近い未来の話として、リモートでできる仕事は全部外注化されるようになるというか、フリーランスがすっごい安い価格でオフショアからやってきて処理するみたいなことになるのだろうな。
結局現場仕事であるとか、どうしたってリモートでやるとかできないくらい、めんどくさい作業とか業務は自動化されなくて、そういう人を正規雇用していくか、一人親方化するのだろうなと考えています。
水漏れの修繕なんてリモートでするとか無理でしょう。
作業ができるドローンだとかロボットを送ったって、必要な資材もなければ作業どころではないし。あまりにも自動化するには複雑な工程ですから、XRで指示しても指示を受けた人が指示通りに作業できるのかっていうとそれも怪しいですよ。
シールテープなんか簡単そうですけれども、あれはあれで奥が深いのです。
あと、現場でのヤリトリとか依頼したり依頼されたりとか段取りをすり合わせたりとか、けっこう高度なコミュニケーションスキルも必要だったりするので、挨拶もろくにできない人とかは、結局は現場でもハブられたりするので、無茶を言ったり、自分のことしか考えていないボード屋さんとか、梁にボコボコ穴を開ける設備屋さんとか、「なんだよあいつは!」「現場監督なんとかしろよ」みたいな話を聞くたびに、なんというかDXとか言うよりも先にすることがけっこうたくさんあるのでは、なんてことを思うのであった。