ビジネスモデルとか技術革新とか必要とする人数とか資源的限界とか

井戸があるかないか

そのまま飲むことができる水質であるかどうか

釣瓶がひとつしかない

手動のポンプがある

電気はきているかきていないか。

ガソリンなどの発電機を動かせるのか。

水を必要とする人数は3人なのか100人なのか一万人なのか

飲むのか、畑にまくのか、工場で使うのか

使う場所はどこか、井戸から近いのか遠いのか

「井戸の生産性を上げて効率よく働こう」

そういうことを考えたときに、

ある村では、「スーパー8」というポンプを購入設置して、すごく成功していたので、我が村も導入するべきだ、なんて意見が出て、

水質の違い、電気のあるなし、ポンプに関する知識、必要とする人数、使用目的、使う場所の遠近、そういった要素が、全く違うにも関わらず、同じ機種を選んでしまうと、帯に短したすきに長しなことになって、結局は手動ポンプが正解だったなぁとか、そもそもポンプを設置する意味がない、というコミュニティが存在していて、井戸じゃなくても川の水で十分ですよ。

と、そんなことを考えて川のそばで暮らしていたコミュニティが100年に一度の災害やら疫病やらで、川の水が使えなくなったときに、

「さて、どうするよ」

と考えている。

自分が、その川のそばの村人なのか、

10代なのか働き盛りなのか老人なのか、

村人の数は増えているのか減っているのか、

背景というか条件が違うので一概に正解やベストの方法はコレ!というふうには言えないわけですよ。

 

今ある技術力や資産で、高パフォーマンスを得ていたとしても、ものすごい技術革新で、生産性がすごく上昇して人口を増やす必要がでてくるのかもしれない。

 

なんとかテックとかDXとかの話がうまく噛み合わないのは、そのあたりの前提条件が違っている場合がほとんどなので、想像力を働かせる必要もある。

 

人が働くときにやたら人数を投入しても意味がないけれども、人数を投入するしかない現場というのもある。

そのときに正解になるのはポンプではなく一つしかない釣瓶の数を三つにふやすことなんだなぁという解答もあるんだけれども、ポンプをなんとしても売りたい人が権力者だったりたくさんいたり、そもそもつるべをつかったことがない人だったり、はたまたそこで汲める水を使う必要のない人だったりして、ますます話がややこしくなる。

 

なんとなくある建築テックの現場をさーっと見ているうちに、

ポンプを使うべきですよ!

電気式のポンプでもいいですね!

電気も一応来てるんだから、やっぱり電動ポンプですよ!

って言われているうちに電動ポンプを設置したものの、

結局、釣瓶を三つで運用するほうが楽じゃん、っていうパターンになりそうな気がする。