情報共有と上司の仕事

情報共有が進んでいくと、
「◯◯さんじゃないとわからないですね」とか
「営業担当の判断になるので今は答えられません」というような言葉が少なくなっていくと思うのですよ。
そうすると上司っていなくてもいいんじゃないかっていう気になってきますよね。業務に置いて進捗状態が共有されていて、経営理念が浸透していれば、それはもう判断基準が明確になっているわけで、大抵の業務はその都度適切に意思決定を誰でも出来るようになっているはずです。

そうすると上司の仕事ってなんだろうか?
よくいわれるのはそのグループなりチームのマネジメントだとか、あるいはリーダーシップだったりするのだけれど、
チームメンバー一人ひとりが経営者の視点や思考能力をもっていると、チームリーダーって必要じゃなくなっていくのかもしれない。

DXが究極まで進むとリーダーの仕事は違うものになっていくのだと思いますよ。

少人数の会社、零細技業や、8人以下のチームで、情報共有がガッチリできている状態に置いて、チームリーダーに与えられた仕事というか機能というのはなんだろうか、そこを明確にすること。

チームリーダー、あるいは経営者の要件定義っていうのをきちんと説明できるようになってるといいのだろうなと思います。

「要件定義」最近この言葉がお気に入りなんですよ。

要件定義というのは「問を立てる」ということですな。

どんな機能が求められているのか?
どうやってその機能を実装するのか?

この2点が明確にできないときは、その機能そのものが不必要だったりする場合が多いのではないでしょうか?

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