ホメオスタティック・ワーク

そういう言葉というか使い方はないのだけれども、社会生活において「働く」というのは全てはクリエイティブなものだけでできているわけではないですよね、という気がする。
世の中のビジネス本やらTEDやら自己啓発本なんかは、
「クリエイティブであれ!」
ということで仕事=創造的であることが正解という感じなんだけれども、インフラの維持とか生産財のマーケットなんかを見ていると、クリエイティブさとかそんなに必要ないよ。今あることを淡々と結局は積み重ねて繰り返して行くしかないんですよ結局、というような業務があるのではないだろうか。
「変化しないこと」「品質を維持すること」「固定すること」「動かざること山の如し」という部分をないがしろにしてはいけない、という部分、つまり
「恒常性」に価値を重く置くお仕事というか作業がやはりあると思うのですよ。

変化することも大事ですけれども、変えないことや変えてはいけない働き方というのも確かにあって、どうも最近の風潮では、なんでもカンでも変えちゃえばいいよ、変わらないとダメですよ、変わらないのは悪ですよ!プンスカ!というようなのがDXの流れなんですけれども、なんかその「ホメオスタティック」な部分、恒常性を失ってはいけないところもちゃんと把握しておかなければならないなぁ、なんてことを考えるわけです。

たぶん「100年先もうちの会社のここんところは変わんないだろうな」っていうぶれない部分がちゃんとあるのかどうかが大事なんだろうな。