株式会社自分自身とか、有限会社自分商店みたいなイメージで、
「自分のマネジメントは自分がやるぜ!」というような形での雇用を目指すべきだし目指したいなぁと考えているのですが、それをみんながみんなに求めてしまうのはムリがあるのだろうなぇとも思う。
世の中自分にことを自分で決めたがらない性質の人もけっこうな数いる。
判断をしたくない。
なにもしたくない。
できれば楽に。
努力とかめんどい。
いわゆるグリットのない人ですな。やる気スイッチが壊れているというか、ない人。
そういう人も少なくない。少なくないというか世の中の殆どの人は成功目指してコツコツと自己研鑽に励むとかしない。
自己研鑽の本なんて売れても100万部くらいですよ。
100人に一人くらいしか読んでないわけです。
全員が強いわけではなく、ギャンブルしたり、めんどくせぇと仕事をサボったりするダメ人間なわけですよ。
自分だって、ついついツイッターを見る時間がのびのびになってしまうダメ人間なわけです。
でも人間社会というのはだいたいそういう人間が作っているというか大部分を構成しているので、社会の仕組みとしてはそこに合わせて設計していかないとなかなか難しいのだろうな。
だからこそ会社内で資格を取得させたり目標管理をしてもらったりするのも大事なんだろうな。
「この会社に入ったことで、こうこうこういうスキルを身につけることができました。」なんてふうに言ってもらえるような場になることも、中小企業にとっては大事なことで、
なにか身につけるモノを提供できるような会社にならないと、これから先はどう考えたって魅力がなくなっていきそうだ。
例えば、ちょっとしたことでもいい。
商品の名前を覚える。
ウェブで検索を効率的に行える。
ブラインドタッチで入力スピードがけっこう早くて正確。
エクセルで簡単な関数を利用して表計算を楽に設計することができる。
ネットワーク設定ができる。
ホームページをFTTPを利用して管理することができる。
そういうなにか他の会社でも役立つようなスキルを身につけることができるかどうかなんだろうな。