人を育てる

「人を育てるのが会社の役割です」というとなんだかおこがましいような気がして申し訳ない気持ちになります。
人を育てるというよりは一緒に会社も育っていく、そういう企業でアリたいなと思っています。

育つというのは、要するに「昨日できなかったことができるようになる」ということなんだろうなと思いますよ。

毎日何らかの成長があって、それは知識であったり体力であったりするのだろうと思いますが、何か一つでも、できなかったことができるようになれば、それはもうひとつの成長であると言って良いのではないでしょうか。

最初から何もかもが十分にできる人材さんにとって、零細企業というのは最初から選択肢に入っていないというのが、正直なところだと思います。
実力がすごくあってマーケットシェアも高く業界トップクラスのグルーバルな企業であれは、有能な人材が選び放題だと思います。
しかしながら、地方にあるこじんまりとしている、どちらかというと付加価値も労働生産性も低い企業だと、その優秀な人の知識を上手に活用できるだけの職務というのが、そもそも無かったりするのです。

でもPCの設定ができるようになるとか、
例えばSMTPやPOPサーバの設定をすることができるとか、ファイルの圧縮・解凍がスムーズにやれるとか、メールでCCとBCCの使い分けができるとか、そういうことを覚えてできるようになってもらうのは、なんというか中小零細企業にしかできないことなんではないでしょうか?

最近やっと弊社でも
「Teamsに入れておきますね」なんていう会話が普通に聞こえるようになってきました。

たとえば、写真を100枚、規定のサイズに縮小してメールという作業を毎月行うというときに「縮小専用というアプリをインストールしておくと便利だよ」とアドバイスしたら翌日には「使ってみましたけどあれメッチャ便利ですねー」と返事するような人であれば、それはもうITスキルが高いといえます。

検索することができる、
インストールすることができる、
使い方を自分で調べることができる、

そういうことの積み重ねがITスキルが高いっていうことになると思うのです。

とりあえずググれって言っても、ほとんどの人はやらないですよ。
「じゃぁイイデス~」って立ち去るのみです。

ちょっと調べてやってみる、それもできるだけ素早くする、

そういう人に自分はありがたみを覚えるのです。