、低血圧なんですが。心電図とかも問題ないので、そんなに焦っておりません。健康のための散歩とか筋トレは今は暑いですのでほどほどにしておきますが、秋になって涼しくなってきたら、追い込みかけていく予定でございます。

明日は、配達の人が午前中検診を受けに行く予定です。

もうひとりの配達のスタッフは休暇日で休業なので、配達の人がいないという状況なので、ちょっと大変。

配達優先でがんばっていかないといけませんな。

ウイルスを正しく怖れる

やっぱり勉強しないといけないなと思う。

知らないこと多いし、そもそも細菌とウイルスの違いが分かってないままではダメなんじゃないかと思うので、とりあえず問を立ててみる。

  • ウイルスと細菌の違いは?
  • ウイルスの増殖と最近の増殖の違いについて述べよ。
  • ウイルスの感染の様子について正しく説明しなさい。
  • 飛沫感染と空気感染の違いについて説明せよ。
  • 現在までに発見されている感染症ウイルスの名前を10個あげよ。
  • 前の問で答えたウイルスの潜伏期間、症状、感染の種類、発生地域にちて空欄を埋めなさい。
  • ウイルスとバイキン英語で書くと?
  • ウイルスにはどんな種類があるか?
  • 季節性インフルエンザと今回のコロナウイルスの違いについてのべよ。
  • 季節性のカゼと今回のコロナウイルスの違いについて述べよ。
  • DNSウイルスとRNAウイルスの違いは?
  • ウイルスの増え方について解説せよ。
  • コロナウイルスには複数種類があるが、その総数について解説せよ。
  • ロベルト・コッホといえば?
  • パスツールといえば?
  • ジェンナーといえば?
  • レーベンフックといえば?
  • 免疫とはどういう仕組なのか、小学生にもわかるようポケモンのキャラクターをつかって説明せよ。(ただしポリゴンは使ってはいけない)
  • 自然免疫と獲得免疫の違いをのべよ。
  • 免疫を英単語に訳しなさい。
  • 野口英雄はどんな人?
  • 北里柴三郎はどんな人?
  • 志賀潔はどんな人?
  • ワクチンの仕組みについて
  • ワクチンと抗生物質の違いについて
  • タミフルはワクチンか抗生物質かそれとも違う他のなにかか?

このあたりを子供にちゃんと説明できるようには理論武装シておこうと思う。

 

 

個人的にはウイルスよりも寄生虫の方がこわいので、手はしっかり洗っておこうと強く思うのです。

とりあえず、今の段階で自分がやるコロナ対策は以下の通り。

手を洗う

十分に寝る

美味しいものをバランス良く食べる

適度に運動する

ストレスを溜めない

具合が悪いときは仕事を休んで休養する。

休養をしっかりとる。

 

 

マスクをするとか、人混みを避ける、というのは、一応してはいますけれども、しなくてもいいと思ってます。

 

「ものを売る」

「ものを売る」となると規模の影響力というのはやはり大きい。

いわゆる「売り場面積」というやつですな。

ランチェスターの法則でも売り場の床面積の広さはけっこう重要な位置を占めている。

で、最近元気な小売業といえば、下関だとトライアルさんとドラッグコスモスさんですな。

どちらもでっかい物流センターに一括でメーカーから仕入れて自社便(もしくは専門下請け)で各店舗へ配送・納品するというビジネスモデルだ。

トライアル物流センター

コスモスの物流センター

どちらもすっげー大きい。

これだけ大きいと問屋とか中間業者とかいらんですよね。

さらにどちらもプライベートブランドを持ってる。

ユニクロとかと同じで、製造から販売まで一気通貫で商売されており、すごいなぁと思いますよ。

最終的に商売というのは「作って自分で売る」ことだなぁと思います。

「ものを売る」というのはマーケティングだとか宣伝のコピーライティングだとか大事そうに見えますけれども、

バックヤードや物流の仕組み、目に見えない地味な部分があってこそなんだと思いますよ。

そういう「目に見えないビジネス」に特化してきたのが商社だったり卸業だったり物流会社だったり倉庫業だったりするのですが、今一度、自分の会社がどんなお客さんにどんな価値を提供しているのかをよく考えないといけないし、その意味合いをもう一段掘り下げると言うか、もう一段レベルアップするというか、新しい取り組みはやっていかなかきゃいけない。

その上で、小さな変化を積み重ねることも大事だし、でっかく変わることも必要になるかもしれない。

タイミングとか時期とかやる気とか運だとか、いろいろあると思う。

成長しているところはやはりなんだかんだ行って運がよい。

運がよいというよりもチャンスに強い。

チャンスに強くなるためにはやっぱり常日頃からの備えとか準備とか積み重ねが大事なんだろうなと思うことが多い。

 

 

 

人は便利には抗えない、サブスクは税金であり、GAFAはもはや新しい国家なのだ。

これは個人的な感想なんだけれども、

アマゾンで買えるものだったら、もうほかで探すのがめんどくさくない限りはアマゾンで買うようになってしまっている。

ほかのサイトを利用するのはアマゾンで買えない商品のときだけなのだ。

エグザイルの公式ファングッズとか、そういうものは、公式サイトでしか売っていないのでそこでしか買わない。

ある程度ブランディングされているものであればアマゾンなんて必要ないのだが、決済機能とかお手軽感とか、同業他社製品の有無によって、アマゾンのプラットフォームに乗っかるほうがビジネスとしては自社にとってもお客さんにとっても正解だよね。

ということはよくある。

つまり手間暇と価格を天秤にかけるのだ。

選択するのはお客様であることに変わりはない。

そう、最終的にはエンドユーザーであるお客様、つまり自分たちが選ぶことにはなるのだ

実際、TOTOのウォシュレットや水栓金具なんかの住設機器なんてアマゾンで買ったほうが金子商会の仕入れ値よりも安い場合もあったりするのだ。すごいよね、それでいて納期は翌日出荷とかだから、でも返品は基本的には受け付けてくれませんけれども。

だから金子商会は衛生器具の取り扱いは数年前にそういうことを見越して扱いを減らしてきたのである。

話がなんかそれた。

で、いまだに建築業界はファックスによる注文が多いのだけれども、それは家のような建築の場合、その発注元が多岐にわたっているからなのではないかと思うのだ。

瓦は商社Aだったりもするし、そもそも元受けがあって下請けがあって、孫請けがあって、同じ資材であっても仕入れ先が違ったりすることだってある。

もちろん元受け仕入れの一括発注、元受け全支給みたいな住宅工務店もあったりするのだが、いかんせん現場での立場に立った注文形態ではないので、使い勝手が悪く無駄も多かったりする。

やはり現場の注文は現場に近しいものがしたほうがいいのだ。

そんなおり、2019年の暮にアマゾンが量子コンピューターのサービス開始の予告をし先日運用を開始しました。その名もアマゾンブラケットですよ。

まぁようするにものすごく低価格で量子コンピューターを利用することができるのでAIシステムの開発にビッグバンが起こる(もしれない)ということです。

夢の自動注文処理システムが可能になるかもしんない。

メールでの注文は単品の場合は向いているのだけれど、20点30点と多数の複合的な資材や単位が違う商品群(個、本、袋、キログラム、リットルなど)一括で注文するときに誤解が生じて非常にわかりにくい。

「コンクリート20手配して」と言われたときに、それが20キロなのか20平米なのか20立米なのか20トンなのか判断がつかないのである。

現場は杓子定規にきっちりと注文することができないです。自分のことしか考えていないし、それぞれの職人さんは自分のやり方が普通だとおもっていますからね。

統一化できればメリットがあるのかもしれないけれど、それはあくまで注文を受ける側にとってであって、注文するお客様にはメリットらしいメリットはほぼない。

注文する人によって呼び方や単位が違ってくるのはよくあるけど、それは言ってもなおらないのだ。

水道屋さん止水栓のことをアングルと呼んだりするのは、地域によって違ってくるし人によっても変わってくる。

「ストレートのアングルちょうだい」・・・・「?」

だいたいストレートのアングルというものはないのです。

「ストレートの止水栓(床給水)」と「アングルの止水栓(壁給水)」があるだけなのだ。自分たちのような末端の卸売り会社は、そういうお客様一人一人の注文の癖のようなものを覚えて対応する。

けれどここにきてAIがお客様ごとの注文の癖を読み取って、「アングルちょうだい」と言われたときに、お客様によってストレート止水栓を渡すかアングル止水栓を渡すか正しく判断して発注処理ができるようになるのかもしれない時代がきたのですよ。

そこまで便利になってしまうと、なんでもかんでもそこに注文してしまうようになってしまうかもしれません。

それこそ、工具やドアノブ、おにぎりや生鮮食品までなんでも管でもアマゾンで買えてしまう。鹿児島の大型スーパーA-Zのようにないものはない、みたいな店舗が登場した時に、周りの小売店は駆逐されてしまうわけです。

そこで考えるのです。

今後アマゾンが生命保険のような年金制度をサブスクリプションで始めたり、フェイスブックがネット上に作り出すバーチャルな福祉国家の仕組みが老後の面倒を見てくれたりするようになったとき、従来のお役所仕事や国家の在り方というのは変わらざるを得なくなるのかもしれません。

「アマゾンプライム会員になって年金を積み立てればあなたが70歳になったときに8割引きの価格ですべての商品を購入することができますよ。そのうえ毎月3万円分のポイントがもらえます」

とか

「オプションの医療保険に入れば、24時間アップルウォッチがあなたの健康を管理、運動量や健康状態によって掛け金が安くなります」

みたいなサービスを始めたときに、サブスク料金と税金の境目がどこになるのか、そうなってしまうともう自分には区別がつかないわけですよ。

アドビ税とかモリサワ税とかいう言葉もすでに存在しているように、感覚としてはサブスク料金というのは、もはや新しい税金であり、そんでもって彼らはすでにお役所であり自治体であり国家であり、もしかしたら新しい帝国なわけです。

便利だからと言って一社に依存してしまうのはあまり賢いとは言えませんし商売としてはあまりよくないです。

そうなったときに建築業界や住宅産業だけでなく人々の暮らしや考え方がどんなふうに変わっていくのかは、誰にも予想できるものではありませんが、弊社としては、「すばやい」「たよれる」「やくだつ」をモットーに努力精進していくのでこれからもよろしくお願いいたします。

俺等の業界は何故ファックスなのか?

インターネットやwebサイトにログインしたり、はたまたメールやLINEで注文するのではなく、なぜかFAXや電話で注文を受けてしまうのか。

ネットで注文するメリットがお客様側にはほぼない。

例えばネット注文すれば価格が5%安くなりますよ、というようなことはあるのだが、その「ちょっと安くなる」こと以外にメリットがない。

デメリットが大きい、

仕入先やメーカー別にいちいちログインする、UXを覚えてそこのルールに則って注文する。

しかもミス発注は100%注文した方がリスクを負うので、怖くて注文できない。

いちいち正確にそれぞれのサイトのプロトコルに則った注文をしないと注文を受け付けてくれないのでハードルが高くなってしまう。

←例えばこういうメモの注文をシたいときに、注文先に一行ずつメールを書いて注文するとか、webサイトの注文フォームに一行づつ商品名を入力するとか、やるか?

という話です。

このメモだと8行なんだけれども、これだけでもわざわざ文章を入力して注文するとかめんどくさいのに、一つの物件で注文するときは30行とか50行とかまとまって注文することがほとんどなのだ。大きな物件だと100行以上の注文をすることになる。

となると、いちいち入力するとか、めっちゃ面倒くさいわけですよ。

それだったら、見積書をそのままファックスするとかになってしまうのです。

しかも商品ごとに注文先が違ったりするのですよ。こりゃ面倒くさいにきまってるじゃあないですか。

あとファックスで注文するというのはダブルチェックの意味もあるのかもしれない。

BtoBの場合たとえネット注文であっても、買い手側の注文のやり方が100%悪いというのは、よくない気がする。

問屋と買い手は同じ立場で、どっちが偉いとかどっちが上だとか、そういうことはなく対等なのだ。

お互いにミスすることを許しあえる関係でもあるので、お互いがお互いに対して「発注ミスや出荷ミスをすることもあるのだ」という、持ちつ持たれるというか、そういう信頼関係がないとよくなかったりするのだと思う。

人は入力間違いをする、それは確率的には0にはできないのだ。

だからファックスで注文して電話でダブルチェックするのだ。

それは二度手間のようではあるけれども、「お互いのミスをカバーする」ためのバッファとしての機能だってあるのだ。

「返品はいっさい認めません」みたいな商売はBtoBの場合はよくないのだと思う。

例えば、在庫商品であれば、よほど汚れてしまったり、使用して売り物としては成立しないないあという場合を覗いてすべて気持ちよく返品シてもらってOKですよ、というのが正しいのだと思う。

「つかって用事が済んだから返品します」というのは悪質だし、そういうのは返品はもちろん断るんですけれども。

あと、メーカーやお客さんごとに商品の呼び名や、サイズの単位がちがったりするのだ。

VBライニング継手の1/2

コア付LP継手の13

PQ継手の15

上の三つの継手は実は全部同じ規格でJWWAの規格番号とかもあったりするが、その番号を覚えている現場の職人さんは稀である、というかほぼいない。

で、このようにお客さんや職人さんによって呼び方が異なっているので、やはり注文するときに、商品が見つからないだの、入力できないだの、そういう問題というか抵抗感がうまれたりするので結局は「ネットで注文する」というのはひたすら面倒くさいのである。

「作った見積書を電子化、あるいはデータ化して、注文できるようにすればいいんじゃない?」という意見もわかる、高いお金でシステムを組んで、見積書をデータをしてアウトプット、そのデータを仕入先のABC商事へネットで送信できた。

「うわーこれはめでたい!めっちゃ便利やんけ!」

と思ったところで、そのシステムはDE商会やFG製作所やらHIJ産業機械商事には利用できないのである。

結局は紙に書き出した注文書を番号登録しておいた送信先に一枚ずつファックスしたほうが、かんたんで楽チンで確実やん、ってことになるのだ。

まぁそういうデータを共通化して、受発注や出荷業務を自動化したら便利じゃないの?という考えで進めようとしているのがいわゆる流通BMSとか呼ばれている組織なんだけれども、リンク先を見て分かるように2015年からあまり動いてない感じで、ユーザー数もそんなに増えていない。(ある法律が成立したので誕生した感のある団体だったりするのだが、まぁそれはどうでもいい)

なんか頓挫した感じがする。

この手のステークホルダーが多岐にわたりすぎちゃってる場合、標準化というのは多分ムリなんじゃないかなと思う。

既存の企業群が標準化するために共通のプロトコルに従ったり作り上げたりするというのは、ない。

全く違う業界が独自規格でエンドユーザーの支持を受けて一気に焼け野原にシてしまうのだ。

プラットフォームというのは、既存の企業にとっては新しく作り出すことができないのである。

その次代に生まれた新しい技術や考え方が新しいプラットフォームを生み出すのだが、既存の企業にとってそれは今ある売上をなくしてしまうリスクと表裏一体なのでなかなか手が出せない。

じゃあ、そういう新しい仕組みとか技術ってなんやねん?と考えるとそれはやっぱりAIとかなんではないかなーと僕は考える。

続きは明日書こう。

 

量子コンプーター

天下のアマゾンさんが「りょうしこんぴゅーたーをりようしたWebサービス「Amazon Braket」をかいししたよ。」というプレスリリースを発表したのですが、まぁ料金が安いみたいですよ。

基本的に英語のサービスなので、自分界隈のローカルな企業にはまったく関係ないのだと思いますが、イメージとしては「何百万円もするようなシステムを1時間100円くらいで利用できますよ」というようなことらしいです。

クラウドサーバーを利用することで、データベースとか機械学習だとかIoTだとかで、年間に何億円とかかっていた経費が、一月ポチポチ利用すれば5万円くらいですよというそういうサービスになるっぽいです。

 

「量子コンピューター」というのは、いまいちよくわからないしイメージも湧きませんが。そういうときは歴史を紐解いて考えるようにしています。

コンピューター、つまり電子計算機というのは、真空管とかトランジスタを利用していました。

そのあとICとかLSIとか超LSIとかになってきていて、どんどんその回路が小さく細かくなっていったわけです。

で小さくなっていくことで、その小ささの単位を表すときに「分子レベルの大きさ」とか「原子レベルの大きさ」という考え方があったのだろうと思います。

で「量子コンピューター」というのは、その「原子」よりもさらに小さな回路を利用するコンピューター

というイメージで考えればいいのだろうなと思います。

すっごい小さな回路なので量子力学的な影響を計算結果が受けるんですよ。

とか言ってもよくわからないですよね。

まぁ、コンピュータのチップは小さければ小さいほど、細ければ細かいほど計算スピードが早くなるわけですよ。

で、今までは原子サイズまで小さな回路を作ることで計算速度を上げていたのですが、量子は原子サイズよりもさらなに小さく作れるので、計算速度がさらに早くなると、まぁそんな感じの理解でいいのかなと思います。

で、量子力学の世界では一般の物理法則と違った結果が表れるらしいのですわ。

で、そういう違う結果を出すというふるまいをうまいこと制御すると、めっちゃ計算が早くなって、今までのパソコンだと計算に1万年くらい時間がかかっていたのが、3分くらいで処理できてしまうという、そういうものらしい。

だから値段もそれなりにしていたんだと思うのですが、今回のアマゾンのサービスではそういうの格安で利用できるようになるちいうことなのですな。

それまで何百万円もしていたものが100円で利用できるようになると、たぶん、いろいろなことが変わってくると思うのですよ。

「えーそんなのお金がめっちゃかかりますやん、そんな予算どこにあります?」

みたいなことを言って、地味な仕事を続けていたら、いきなりその仕事そのものがなくなってしまうみたいなことが起きたりするわけですよ。

 

宗教改革のときに、すっごく希少で高価な聖書が活版印刷で安く手に入るようになったり

IT革命で何十万円もしていた携帯電話が月々3000円くらいで利用できるようになったり

まぁ、すっごい高価なものがお安く手軽に利用できるようになってくると、いろいろな世の中の仕組みが変わっていくわけです。

 

とりあえず、今現在何百万円もするようなシステムが来年には年間利用料5000円とか、毎月300円で使い放題ですよ、みたいなことが起きるのだとおもいますよ。

バタバタするの良くない

会議中

夏休み明けの初日の営業日は去年も一昨年も割と時間に余裕があったのだが、今年はいきなり現場が動き出した感があって、電話が途切れることなく、その合間に来客やら配達やらで立て込んでしまい非常にバタバタした一日であった。

なんだかんだで不景気感のましているこの頃ではあるのだが、こうして注文や問合せをいただけるというのはありがたいことである。

今日は4時半から会議をする予定だったのだが、1名私用で休み、1名配達で帰社時刻が間に合わず、1名は私用で5時には退社。

ということになったので、来週に延期した。

会議と言っても、前月の売上の報告だったり、ちょっとした連絡事項の通達などのためのミーティングである。

月に一度くらいは売上や市場の動きについて関心を持ってもらうのが目的だ。

なにか対応策を出したり、行動計画を作って提出するだけなら、プリントを配布するとか掲示するとかでもいいのかもしれないのです。

しかし「これと、これを読んでおくこと」と言ってプリントを配っておいてもまぁ読んだりはしないよなというのが現実です。

あとは、経営指針の見直しをしたりするためにいろいろ意見を出してもらって参考にしたりとか取り入れたりするのも会議の目的である部分もある。

一応会社でTeamsを運用し始めたのですけれども、まだうまく使えない。

以前半年くらい、売上の報告するだけだったら、月例会議とかなくてもいいかもと思って、やらなかった時期もあったのですが、営業サイドから月に一度くらいは売上の把握を「わざわざ」しないと「毎月の売上がどのくらいあって今期はこのくらいの数字になりそうだ、もっと◯◯が必要だな。」なんてことは考えないので、行動に変化が生まれないのだということ。

日々やっている行動や習慣が正しい方向を向いているのか、そいうことを確認したりちょっと修正をするための要石として月に一度はミーティングをしたほうがやはりいいのだろうと思う。

会議をしたあとに行動に変化が生まれていれば、その会議は意味があったのだろ。

そういう行動変化を産まない会議であればやらなくてもいい、というかむしろやらないほうがいいのである。

あと日頃の情報発信についてもちゃんと読んでもらうためになんか工夫が必要なのだろう。

 

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