「大至急」とか「今すぐ!」なんていうふうについつい言ってしまうことがある。
こどもに向かって「早くしなさい」とか「急いで!」とかね。
でも人には人の、こどもにはこどもの大切な時間というものがあって、
やろうとしていたことであるとか、なにか考えていたことや集中していたことがあったり、やろうとしていることがあったり、そのあとの予定があったりして、
「大至急」とか「今すぐ」というのがいきなり割り込んできてしまうのは、
やはりその人にとっては納得はできないものだなぁと思う。
こどもにむかって「すぐに片付けなさい」とか「はやく宿題しなさい」というのは、多分本人の段取りをまったく考慮していないというか、想像してあげていないのだ。
相手に対して想像力を働かすのが大事。
「宿題の予定は?」とか「このあとなにするつもり?」みたいな問いかけをするのがやはり本人のやる気を削がないためには大事なんであろう。
「このあとの予定はどうなってる?」
「今日は時間がある?」
というような感じで聞くことが大事だ。
その上で、ギリギリになって問い合わせしたり、物理的に出来なかったり相当困難な時間帯に「できそう?」って聞くのはセンスがない。
子供が自分から進んで勉強するようになるためには
やはり自分から進んで段取りできるようになってないといかんのだろうな。
成績のよい子は、そのあたりの段取り力というか自発的に勉強するところがきっちりしているのであろう。
で、こどもは親の背中を見て育つので、やはり時間を大事にするように日頃から過ごしていないといかんなぁと思うわけです。
あと得てして、急がせるような依頼をしてるとミスや事故につながりやすい。
手違いがあってもリカバーしにくいし、何事もギリギリで段取りを組んだり、いっぱいいっぱいで動いているときに事故というものは起きるものです。
余裕をもってやっていきたい。