カランコエの花

 

いいらしいということだったのでアマプラで鑑賞。
短い作品で夏休みまえの一週間の物語でしたよ。

保険の先生がたぶんLGBTについてはあまり知識がないのだろうなということが見えるお話だったような気がします。

中途半端な知識やちょっとかじった程度で、人に教えることは難しいよなと。

日常生活で管理者の立場になったり、先生とか、あるいは先輩や上司のような立場にたつと、「自分があまり詳しくないジャンルの話」であっても
なんとく正解っぽいことや、自分の知識だけの判断や感覚で回答してしまうというのはよくあります。

そういうときは
「自分はその分野詳しくないから答えを持ち合わせていません」と言うようにしています。
あと、他の人よりは少しは知っているけれども、それ専門でやっている人に比べたらまるっきりペーペーみたいな分野の場合も講釈をたれないようにしていきたいと思っています。

LGBTの話とか、当事者ではないですし、実際に「そういう話もあるよな」というくらいの知識しかないので偉そうなことは何も言えません。

この映画の最後、エンドロールのときに悩みを相談している生徒と保健室の先生の会話が流れてくるのですが、なんというか保険の先生の先走り感というか、世の中には「なにもしないほうがまし」ということがよくあると思いました。

多分、物語の最初のシーンで保健室の先生がLGBTの話を始めたときに
「いきなり、何いってんだこいつ、ばかじゃねぇの」って生徒は思ったんじゃないだろうか。

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