54になりました

先日誕生日を迎え54歳になりました。
11年後には65歳になるわけです。
65歳になったら引退したいというか、後進に道を譲りたいとおもっていました。
自分が会社を継いだのは2000年ごろで当時は33歳でした。
父親が小脳変性症という病が進行していたこともあり、言い方は変ですがけっこうスムーズな事業継承ができたような気がします。
とはいえ、浮かび上がってない問題点や、いろいろと押さえつけられている部分も少なくはないのだろうとも思います。
この本を読んで思うのは「事業継承とは自分(経営者)の生きざまを伝える」ということなんであろうなということです。

会社の経営だけではなく、家族に対する考え方とか、まずは何よりも自分自身の生き様をしっかりと伝える、そういう覚悟のようなものがなければ事業継承というのは、砂上の楼閣というか、基礎のなってない高層建築みたいなものなのだなぁと思うのです。

これはけっこう怖いですな。

事業継承するときには自分自身の生き様がいやでもあからさまになるわけですよ。
浮気したりとか不倫したりとかギャンブルにハマったりとかイケナイ遊びばっかりしているとか、そういうことが全部表に出てくるのだなと、そういうことに改めて気がつくわけですよ。
その多くは自分が死んだあとで明らかになるわけで、自分自身にとってはなんていうことはないのですが、残された家族とか兄弟にとっては迷惑千万なわけです。
真面目に丁寧に生きるのは本当に大事だなぁと思うので、自分も真面目にやっていこうと思います。

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