実話ベースの映画。
アフガニスタン南部のカジャキで地雷に囲まれた状況の中、次々と仲間が犠牲になっていくというお話です。
対人地雷というのは、吹っ飛んだら即死するというわけでなく、生かさず殺さずの状態にするのが目的。
この映画の中でも、最初に一人が地雷を踏んでしまうのですが、
その兵士を助けるために他の兵士がさらに地雷を踏んで、どうすればいいんだ一体、というような状況になっていく。
で、結局、こういう場合チームのメンバーは仲間を助けるのがいいのか、それとも見捨てるべきなのか、そういうことを考えてしまうわけですよ。
そういう絶望的な状況に置かれていて、救助はなかなか来ないし、敵はいつ来るかわからないし、選択肢はどんどん減っていく。
さて自分だったら、それぞれの人物の立場になって考えると、どれが正解なのか、どう行動するべきなのかがよくわかりません。
ただ、このときの全員の目標はただ一つ。
「全員が生きて戻る」
ということなんだろうなと、思いました。
だからこそ、最終的にああなったのだなぁと、(ここはネタバレになるので、どうなったのかは書きません)。
調べてみると今世界には5000万個くらいの地雷が埋まっているそう。
こわいなぁ。