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つまりこう?

メタバースの世界ではみんなが猫ちゃんになってもう一つの人生を生きるのだ。

違う、そういうことではないのだと思う。

「ヒトにとって世界を認知するチャンネルがもう増える」というアプローチでものごとを考えてみよう。

ヒトは世界を認知するときには五感を使う。

つまり、「見る」「聞く」「嗅ぐ」「触る」「味わう」の五つを使用するわけですよ。

VRというのは何なのか?って考えるときに、その五感を拡張する手段っていう考え方が一つはある。

「めっちゃ遠くにあるのに見える」
「めっちゃ遠くにあるのに聞こえる」
「めっちゃ遠くにあるのに嗅げる」
「めっちゃ遠くにあるのに触れる」
「めっちゃ遠くにあるのに味わう」

遠くっていうのは距離的なことだったり、時間的な隔たりだったりするのだ。

「そこにいなければ認知することができないことが、認知できる」

「認知の拡張」という意味でのVRの側面がある。

それとは別に、

「世界を認知するチャンネルが増える」という、もう一つのVRの側面について考えてみると、メタバースというのは、それがセカンドライフとかSOAと違うことに気がつく。

バイアスの可視化
錯視の共有
エピステモロジーにおける不可知領域の変化

「情報化された世界に飛び込んだときに、ヒトの認知がどう変わるのか、そんでもって認識に対してどんな影響を与えるのか?」
そんなことを考えてみると、おもしろいかもしれない。

 

 

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