三体

長い、めっちゃ長いのだ。
三体、三体Ⅱ上、三体Ⅱ下をオーディブルで全部聞くと45時間もかかるのである。おかげで配達の時間が有意義に使えるのですごくコスパがいい。
SF小説なんですけれども、スケールがでかいし、宇宙空間での戦闘とか、もの宇宙天文学的なスケールで思考することの面白さ。
遠くのものが小さく見えるのは錯覚に過ぎない
宇宙空間で原子爆弾が爆発してもダメージがあまりない
そういう日本のアニメや映画スターウォーズなどの宇宙戦争の描写が実際とは違うことに気が付いたりする。
映画的な演出を差し引いた演出で宇宙戦争のシーンが言葉で紡がれるのだけれども、それでもなお興味深い状況が思い浮かぶのです。

あとナレーションの祐仙 勇 さんがすごくいいです。



脱・アットホーム企業

昨日は久々の中小企業家同友会例会に出席。
グループ討論とかしたわけです。
討論の柱は「社員が生きがいや働きがいを感じる会社とは?」というテーマだったんですよ。
で、一番最初に「金子さんの会社ではどう考えますか?」と降られたのですが。

「へそ曲がりかもしれないのだけれど、最近はこう考えてます。
社員は『生きがい』とか『やりがい』とかを会社に求めるな、と。
『やりがい搾取』という言葉もあるんだけれども、会社に依存しないようにするのが大事なのではないか。」
「会社と依存関係にならないようにしてほしいな」とか
「大事なのは会社を使って自分自身が成長することで、5年か10年くらいしたらもっと大きな会社に転職するとか、例えば金子商会の仕入先やメーカー、あるいはもしかしたら、売上高が何倍もある同業他社に引き抜かれるとか、そういうふうにしつつ、金子商会の仕組みを少しずつ成長させるというか、変化させるとか、刺激を与えるとかそういう関係性でありたい。」
「たとえば暖簾分けのようか形で独立してもらうというのもアリかもしんない。」

「いわゆるアットホームな会社ではありたくない。バーベキュー大会をするとか、しょっちゅう飲み会があるとか、就業時間外の委員会活動とかクラブ活動とかで夜遅くまで勉強会をするとか、そういうのはいっさいない会社でありたいな」

とまぁそういうことを発言するくらい、空気が読めていないのですけれども、フェイスブックとかで、いろんな会社が情報発信しているのですが、
「社員の誕生日にサプライズでプレゼントwww」
「節分で恵方巻きをスタッフみんなで食べましたwwww」
「スタッフは人財です、まさしく宝物www一番大事ですぅwww」
というようなピースサインで笑顔の写真を見るたびに思うんですよ。
職務分掌に上がってこない、労働条件通知書に記載されていない業務というか、そういう仕事が多そう。
ジョブ・ディスクリプション?なにそれおいしいの?という空気が蔓延している職場にしか見えないんですよ。

そういうアットホームな企業経営というのは、アリかもしれないしアプローチとしては有効な部分もあるのかもしれないのですが、なんか、
「私も我慢しているのだから、あんたも耐えるのが当然」だとか「有給休暇を使うと使っていない人が大変だから使わない」とか
そういう我慢の連鎖というか辛抱の螺旋を受け入れざるをえないような職場だと結局は長続きしないような気がするんですよ。

だから「おたがいさま」とか「自分が休みたいときは休みますよ」とか「有給休暇を申請するのに理由とかいらんですよ。ゲームの発売日だから休みます、でも問題なし」

そんなわけで

「社員自身の中に自らの『生きがい』や『やりがい』を持った上で、それを補完するような会社経営をしたい」なんつーことを考えるわけです。

シン・エヴァンゲリオン劇場版の感想とか(ネタバレあるかもしれないので、嫌な人は閉じてね)

そういうわけでシン・エヴァンゲリオン劇場版を見てきました。

自分はテレビ放送があった当時はもう社会人になって地元に帰ってきておりましたので、なんといいますか、そろそろオタク的なコンテンツから若干距離を置きはじめてはいたころで、何回か本放送を見たのですがサハクィエルのあたりで脱落してしまったのです。

その後レンタルビデオで最終話まで見て正直「なんだこりゃ?」という記憶が残っていたのだな。
その後、劇場版を見たりしてエバンゲリオンというコンテンツを楽しんでました。

今回の新劇場版もまったく違うものになりそうで「あれでしょ、Qの予告編とかも本編では出ないんでしょう」と思ってたらそのとおりでした。お約束でよかったです。そういうの大事。

実際、エバンゲリオンにハマっていたのは、自分よりも一回り下くらいの年代で、同年代で見ているという人はいなかったような気がします。

さてそんなテレビ放送が終わって25年。

今回のシン・エヴァンゲリオン劇場版は当時碇シンジと同じ年齢だとすると現在39か40歳になっているんだと思うのですよ。

自分はもう今年54になるんですけれども。

まぁこの年齢になって確信するのは、大人とか子供とかって、結局相対的なものでしかないのかなってことですな。

年の離れた人間が二人いたら、若いほうが子供、年取った方が大人の役割をする。

それは相対的なもので文句を言っても仕方がないのだな。

先に生まれたほうが大人になってしまうし、そうなってしまっているからこと大人の方が大人の役割をしないといけないルールになってはいる。

 

あと冷凍睡眠とかオルタード・カーボンっぽい肉体の再生とか、記憶のバックアップとか、義体化が進むと、大人とか子供の概念や役割が変わっていきそうな気がする。

 

ある日、自分の前に現れた子供が曽祖父だったり、自分の娘の結婚相手が、自分の父親だったりする未来もあったりするのだ。

現実問題として、LGBTとかの標準化で、親子関係というものはこれから先あやふやな複雑な関係にほどけていくような気がする。

そんなわけでラストシーンで大人になったシンジくんといちゃつくのはカヲル君だろうかとか思ったら違った。

 

 

 

 

 

両立支援等助成金は1回しかもらえないらしい (T_T)

厚生労働省の両立支援等助成金という制度があるのだ。
うちの会社は5年くらい前にこの制度を利用して30万円くらいお金をもらえました。
で、この度、スタッフが結婚して出産するとのことで、そのまま育休にも入るので前と同じようにこの助成金を申請しようとおもって、県の労働局に問合せをしたのです。

と・こ・ろ・が・

1事業主2人まで支給(雇用期間の定めのない労働者一人、有期雇用労働者一人)ということで、一度助成金をもらった企業は二度目はないという残念な結果に。

一応「代替要員確保時」パターンのは以前使っていなかったから利用できるっぽいです。

まぁ、それはそれとして、日本は育休に対しては助成金がたくさん出るというわけではないのですな。

企業文化として産休や育休が根付いている会社組織にはいわゆる助成金というのは絵に描いた餅なわけですよ。

というか、ITなんかた助成金にしても、とっくの昔に取り入れていたり普通にやっているような会社はもらえなくて、ぜんぜんそういうことをやってない会社が申請できるというのはなんか損した気分ですよ。

まぁ助成金というものの性質上「お金あげるから、努力してください」ということなんでしょうけれども、なんかお金の使い方が間違っている気がする。

 

 

ショック・ウェーブ

アマプラでドキュメンタリーの「ショック・ウェーブ」を見た。

グーグルマップでその現場を見ることもできます。

下関でも2009年に爆発事故がありました。

内閣府発表の令和2年版防災白書ではコロナウイルス感染症にも少し触れていたりする。

ざっと一通り目を通しておくだけでも、心構えとか覚悟とか上書きされるのでなんかあっても、知らない人よりももんのちょっとかもしれないが余裕が生まれる。

人が、不必要に恐れを抱くのは、やっぱ、なんだかんだ言っても情報不足だからだ。

平時にできるだけ多くの情報に触れていろいろ知っておくだけでも、いざというときに冷静にたいしょできるのだろうと思う。

景気が悪くなると、老朽化の補修とか修繕とかが後回しになってしまうのは世の常なので、これから先爆発事故が多くなっていくのだろうなと予想できる。

 

ウチも倉庫がいい加減古いので引っ越すなり建て代えるなりしたいのだけど、いい物件がないのよね。

本好きの下剋上

オーディブル版が良かったので、アニメシリーズを一気に読みました。

この作品は「小説家になろう」という投稿サイトに2013年から連載投稿され2017年に完結。

その後小説が商業出版され漫画化、ドラマCD化、テレビアニメ化されている。

 

娘は今「約束のネバーランド(二期)」を楽しみに見ている。

ネトフリ、アマプラ、Huruなどサブスクな動画配信サービスは、従来の視聴の仕方を変えちゃってるなと本当に思う。

たぶん、一生かかっても見終えることのできないコンテンツが、目の前にあるのだ。しかもそのコンテンツは今後もどんどん増えていく。

新作ではなくても、まだ見ていない面白そうな物語はものすごくたくさんある。

全部見られる気がしない。たぶん、物理的にムリだ。

2倍速で見ても時間が足りそうにない。

あと予算が掛かっていれば面白いのっていうとそうでもないし、

最初の10分が面白かったりしても、途中からつまらなくなったり、

逆に最初の30分はものすごくつまらないのだが、途中から超絶面白くなったり、

◯◯さんが、「面白い」って言ってたから見てみたら面白かった。

◯◯さんが、「面白い」って言ってたから見たけどイマイチだった。

その両方のパターンがあって、結局「面白かった」「見てよかった」というのは、自分で終わりまで見ないとわからない。

もちろんレビューや評価の点数というのはある程度参考にはなるのかもしれないけれど、星が一つでもけっこう面白いものもあるし、星が4つでもイマイチなものも多い。

そういう当たり外れ含めて全てを楽しめるようにするしかないのである。

アメリカの連続ドラマとかは面白いかもしれないのだけど、シーズンが長すぎて脱落してしまいます。

Xファイルとか最後どうなったのかぜんぜん知らない。

大卒の人が入るか?

配管工とか大工とか設備関係の現場の職人さんだと大卒の人は珍しい。
というか少ない。どちらかというと学歴不問なので高校卒業してこの業界に入ったとか、高校中退してこの業界に入ったとかいう人が多い。

給料もそれなりにいい例えば23歳くらいの職人さんだと、23歳の大卒社会人1年目の人よりも給与は高かったりする場合もある(17で業界に入って5・6年目で、それなりに現場を任せられるようになっているレベルの人)

15年ぐらいすると独立して自分で個人事業主になる人もけっこういる。

経費諸々ブッコミで年収1000万くらいだろうか。

三十代後半で事業主になって自宅兼事務所を建て名実ともに「一国一城の主」になる。

ウチの会社のお客さんは、そういう人が多い。

ただ年収3000万円とか1億円とかの人はいない。(年商の人はいます)

でも年収1000万円クラスはわりといる。(経費コミですよ、車両とか光熱費とかそういう経費は収入に換算したとしてです)

がんばれ設備店さん2021年2月号ができた

あとは印刷するだけという段階までなんとかできたので明日印刷する予定です。
今週は道路が凍結したり、スタッフがちょっと休みになったりとバタバタしまして十分に時間があったとは言い切れなかったんですけれども締切に間に合いました。

このニュースレターも毎月発行してもう16年くらいになります。17年かな?確か長女が生まれたときからなのでそのくらい続いています。

途中3ヶ月か半年くらいか中断もしましたが、我ながらよく続いているなと思いますよ。

基本的には「紙媒体で請求書に同封する」というのがメインのメディアなので、長い付き合いのお客様向けになり、大事なことは繰り返し掲載するので、過去に発行した内容とダブルところもありますけれども、今の時代に合わせて表現を変えたりもしているのです。

 

短期的評価と長期的評価

下関では年に一度くらい雪が積もって市内の交通が麻痺します。

安全第一ですから、雪の中無理してくる必要はありませんので、例えば、遅刻したり、出社できない場合はペナルティはないです。

けれども、そういう雪の中でも、冬季はスタッドレスタイヤを通勤に使うマイカーに装備していたり、マイカーが使えないので、代替法として列車で通勤したりする社員もいます。

「なんとかして出社する社員を評価する」という意識はあるのですが、たとえば特別警報が出た台風が近づいている場合、その社員をひょうかするとなると、忖度が発生して、なんとかして会社へ出勤するのが正義みたいになるので、そこは評価にはカウントしません。
というような決まりになります。

決まりはそうなんですけれども、感情的というわけではなく、工夫して出社してくる社員に対しては評価は高まると思うのです。

すごい台風が来ていても、それを予想していろいろな手段で対処して、時間通りに仕事ができるようにしている

すごい台風が来たので、おくれて出社する。

そういう二人の社員がいるとして、どう評価するのが正しいのか。

短期的には評価に影響しない。
つまり、台風が原因で欠席や遅刻をしたとしても給与に差をつけない。

長期的には評価するようにする。
例えば年次の昇給で差をつける。Aさんは5000円の昇給でBさんは1万円。

働く姿勢によって評価に違いをつけたほうがいいのか、単純に行動や、するしないに対して差をつける。

評価基準をすごくこまめに設定して見えるようにするとか、

緊急事態下に出社する人と用心のために出社しない人の差をどうすればいいのか?

 

経営理念とか社員教育の結果として
社員全員が「緊急自体下でも出社する」という
「会社組織」を経営者が目指すかどうか、

経営者としては「緊急事態や警報がでていても俺は工夫して出社するようにしている」

「だが、社員にはそこまで要求しない」

「でもそういう社員がいれば、褒めないし評価もしないけれども、俺は素直に嬉しいと思うのだ!」

それもまた忖度になっちゃうなー。

こういうときは正直な気持ちを文字にするのが正解なのではないかとも思う。

「こんな雪の日でもなんとか工夫して遅刻せずに出社する君を自分は嬉しく思うし評価する。月給や有給休暇には影響はないけれども、引き続きそういう姿勢で業務に努めていただけると嬉しい。」

ということかな。

土地の価格

坪単価3.16万円の土地。坪単価17万円の土地。

両方とも更地なんだけれども、なにゆえにそんなに価格がちがうのだろうか。

そんなに離れていないんですよね。

面している道路が違うのかもしれない。

坪単価3万円の方は大きな車が入れないようなところなのかもしれない。

いずれにせよ現場を見てみないとよくわかんないな。

市街化区域と市街化調整区域でもぜんぜん価格が違うのですな。

市街化地域のほうが価格は高いようです。

安いから購入しても倉庫とか建築できなければ宝の持ち腐れですし。

 

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