21世紀の四分の一が終わろうとしている。
この25年で変わったものは何なのか。
帝国の終焉と新しい帝国の発生
バーチャルな帝国としてのSNSのプラットフォームやワールドワイドのwebサービス。
帝国の終焉として、過去歴史上に現れた「帝国」がどんな歴史を辿っていったのかを学ぶこと。
オスマン帝国、ローマ帝国、ペルシャ帝国、ワッハーブ朝とか、古今東西、様々な帝国が勃興した。
気候の変動や技術革新によって変わってきた帝国の形
土器の発明や、印刷技術、もちろんITも技術革新、過去の様々な技術革新が新しい「帝国」を生み出してきた。産業革命がイギリスとかアメリカを帝国化してる。
ネット革命によって、これまでの帝国が分解されるのだけれど、それは帝国という仕組みそのものがなくなるわけではなくて、あたらしい帝国的なものが誕生するという。
そういう意味ではアップルも帝国だし、グーグルも帝国。アカウントは国民番号でありパスポートでありソーシャルナンバーなのだな。
あと地域ごとの独立とかもありかもしれん、
関西独立、大阪首都化計画とか、九州独立連邦とか、北海道樺太共和国とか、そいうククリの国家も出てくることがありうるかもしれないなぁとか、
国連加盟国数の変化とか、1990年以降にドカンと増えているけれども、そのときと同じような変化が、今後の10年で起きるかもしれない。
使っている言葉や文字、習慣や信仰が違っていると国家として一つにまとまっていると言えるのかどうかよくわかんないし。
そもそも国家に属するっていうのは、本質的にはどういうことなのかわかっているのか理解しているのかとか。
貧乏でなくて、少なくとも明日は今日よりマシか、今日と同じくらいの日常が続くんですよ。10年後の計画を立てて、その見通しが、まぁ間違いなくて、そこそこ幸せなんじゃないのかなっていう、共同幻想を持つことができないと、国家の維持というのは難しいのかもしれない。
英語のEMPIREは
「統治する(impero)こと(-ium)、統治するもの」がこの単語のコアの語源。
empire(帝国)⇒ empire(帝国)⇒ imperium(帝国、指揮権、司令部、軍事的権威、統治権)⇒ impero(指揮する、統治する、命令する)+-ium(名詞)⇒ im-(~の中に)+paro(準備する、配置する、備え付ける)⇒ pere-(もたらす)が語源。
emperor(皇帝)と同じ語源をもつ。
そもそも「統治」っていうのはどういう意味なのか、「統治される」というのはどういうことよ?っていう話もある。
あなたも私も誰かによって「統治されている」わけですよ。
統治されている自覚をもっているのかどうか?
「社会に属している」とか「統治されている」とか「支配されている」とかそういうことも文字化して考えることが大事。