こういうツイートがあったので考えてみる。
https://twitter.com/usagi6145/status/1267610960816037892
https://twitter.com/usagi6145/status/1267610964112797697
ここで言う「規律」は英単語にすると「Discipline」「Rules」「Order」「Law」と候補があがってくる。
それぞれ「規則」「ルール」「決まり」など微妙に意味が違ってくるのだけれども、日本語のそれぞれとは重なる部分があったり、違ったりするところがある」
「規則正しい生活」だと「Regular Life」だったりする。
ちなみに「Discipline life」だと「躾の生活」という意味になる。
「ルールを守らせる」と「躾ける」だとまた意味合いが微妙に違う気がする。
このあたり企業文化とかコンプライアンスとか今話題の「新しい生活様式」とか、言葉の意味をよく考えて定義し直してみると、世の中がどう変わっていくのか感じ取れるように思える。
「規則」や「ルール」は住んでいる環境によって変わってくる。
四季があって水が豊富で、海にも山にも違い環境。
都会で地面がほとんどなく、コンクリートばかりの環境。
年に雨が降るのが非常に稀で土地がほぼ砂漠の環境。
高温多湿で一年中雨が降ってばかりの環境。
ヒトが集団で生きていくときに前提条件となるのが環境で、
「規律」は当然その環境によってデザインされる。
社員数が三万人の大企業と、従業員が7人の零細企業だと「規律」は変わってくるし、それに伴って必要な躾も変わってくる。
会社がどんどん成長して人数が増えていくようになれば「規律」や「規則」が変わってくるのは当然だと思う。
自分が所属する集団の「規律」が、他の集団では守る価値のない決まりになってしまうのは、よくあることだし、本社と支社や支店によって「規律」は変化していく。
それぞれの環境に合った「規律」のあり方が求められるのだと思う。
業界によって「規律」のあり方は違う。
建築業界と医療業界、IT業界、それぞれの業界に即した「規律」が存在するし、そのぞれの業界でも集団の大小によって「規律」のあり方は変わってくる。
ある業界でうまくいってる要素としての「規律」をそのまま取り入れても効果がなかったり、あるいは逆に勢いとか能力を悪くしていしまう「規律」もあるのだろう。
「規律」は時と場合、環境、目的、とれる手段や手法、様々な技術やインフラによって、最適解が異なってくる。
そして、その「規律」を決めるのはやはりリーダーの役目なのだ。
リーダー、企業にとっては経営者が「規律」を明確にする必要がある。
会社の「規律」がどうあるべきかは、定期的に見直す必要があるのだろう。
今は、特に外部環境が大きく変わる時代だ。
「規律」を見直しつつ、絶対に変えてはいけない「規律」は何かを明確にしよう。
ちなみにうちの会社の規律はけっこう緩い。