ゴーストバスターズ 2016年版 


2016年度版のゴーストバスターズを見た。

ビル・マーレーの出ている元祖ゴーストバスターズは1984年の公開だったんですね。

自分はロードショーではなくテレビかビデオで見た記憶があります。

どうしても比較してしまいますね。

話の展開としては2016年版は1984年版の半分くらいのシナリオで、1984版未見の人はそっちを見たほうが面白いと思うかもしれません。

なんとなく、主役の女性陣に魅力を感じなかった。

なんでだろうか?

いわゆる美人タイプの主人公ではなく、なんというか普通のオバサンっぽいからなのだろうか?

キャラクターがよくわかんなかった。

シングルマザーとかLGBT的な要素はコメディだと入れにくいのかもしれない。

カメオ出演で前作の俳優さんが出ているので、そこが「おおぅ!」という感じだった。

最初20分くらいは面白いと思いました。

この映画の中で事務員を採用するために面接する場面があるのですが、

男性経営者が受付事務員を選ぶときに「見た目で選んで、中身はバカでも構わん」というような考えの人が多いので、その皮肉なのかもしれないと思ったりもした。

「お茶だけいれてりゃいい」とか「電話をつなぐだけ」とか「コピーをとるだけ」みたいな、女性事務員に対してそういう考えな男性マネージャーに対して、

「あんたの女性採用の基準と対して変わらんよ。」ということなんでしょうな。

採用面接するときに見た目で決めるというのは、そういうことなんかなと、

思った次第です。

あと、採用面接のときに経営理念とかそういうこと一切ないし、映画だから参考にならんですけど、時間も5分位で終わってたし、

採用面接に時間をかけない企業はまぁ似たようなものかもしれない。

ビジネスとしてやっていけそうもない感じがして、商売人としては、応援する気になれない。

アフガン・レポート

実話ベースの映画。

アフガニスタン南部のカジャキで地雷に囲まれた状況の中、次々と仲間が犠牲になっていくというお話です。

対人地雷というのは、吹っ飛んだら即死するというわけでなく、生かさず殺さずの状態にするのが目的。

この映画の中でも、最初に一人が地雷を踏んでしまうのですが、

その兵士を助けるために他の兵士がさらに地雷を踏んで、どうすればいいんだ一体、というような状況になっていく。

で、結局、こういう場合チームのメンバーは仲間を助けるのがいいのか、それとも見捨てるべきなのか、そういうことを考えてしまうわけですよ。

そういう絶望的な状況に置かれていて、救助はなかなか来ないし、敵はいつ来るかわからないし、選択肢はどんどん減っていく。

さて自分だったら、それぞれの人物の立場になって考えると、どれが正解なのか、どう行動するべきなのかがよくわかりません。

ただ、このときの全員の目標はただ一つ。

「全員が生きて戻る」

ということなんだろうなと、思いました。

だからこそ、最終的にああなったのだなぁと、(ここはネタバレになるので、どうなったのかは書きません)。

調べてみると今世界には5000万個くらいの地雷が埋まっているそう。

こわいなぁ。

ゴーストスクワッド


井口昇監督の「ゴーストスクワッド」を見にいきました。

井口監督の作品で見たことがあるのは、「片腕マシンガール」「電人ザボーガー」「ヌイグルマーZ」「ゾンビアス」の四つしかまだ見ていませんのでファンとは呼べない自分なのですが、ツイッターで井口監督をフォローしていて、なんか面白そうなのと、タイミングよく東京へ出張する用事もあったので、渋谷アップリンクという小さな映画館に足を運んだのでした。

当日はけっこうな雨が降っていました。

前日と当日、20キロくらい歩いて疲れていましたし、映画館の中は暖房も効いて、椅子もゆったりしたタイプだったので、眠ってしまうかもしれない。

そう思っていたのですが、上映中一度も眠たくなることもなく、しっかりと最後まで見ることができました。

眠たくならなかったということですよ。

不条理な殺され方をした少女の復習が相手の生命を奪うことではなく、ある「救い」と「許し」だったことが、見終わった後になんというか心に染み込んでいきまして、いい映画だったと思います。

 

上映後、監督と、神門みのりさん、そして雑誌映画秘宝の田野辺尚人さんのトークショーもありました。

 

パンフレットを購入。

 

監督とみのりんのサインをしてもらいました。

 

しかし、こういうミニシアター系の映画って山口県に住んでると見ることが難しいので、amazonビデオとかhuluで見られるようになったらなぁ、と思ったり、でも大きいスクリーンで見るのもいいよな。

 

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