今月のニュースのネタ>経団連 ハンドドライヤー使用容認 「ウイルス飛散可能性低い」 | NHKニュース https://t.co/xoMcmzrBp5
— 金子義亮@金子商会代表取締役社長 (@kanekoshoukai) February 14, 2022
NHKのニュースは2021年4月13日のものなんだけれども、一年近く過ぎているのに未だに「ハンドドライヤーはウイルス拡散防止のため使用できません」という店舗が多い。
多いというか、使えるお店ほぼ見たことがありません。
「ハンドドライヤーからの感染リスクへの懸念は払拭できた」としているものの現状使えないままのところが多いのはなぜなんでしょうか?
実際のところハンドドライヤーの使用の停止をしたのは、
「なんとなく感染対策してますよ感」を出せるからなのであろうなーと思います。
リスクがなくても「禁止しているお店」と「禁止していないお店」だと「禁止しているお店」の方がなんとなく安全そうなイメージがする。
田舎のコンビニというか下関市の郡部のコンビニのトイレなんかだと、ハンドドライヤーはほぼ100%使用停止しているのだな。
それにしても、「ハンドドライヤー使っても大丈夫ですよ」が認知されていないのは、やはりそういう報道がほとんどないからなんだろうな。
そして、この「ハンドドライヤーを使っても問題がない」ということを認知しているお店や経営者の数が、メッチャ少ないのかもしれない。
個人的には、「ハンドドライヤーを使えるようにしているお店」の方が情報リテラシーがあって、常に新しい対応策や情報に俊敏って言うことだろうから、信頼性が高くなるように、自分は感じるのだけれども。
なんというか情報感度が低かったりすると、真逆の対応になるのかもしれない。
つまり、お店の側としては、使用しても問題ないと考えてはいるが
「ウイルスが飛散したらどうするんじゃー!」みたいな情弱なお客さんからのクレームがめんどっちいので、依然使用中止しているみたいな、
なんというか、コロナ社会政策の縮図みたいなヤリトリがあったりするのかもしれない。
つまり、店側としてはハンドドライヤーの使用再開を行っても問題がないということを十分に理解してはいるものの、それを世間が許してくれないという空気が漂っているのかもしれない。
「なんかよくわかんないけどやめとこう」
そういう後ろ向きな積極性が発揮されて、なんだか閉塞感ばかりが強まっていくとしたら、それはなんとかしなくてはと思ったりもする。
太陽光発電と原子力発電と火力発電
下水道と浄化槽どっちがいいのか問題
レジ袋使う使わない
割り箸とマイ箸
エレベーター右側を開ける開けない
江戸しぐさ
目上の人に「了解しましたは失礼」
へんな上書きのされかたをしたマナーとか常識とか思いやりが、間違った対応として認知定着してしまうと、あとあと修正が大変になるかもしれない。
どうしたらいいのかっていうと、結局は個人個人がその理由を考えたり、疑問に思わなくてもちょっと検索してみたり調べてみたりする習慣が大事なんではないだろうかと考えたりもする。
ちょっと立ち止まって考える、調べる、そういう習慣を身につけて私は歩いていきたい。