台湾旅行するときは「パスポートの残存有効期限が三ヶ月必要」という条件が2017年に撤廃されているのですな。
実は私、10年くらい前にこの条件に引っかかって残存期間が2ヶ月ちょっとしか残っていなくて、空港で飛行機に乗れませんでした。
で、このときは旅行代理店さんがいる団体旅行で、その代理店さんにパスポートのコピーを事前に送ったりしていて、まぁなんというか飛行機の手配とか丸投げしていたわけですよ。
結局は飛行機には乗れなくて、旅行代金も全部戻っていたんですけれども、残念でしたな。
パスポートのコピーを送ったりするのは、まさしくこういう事故を防ぐためであり、またそういう残存期間が必要な旅行先があるということは、それまで知りませんでした。
基本的には「代理店のお仕事」というのは「ここまでは全部やりますよ」ということであり、そのためのコストとして経費を上乗せした金額で旅行の段取りをしていただいているわけです。
なんというか、こういうパターンの場合旅行代金を返すというんは、プロとしてはそりゃそうだよねと思ったわけです。
ただ、旅行に行くことができなかったというのは、悔しいですよね。
人はいろいろなことに挑戦するわけですよ。
旅行じゃなくても、家を建てるとか、車を買うとか、山登りをするとか、スカイダイビングとか、知らないことにチャレンジするわけですよ。
初めての経験だったり、体験だったりすると、先生だとか、コーチだとかがいろいろ教えてくれたりするわけですし、それが仕事で、そのためにお客さんはコストを支払っているわけです。
で、なにかお客さんが失敗したりやらかしてしまったときにときに。
「どうして、気が付かなかったんですか」っていうのは言っちゃだめだろ。
プロなんだから、そこに気がつくようにするのが、先で、そういうときは
「気が付かなかった自分の責任です」と一言謝罪するのがプロなんではないかなと思うのだ。