時短の科学

「科学とは再現性があること」と言ったのは誰だったか忘れましたが科学的なアプローチというのは外してはいけないなと思うのです。

うちみたいな零細企業にとって「労働時間を減らせば生産性が上がる」というのはほぼ嘘です。

「労働時間を減らせば売上が減る」

これが事実ですよ。間違いないです。

営業日を減らしたり営業時間を少なくしたら間違いなく売上は減ります。

レストランや居酒屋、ホテルなど「サービス」で売上を出している企業であれば100パーセント間違いなく数字は低下します。

金子商会は土曜日も営業していますし、祝日も午前中は営業しています。

お客様であるところの水道工事店さんは盆・正月・GWは仕事をされないようなのでお休み頂いています。日曜日も休みです。

で、来年の休日カレンダーを作成しているのですが、年間休日を計算したところ125日になりました。

で、今年と同じように5日間の有給休暇日を指定しているので130日休みになってます。

で、こちらの本にも書いていたのですが、

「忙しいときに効率よく少人数で対応することが生産性向上ではないのか?」という質問に対して

「それは違います」と即答で返ってくるのがもう100%同意なのです。

「忙しくないときに従業員の手が空いている時間、つまり『手待ち時間』をどう減らすかが、生産性向上につながる。

経営者がコントロールすべきなのは、忙しい時間帯ではなく、ひまな日や時間帯なのです。」

とりあえず有給休暇を消化してもらったりインフルエンザで出社できる社員が半数になってしまったときが、それを見極めるチャンスなので、カゼの流行するこの時期、社内のシフトや業務の因数分解をするといいんではないかなと思ったりしました。

Verified by MonsterInsights