ネトフリで古田新太さん主演の映画「空白」の配信が始まったので見ました。
「ヤバすぎる親父の怪演に唖然…」なんて書いているからホラーとかサイコパスっぽい映画なのかなと思っていたんですけど、ぜんぜんそういうのではなくて、個人的には救いのある映画だなぁとそういう印象でしたよ。
以下若干ネタバレもあるかもしれないけれども思ったことなど。
アンガーマネジメントという言葉が出てきたのはここ最近なのかな。
怒りの感情をコントロールするというような意味で、自己啓発本もたくさん出ております。
嫌なことがあったり理不尽なことがあったり、もしかしたら、そういうことがなくてもストレスの多い現代社会ですので、怒って感情的になって怒りを爆発させて、かえってややこしいことになってしまった、というようなことが経験として共感する人は多いのだろうと想います。
怒りを感じる、怒ってしまうのは、その理由はなんなのか?
っていう質問に対して、自分が答えるというか、僕の考え方としては
「怒りを感じるのは、自分の努力不足を正当化するため」
っていうのがあるんだろうなと、そういうふうに考えています。
なんでもいいんですけれども、「こんなことは許されない!」とか「こりゃひどい許せん!」「何考えてんだこの野郎!」というような怒りの感情が出てくるときに、
「この状況に陥らないために、自分がもっとやるべきことがあったんじゃないか?」というような質問を自分に投げかけるわけですよ。
そのときに「いやどう考えても自分がやったって、どうにかなことではないだろう。」って思えると何故か怒りがおさまるわけです。
でも怒りが収まらないこともなります。
その時は多分、自分がやるべきことをやってない。
「環境のせいだ!この○○が○○だからダメなんだ!」みたいに怒りが持続し続けているときは、「その環境を選んだのは自分で」その環境から抜け出すための努力を自分はしてなかったんだ、という現実をごまかしているんだなぁという気持ちが、そこにあって、
で、そういう気持ちに自分が気がつくと、怒りが収まったりするのであった。
うーん、文章うまくまとまらない。
パワー