デジタルツインとか2050年以降のネット環境は現実の人生観をどう変えてくのか。
人体の拡張や各種センサーのインプラント化によっての認知の変容がおきたり。
コレまで見えなかったこと聞こえなかったこと感じなかったとこの認知が進む。
紫外線を見ることができるとか、超音波が聞こえるようになるとか、地磁気を認識できるようになるとか。
人体感覚や触覚の外部化装置化プラグインというかプラグオンというか人類の認知拡張が低コストで爆発的に起きる。
意思疎通の仕方が変わっていくかもしれない
非言語野での情報交換を介さないコミュニケーションや情報・感情の表現の可能性について考える。
感情をダイレクトに共有することが果たして可能なのか、
ライフログをより一層高品質にすることで、追体験の質が変化していく。
光刺激による意思疎通
言葉の代わりにQRコードのような画像の点滅やパネルのようなマトリックスによって超高速高密度な意思疎通も行えるようになる一部の人間達。
人は「音(言葉)に置換した形」でしか表現や疎通を行うことに特化されている。
例えば、一枚の写真を見せて相手に「意思」を伝えることはできない。
画像では「相手に何をしてほしいのか」は伝わらない。文字にするか言語化しないと意思の疎通はできない。
文字というかいわゆる「言語」にしないと意思の伝達というのはできないのだけれど、例えばVR空間ピクセルのデザインで意思疎通を直接行うことだってできるようになるかもしれない。
生まれたときからQRコードのようなものを使って意思疎通を行えることができるように脳が対応していくかもしれない。
VRであるかどうかわからないけれども、ネットに繋がった状態で言語でなく何らかの電気シグナルで意思の疎通を行うことに抵抗のない脳神経の構成を持っている人のコミュニケーションのあり方というか。
PKディックの短編集でもそういう小説があった(タイトルは忘れてしまった)ような気がする。
自閉症(?)の人物が、ものすごく高速で世界を認知しているので、多くの人はその自閉症の人の認知している世界を理解できないみたいな、そういうお話だったような記憶がのこっている。
あと映画「コンサルタント」のジャスティーンという女性がいるのだけれども、彼女はネットを介してコミュニケーションをすることができるし、特殊な能力もあるという設定で。もしかしたらネット空間で非言語系のコミュニケーションをする能力があるとしたら、リアルでは、彼女のような人物になるのかもしれないとか考えてみたり。
例えば今朝あなたが見た夢は、自分自身にとっては言語を介さない表現ではなかったか?
「見た夢を思い出すことができる」ということは、同じ夢を他人と共有できると仮定したときに「言語を使わないで意思を伝達した」ことになるのではないか。
VRアバターが見た夢はそれは言語野を介さないコミュニケーションとして成り立つのではないだろうか。
デジタルツインの見た夢は新しい進化のシナリオの一歩目であるとは言えないか。
言語は人間だけに与えられたものなのか、言語があたえられたからこそ人間として進化したのか。
「言語が可能にしたもの」ではなく「言語を可能にしたもの」生物言語学とか
https://www.toyo.ac.jp/uploaded/attachment/20413.pdf
生まれたとき、あるいは生まれる前からインプラントなど電脳化によって攻殻機動隊のように電脳化だとと、頭脳が直接ネットワークされる未来に置いて、人の意思は言語を使わないで意思伝達を行えるようになるのか、人類の脳はそれに対応できるようになるのか、それは果たして可能なのか?