何故か手元に3冊同じ本があるのですが、この本、中小企業向けのDXの手引書としては唯一と言ってもいいのではないでしょうか?
1998年にドラッカーは書籍「ネクスト・ソサエティ」でこう語りました。
コンピューター・リテラシーを持たないならば、社員からの敬意を期待してはならない。
彼らにとっては日常のことである。
上司がコンピューター・リテラシーをもつことを当然とする。
私の五歳の孫娘は、もし私が、おじいちゃんは電話が怖いんだよと言ったならば尊敬などしてくれないだろ。信頼もしてくれない。時代の変化とともに、われわれ自身が変化しなければならない。
読み書きと掛け算に毛の生えた程度の最低限のコンピューター・リテラシーから、情報を使ってものごとをなしとげるという情報リテラシーの域に達しなければならない。それは面白く価値のある挑戦である。われわれはそのような時代の流れの中にいる。
その流れは早い。
このネクスト・ソサエティーを自分が読んだのは2002年のことだ。
20年くらい前なのである。
トフラーの第三の波とか富の未来と合わせて、ドラッカーのネクスト・ソサエティーは年に一回は読み返したい本なのです。
で、最近の若い経営者さんというのは、なんというか情報リテラシーを身に着けている人が多い印象です。
今三十代の経営者の方は、ほんとうにすごい人が多いので、自分も頑張ろうと思うのです。