流浪地球――The Wandering Earth

ネトフリで「流転の地球」を見ましたよ。

原作は「三体」でヒューゴー賞を取った劉慈欣。

2019年の映画ですよ。中国史上初のSFブロックバスターで中国内の興行収入は46億人民元を超え、歴代3位という成績。

日本では未公開だったんですが、こうして家で見られるのですから本当にいい時代になったなぁと思います。といってもネトフリで見られるようになったのは去年のGWだったので「いまごろかよ」ってツッコミがアリそうですけど、しょうがないじゃないですか、自分はアマプラメインだったので、ネトフリは嵐のアレが始まったときなんですから、埋もれちゃっていたんですよ。

「妖星ゴラス」のパクリだって叩いている人もいますが、だいぶ違うような気がします。というか妖星ゴラスを見たのは、もう何十年も前ですので、内容ほぼ覚えていません。アマゾンプライムになったら見直してみたいとも思います。

さて、このところ映画を見て思うのは、昔の作品のリメイクが多いなぁと、映画だけに限った話ではなく、何十年も前に流行した作品や商品を焼き直して再リリースしているものが多い。

まぁ外れにくいだろうし、前例としては成功しているので企画が通りやすいという面もあるのであろうと想像がつきます。

個人的にリブートしてほしいなあと思っている日本の作品があります。

「吸血鬼ゴケミドロ」

 

いやー良いタイトルですね、「ゴケミドロ」。

なんと言っても語感がたまりませんな。今でも印象に残っているのが、額が裂けて宇宙生物ゴケミドロがウネウネ入っていくシーンです。

見たのは小学生のころですから、今から40年ぐらい前ですよ。

でも、そのシーンはしっかりと覚えていますから、そうとう印象深かったのだと思います。

確か休みの日に家族がいなくて一人で見ていたような記憶が残っており、テレビを見ながら非常に心細かったというか怖かった気持ちも蘇りますよ。

 

クエインティン・タランティーノ監督にぜひリメイクしてもらいたい映画です。

ZOOMの営業を受けた話

先日のことです。

ブラウジングしているときにあるビジネスツールの広告が表示されました。

ちょっと、興味があったのでクリックして会社名、自分の名前、会社の電話番号などを記入して「資料請求」しました。

なんで「資料請求」したのかというと導入事例に登場していた会社のことを知っていたからです。「あぁ、あそこが使ってるのだな、どんなことを書いているのだろう?」と思ったわけです。

その申し込みページに「内容確認後、担当部署より1営業日以内にご連絡させていただきます。」と書いていたので、まぁ電話がかかってくるのだろうな、と思っていたら。翌日かかってきましたよ。

まぁ、そこまでは予想範囲内です。(楽◯さんとか、なんというか営業バリバリの会社にはありがちです。)

で「zoomによる営業をしてもいいですか?」というような提案がありまして、

「おお!なんか今風ですな、こういうのもアリかもしれないし、何事もやってみよう」ということで、何日か後に初めてのzoom営業を受けたわけです。

で、感想なんですけれども、

わりと時間が取られる感、というか、

賞味30分程度のネットミーティングだったのですが、どちらかというと「一方的に商品説明をされてる」感が強かったので、マーケティングのタイミング的にはちょっと焦りすぎ(先走り)なのではと思いました。

AIDMAとかAISASでいうと、Aの寸前かあるいは顧客がAの段階になるまではZoom使わないほうがいいのかもしれないと思いました。

自分の場合ですけれども「初対面の人に遠慮なしにあれこれガンガン質問する」というのは結構ハードルが高いです。

それから、あまりよく知らない商品だったりすると、「質問するポイント」が自分でもよくわかっていないのですな。

なんとなく、zoomみたいなビデオチャットは、セールスとかクロージングには、向いていないのではないかなぁという感じ。

むしろ購買後のアフターフォローでこそ、その実力を発揮できるのではないかいなと思いましたよ。

つまり、商品なりサービスなりを購入していただいた、

で、実際に使ってみたもののいまいちよくわからない。

そういうタイミングのときに使うのが一番いいのではないかなと思いました。

それから、そのアプリにはYouTubeチャンネルがあるのですが、今現在動画が4つしかないようです。

最新の動画が3ヶ月前で、ほぼ更新する予定がない感じ。

これは非常にもったいないです。

実際に使っている職人さんの使っている様子であるとか、一つの現場がどんなふうに情報共有が進んでいくのかとか、ドキュメンタリーみたいな感じでPRしてもらうとお客さんも興味を持ちやすいのかもしれない。

ライバル会社っぽいところも動画が4個しかないのですが、正直差別化できていないような気がします。素人なので違いがわからないです。

2週間後にもう一度zoomミーティングをする予定なのですが、僕自身、落とし所がよくわかってないので、なんだか申し訳ないなぁという気持ちでもあります。(ちょっと業種的にウチは違うんじゃないかと思ったりしています)

なんとか有意義な時間になるといいのですが、頑張ってみようと思います。

 

とりあえず学校

今日から次女の中学校がはじまった。

夏休みが短くなるらしいとプンスカしていたが、とりあえず学校が始まって楽しそうにはしている。

ITCを利用したリモート授業とかは結局なさそうで、それほど変化はないような気がする。

なんだか少し残念でもあるのだ。こんなことを書くと申し訳ない気持ちもあるのだけれど、今回の全国一斉休校で教育の方法というか組み立てやカリキュラム、取り組み方が大きく変わるのかもと思っていたんだけれども自治体によってかなり温度差がありそうで、自分が住んでいるこの山口県では、ほぼ変化はないような気がする。

昭和感あふれる教育スタイルのまま続いていくのだろうな、そんな気がするのです。

地方と都会での教育格差はなんとなく広がっていくのかなという気もする。

今はまだ「学校」という形を維持することが重要で、こどもの勉強する環境として21世紀型の仕組みというのは、まだ変わるのは先なのかもしれない。

とりあえず、子どもたちにはパソコンを一台、それもそれなりに性能のいいものを持たせたいなぁと思うのだけれど。

教育用のアプリもいいのがあればどんどん取り組んでいくような仕組みにしようと思う。

PCを使うことで、自分で情報を検索したり加工したり発信したり、そういうことができるようになってほしいと思う。

子供ITリテラシーをつけさせたいなら、SNSのアカウントは取得させたほうがいいと思う。問題が起きるのがめんどくさいから禁止するというのは一番悪手だと思うのですよ。

13歳以上であればtwitterアカウントがモテるのですから、中学校2年からはツイッターで情報のやり取りをするのを当たり前にして、炎上も何回か経験させたほうがいいと思う。

それにしても市長のツイッターはフォロワーが少ないなぁ、なんか寂しい。

もっと盛り上げるように応援しよう。

 

 

お客様が注文するとき一番楽ちんなのはどれなのか

最近増えてきたお客様の注文は「LINEで手書きのメモを送りつける」というものである。

たとえば、上の画像はあるお客様からの注文でこれは

現場名「ハイム一の宮 7号室」

  • 両ねじ給水管 13X420 2本
  • 逆止ボール弁 20X16 可ポリ用 1個
  • エスロカチット継手 ユニオンソケット 3/4x16 1個
  • エスロカチット継手 エルボ 16 2個
  • HT耐熱継手 エルボ 50 1個
  • 白粘着テープ 50ミリ幅 1巻
  • 白粘着テープ 19ミリ幅 1巻
  • EC-42用カッター替刃 1枚

という明細になる。

これは非常にめんどくさいです。今、こうしてテキスト起こしするだけでもひと手間ですよ。

お客様の立場で考えてみれば、スマホのフリックできちんと改行しながらテキストを全部入力して送信するなんて、とてもじゃないけどやっとれないと思います。

ですから、こうです。

こんな感じでメモを送るのです。

で「LINEで注文しておいたから納品しておいて」みたいな電話が来たりするわけです。

ちまちまテキストにしてメールを送信するとか、

注文サイトにアクセスして品物を選択して個数を入力する、

注文アプリを立ち上げて、商品を一つ一つ入力する、

そういうめんどくさいとこは、まずしないわけですよ、お客様は。

値段が半額になるとか、相当のインパクトがないとお客さんにとってはメリットが全くないわけですよ。

それ以前に、ほとんどのお客様は

メモを送信することすらめんどくさいというか、書き出すことすらめんどくさいので、工事現場から内容を口頭で注文するわけです。

書き出したのはFAXで送ったりすることもたまにあります。

でも、それもめんどくさいのでほぼほぼ電話で注文です。

音声認識は最近は非常に性能もあがっているのですが、

「ひょっとこ」とか「ストレート」とか言われたときにそれが何を指し示しているのか、まだまだITは実装できません。

以前楽天のチャットボットによる問い合わせをしてみたんですけど、弊社の注文をさばくのは当分は無理そうだなぁと思いました。

そもそも「給 420」が「両ねじ給水管 13mmx420mm」という商品を指し示すなんてわかんないですよ。

OCRでメモをテキスト化して出荷伝票に取り込むというようなことも、書式であるとか記入欄を厳密にするなどしないとムリなわけですけれども、お客様は「そんなんメンドイ」わけですよ。

現場によって必要な材料の種類も個数も違うので定型化することが難しい、というかできないのが、建築リフォームの末端の現実です。

地図情報であるとか共有するといい部分はあるのですけれども、こと受発注についてはこれ以上はデジタル化するのはむりな気がします。

こうなってくると「注文する必要がない」という斜め上のレベルから対応することを考えるといいのかもしれませんが、思い浮かびません。それがどういう状況なのか。

各家庭にお風呂もトイレも台所もない、洗面所ももちろんない、そういう生活が当たり前になれば住宅設備機器用の配管資材なんて必要なくなるとは思いますが、住宅からお風呂やトイレがなくなってしまうとは考えられないです。

ということは注文はあるということ、お客様にとって、最も楽チンでお気軽で手間がかからない注文方法としては「現場から思いつくままに電話で行う」に勝てる手段はいまのところないと思っています。

ちなみに弊社のお客様は低層住宅(平屋・2階建て、3階建てアパート)の水道設備工務店様が9割以上であり、高層マンションとか、大口径本管工事(300以上)の施工現場はほぼ取り扱っていません。

相当賢いAIが誕生すればチャットボットで注文をさばくということもありえるとは思いますが、まだ先だと思います。

どのくらいの賢いAIになればいいのかというと、認識ミスが500回に1回くらいでまぁ及第点になるかどうかではないか?

だと考えています。

 

 

けっこう忙しかった

連休があけまして、止まっていた現場も動き始めました。今週の後半くらいからいそがしくなるかなーと思っていたのですが、今日からけっこうバタバタと現場が動き始めました。

おかげさまで、今月はそれなりに現場が動いているのでありがたいことです。

緊急事態宣言もなんとかこのあたりは解除されそうな雰囲気ですよ。

実際、緊急事態と言っても東京や福岡のような大都会とちがって、あまり危機感がないような気がします。

身近な人に感染者がいるとか、知り合いが入院しているということがないので、そんなに気にならないというか、本当に緩んだ感じしかしなくて申し訳なく思います。

コロナショックと言われた世界同時株安からだいたい二ヶ月くらいが過ぎたのですが、ここに来て倒産とか店じまいの話がネット上でちらほらと見られるようになっているのですが、自分の知り合いの経営者の人は、なんとか頑張って踏みとどまっています。

弱音をはいていないでやせ我慢しているだけなのかもしれませんけれども、本当に頑張っていると思うんですよ。

なんとなくこの騒ぎが終わったあとはドカンと消費というか需要が戻ってくると思いますし、この大変さを乗り越えたらなんというか称号というか、本物というかブランドというものが得られると思うのです。

「生き残ったんだからすごくいいお店に違いない!」みたいな評判というか信用が構築されるのではないでしょうか?

「うちは本業で勝負だ!」

「休業中も商品開発を頑張っていたぜ!」

「より品質を上げて復活したぜ!」

みたいな勢いのある本物だけが醸し出す雰囲気というのでしょうか?

自分の商売に信念と情熱と愛情を持って、もうそれが匂い立つというか、お客さんが

「いや、マジで利用できなかったんで、メッチャ参ってた」

「あんたのお店に行けない日々がゴッツ辛かった」

「開くのを楽しみにしてたんよ」

と言ってくれるようなお店が実際生き残ってるんではないでしょうか?

というか生き残って欲しいと思いますよ。

 

本当に必要とされるお店であれば3ヶ月くら店が閉まっていたとしても一ヶ月の売上で三ヶ月分取り返せるくらいの売上があるのではないかという気がします。

 

月に一回行ってたお店にとりあえず週1回、あるいは10日に一回いけばいいわけですよね。

新規顧客でなく常連さんがいつもの3倍お店に行くだけで一ヶ月で取り戻せる、そういうサービスであれば大丈夫なんではないでしょうか?

とりあえず、来月は家族でカラオケに行こうと思いますよ、

 

 

今年は展示会は行けそうもない

展示会に行けそうもないという以前に、展示会そのものが開催されそうにないということで、展示会関連の企業の人は本当に大変だろうなと思います。

人を集めてなんぼの商売というのは、無くなることはないとは思うのですが、なかなか見通しが立たない。

今年いっぱいは厳しそうですし、年明けてからも元通り、以前と同じ水準になることはないと考えてビジネスモデルを組み直す必要があるのでしょう。

仕事というものが「人と人とのつながり」の上に成り立っているものと考えるなら、すべての仕事がコロナショックの影響を受けるわけで、仕事の組み立て方を変える必要があるのだろう。

そういう時代の変化についていけるように勤務体制であるとか仕事の流れや仕組みを変えていける、あるいは変えていってる企業はやはり強いのだろうと思う。

「そんなことする必要ある?」って言われるくらいのことをしていた会社が、けっこう今回のショックを乗り越えて行ったりしていて、「早めに始めておいてよかった」「やっておいてよかった」というような状況がよくある。

こういうパンデミックリスクについては、なんとなくであれ、考えていた会社ってやっぱりあるし、こういうときは慌てないことが大事なんだと思う。

連休が終わった。

企業によっては10日までお休みのところもあるかもしれないけれど、弊社はカレンダー通りなのです。

自分は今日明日が出社、土曜日は事務所は営業しているのですが、人数が半数出社なので、自分も休日になってます。

で、日曜日は休業日でございます。

本格的に5月の現場が動き出すのは来週からの予定。

とはいえ今日はけっこう忙しかったような気がします。ご注文いただけるというのはありがたいものですな。

今年の連休は遠出することもなく家でゆっくりしていました。

うちの猫もゆっくり寝ております。

それにしてもコロナ対策というか感染症対策。どういうやり方が正しいのか、自分の会社のBCPでは以下のような感じでした。

    • こまめに手を洗う。
    • 食事の前は必ず手を洗う。
    • 熱があるときは出社しない。
    • 具合が悪いときは出社しない。
    • 具合が悪くなったら早退する。
    • 社員本人または社員の同居者が新型インフルエンザなど感染症法に基づく指定感染症にに感染した場合。新型インフルエンザなど指定感染症の罹患を診断された場合には、解熱し平熱になった日を0日目として2日間、また、発熱から7日間のいずれか長い期間を自宅待機とする。また、季節性感冒など通常の感染症に罹患した場合、解熱し平熱になった日を0日目として2日間自宅待機する。
    • 感染症による休業として休業手当を支払い雇用調整助成金を利用する。

で、今回変えたのが

  • 社員本人または社員の同居者が新型インフルエンザなど感染症法に基づく指定感染症にに感染した場合。新型インフルエンザなど指定感染症の罹患を診断された場合には、解熱し平熱になった日を0日目として7日間、また、発熱から14日間のいずれか長い期間を自宅待機とする。また、季節性感冒など通常の感染症に罹患した場合、解熱し平熱になった日を0日目として7日間自宅待機する。

ということで、熱が引いて2日休むというところを14日に伸ばす。ということにしました。普通のカゼは7日くらいにしました。

まぁ、会社そのものを休みにするとか、営業をしないとか、時短するとか、人数を減らすとか、そういうことはしないのが正解なのかなと考えています。

基本的には「具合が悪いときは会社を休む」というのを当たり前にするということですね。

ちなみに感染症による休業は有給休暇に含まれません。あと、賃金は6割支払うということで対応しようかなと思っています。

あと雇用調整助成金は申込みしてみようとは思いますが、なんかもらえないかもしれんくらいの気持ちです。もらえたらラッキーくらいかな。

過去にインフルエンザで社員が4人(全部で8人)同時に休むという状況があったのですが、そういう場合はそういう場合でなんとか対応できたので。

なんとなく、ロックダウンとか自粛というのは、これからも何回か繰り返されると思うのですよ。

でも、うちの会社とか業界というのは、営業停止にはならないと思います。(インフラを担っているから)

ゼネコンとか大手ハウスメーカーは止まったりしているところもあるようですが、地場の工務店さんとかはそこまで自粛してはいないです。

また自粛することもないと思います。

基本的には

「風邪になったら休む」

「手を洗う」

「人混みを避ける」

という当たり前の対応をするだけです。

 

 

 

次に同じことがおきたらどうする?

とりあえず自分のGWは今日で終わりです。

明日・明後日お仕事で土日はお休みいただく予定ですよ。

今年の連休はまぁどこに出かけるでもなく家でゆっくりというかダラダラと過ごしておりました。本もあまり読めなかったです。

そのかわり家の掃除とか進みましたな。

で、カレンダーというか暦。

古代エジプトで毎年ナイル川が氾濫するのにカレンダーが役立ったと言うことです。

人間は周期によっていろいろな予測や対策をすることができます。そういう意味では文明社会にとって暦というのは切っても切れない関係なのでしょう。

暦があるから、来年の今頃はこうしよう、とか、3年後にああしようなんて予定を立てられるわけです。

で、地震とか台風というのは、なかなか平準化できない。

毎年必ず起こるし世界全体での合計値を見れば、一定数で予測が可能なんですけれども、被害が局地的なので「それがどこで起きるのか」というのは予測できない。

予測できないから対応するコストがかかるということになります。

カレンダーにしても天気、その日が晴れであるかどうかまでは予測できませんが、平均を取ると、この月は雨が多い、とか、このあたりから雪が積もるなんてことを予測して対応をとることができる。

確率の問題です。

地震も台風も起きる確率はゼロではない、ただ自分の身にふるかかるような災害につながるかどうかはわからない。

住んでいる場所にもよるし、ただ、頻度を考えると耐震構造の家にするとか、暴風の工夫をするとか豪雨に備えるとか、リスクに見合ったコストを掛けて、実際にそれがおきたことに対処し、工夫するのが人という生き物だと思います。

 

感染症にしてもワクチンを作ったり、公衆衛生の知識を高めたり行動を変えることで、次に備えるということはできる。

 

肝心なのは「次に同じことがおきたときにどう対応するのが正解なのか?」

そのことがある程度わかるのに1年2年では短いということです。

最低でも10年、同じような感染症が何度かおきて、そのたびにいろいろな対応をとってどのやり方が正しかったのか、どのやり方が間違っていたのか、いろいろな答え合わせをしていかなければいけない。

今日は「正解だ」とされている手法が半年後には「間違いだった」ということになり、さらに5年後には「やはりあのやり方が正解だった」ということになることもたくさん見られると思います。

正解にたどり着くためには一世代分の知識や行動の更新が必要なのではないかと思います。だから25年から50年くらいかけて、次の正解を見つける時代になるのだろうと思っています。

「まぁなるようになる」

諦めに似ているかもしれませんが、けして諦めているわけではないです。

たぶん、孫の世代から「うちのじいちゃんはアホなことしてたな」と笑われるような失敗もたくさんするのでしょう。

でも「その失敗があったこらこそ今の自分達がいる。」そんなふうに孫たちが話している未来を想像するのは案外いいものです。

 

「そんな先のことよりも、今とにかくなんとかしないと」そういう困っている状況もある。

なんというか頭に銃を突きつけられて「AかBかどっちか選べ」みたいな状況もある。

もしくは「Bしか選べない」とか。

「とにかく選択肢がないんだ」と。

 

でも自戒を込めて言いたい

「選択肢がないのは自分の知識不足が原因」

知っておくべきこと、やるべきこと、やっておくべきだったこと、だからこそ自分を救うのは自分でしかないのだと、覚悟を決めること。

 

子供に「どうして勉強しないといけないの?」そういう質問をされたときに、

「人生の選択肢を増やすためだよ」という返しをしています。

「勉強しないと選択肢がどんどんなくなっていくんだ」それは確かに自分自身の実感であり反省でもあります。

「もっと勉強しておくんだった」と思うのは選択肢があまりないときです。

これから先の時代は「選択の機会」「決断の機会」がこれまでの時代よりも増えると思います。

選択や決断するときに役立つのは、知識と経験です。

今は知識と経験を増やす時期なんだくらいに考えて、あたらしい生き方のカレンダーや地図を作ってる最中なんだと考える。

新しいカレンダーが必要で、

それを作っていくのは自分であなたで他の人々で、

そのためにネットをうまいこと使って、知恵を合わせて、うまいことやっていくしかないと思いますよ。

変わったのは世界ではなく「自分の見方」と「自分の感じ方」なのだと思います。

春の陽気になか、家の中から窓の外を見るとき、ひばりの声が聞こえたり、風が入ってきたり、鼻がムズムズしたりするのを体感すると、世界はいつもどおりなんだなと思います。

人生は長い、変化を楽しもう、まずは何を始めよう?

そうやって新しい日常を楽しんでいこうと思います。

来年どうなってるか予想することはできません、状況がもっと悪化しているかもしれない。

けれども10年後20年後は、たぶん良くなっていると思います。

それは信念です。

未来を作るのは予想ではなく信念なのだから。

信念がありゃなんとかなります。

もちろんそれを突き通すために正しい知識や戦略が必要なんで、使えるものは全部使いましょう。

 

なんか図書館は使えるようになるみたいですし。

 

あと地上波TVは見なくていいと思います。とくにワイドショーとか。

PCはパーソナルコンピューター

PC、いわゆるパソコンというのはパーソナルコンピューターの略語なわけですよ。「パーソナル」というのは「一個人」という意味ですから、やはり「一人一台」というのが基本なのだろうなと思います。

そうなると子供にも「一人一台」というのが基本になる。

親と一緒のマシンを使うとか、リビングに置いて共有して使うというのは、やはりパーソナルコンピューターとしての本領を発揮できないのであろうなと思うわけですよ。

でも。パソコンって高いですよね。値段しますよ。

確かにノートパソコンとかでやすいのだと3万円くらいでもあるのですけれども、なんというか「情報発信の道具」として使いこなせるレベルのものになると、モニター別で8万円くらいは出さないといけないような気がします。

モニター込みだとやっぱ15万くらいするのは、そこそこの性能を考えると必要な気がする。

そうすると子供が二人いるから30万円くらいかかるわけですよ。

で、10万円もらえるらしいのでやはりパソコンが一番いいのかなと思うのです。

iMacいいなぁ、自分がほしいくらいだったりして。

あれ?こんな話だったっけ?

「タイムマシン28000年」という本がありまして、この本は僕が小学生の頃初めて自分で買ったSF小説だった記憶があります。

インパクトのある表紙デザインだったので、話の内容はあまり覚えていなかったのですが、けっこうワクワクしながら読んだ記憶があります。

「時間とはなにか」とか「相対性理論がどうの」とかなんか頭良さそうな内容があったり、女の子を助けに行って悪いやつをやっつけるみたいな話。

大人になって古本屋さんで同じ本を見つけて何年か前に再購入しました。その時も一回読んでいるはずなのですが、話の内容が記憶にない。

 

で、この連休にちょっと機会があったので読み返してみましたよ。

まず、目次からイカスデザインです。

挿絵もサイケデリックで70年代っぽさが芳しいです。

さて肝心の内容ですが、

実験していたらたまたま未来の景色が見えた。

そこでさらわれた女の子が叩かれたりいるので、助けに行こう。

という話なんですけれども、なんというか、悪役の人もそんなに悪い人ではないような、むしろ圧政をする王を倒そうとするのが当たり前ではないのかと思ったり。

えー、そんなにバンバン殺しちゃっていいのかなーというような、

「うーん、とにかくお前は悪いやつみたいだから殺す」みたいな、昔のアメリカというのは、あまり物事深く考えていなかったのだな、という感想。

原題は「THE MAN WHO MASTERD TIME」で、今調べてみたら初版は1956年ですよ。

このころの映画はとにかく「悪」がものすごく単純化されていて、SF映画だけでなくインディアンが出てくるようなウェスタンにしても、勧善懲悪がごく普通にかかれています。

宇宙戦争(1953年)とか見ても、宇宙人に対して話し合いとかコミュニケーションをまず取ろうよとか、そういう葛藤もなにもなくいきなり攻撃しますからね。

おいおい、アメリカって大丈夫か?喧嘩っ早すぎるけど、いいのかこれでって感じですよ。女性蔑視もあたりまえのように表現されていて、今の時代にはちょっっとこれはないよな、っていうのもあるとは思うのですが、古い作品を見ることで、いろいろ時代の変化に気がつくのでたまに見るのもいいのではないでしょうか。

なんてことを思いました。

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