そんなわけで、小説版の半分くらいまで読みました。
いやー面白いですね、半分なんですけど映画とぜんぜん違う。
プロットは共有されていますが、かなり削られています。
登場人物の変更も大きいです。
犬養さんは、綾野剛さんが演じていましたが、小説版だともっとオッサンな主人公です。
それから犬養さんの娘の紗耶香さんは映画版では小学生くらいでしたが、小説版だと17歳の女子高生だったりしています。
先に映画を見て原作を読むと小説の面白さがましますな。
そして映画の演出もあとからなるほどなぁとか、予算が厳しかったのかなとか、大人の事情とかあるのだろうか?なんてなことをいろいろ想像できて面白いです。
小説を読み終わって、あぁ原作に忠実な感じだなぁと思ったのは最近だと星野源さんが出ていた「罪の声」は面白かったです。
あとすげーどっちも怖いと思い出されるのは「黒い家」ですね。あれは映画も小説も怖かったですよ。
映画を見て「いまいちだったなー」ってときは原作を読んでみると取り戻せるような気がします。