「やってみないとわからないこと」以上に多いもの

コロナ騒動で世間が賑わっていますな。

いろいろと大変そうですけれども、自分としてはなにが正しくてなにが間違っているかなんていうのは、けっこうな時間が過ぎないとわからないと考えています。

どういう行動をとればいいのか、わからないので、わからないところはわからないのだな、と受け止めて、自分ができる範囲のことをやるだけですよ。

手を洗う、三密を避ける、できる範囲で経済を回す、と、そのくらいのゆるい感じで毎日やってくわけです。

すぐには正解が出ないのは世の常です。

どういうやり方が効果があるのかなんていうのは、実際にやってみないとわからないです。

ところがどっこい、世の中には「やってみたけれども、効果があったのかどうかイマイチわからない」ということが多いです。

一度や二度やってみたくらいですぐに結果がわかったら誰も苦労しませんし、時と場所によっては、いかにもな結果が出るかもしれないけれど、ちょっと違う場所ではまったく当てはまらない、なんとこともよくあります。

PDCAは仮説と検証の繰り返しですが、打つべき手数は多ければ多いほどいいわけで、仮説の検証がやりやすいようにタイミングをずらしたりすることが大事。

いろいろな国や地域でいろいろな手法が行われ、情報を共有することで、

正解が早めに見つかるかもしれません、とか考えているわけです。

やったからといって、すべてわかることなんてないわけですが、それでも「このやり方はどうも違うらしい」という治験はえられるわけです。

そういう治験を世界中の人が共有すれば、それだけ正解や原理原則のようなことが増えていくと思います。

「やってみないとわからない」こととおなじくらいに「やってもわからないこと」も多いです。

それでも「しない」よりも「やったほう」よかったりすることは多いです。

今は仮説を立てる時期です、いろいろなことに取り組んで、3年後にしっかり検証して次の機会に生かしていくのが人の知恵だと思います。

一歩引いたところから世界の動きを眺めてみると見えてくることがあるかもしれません。

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