よく出し間違える

自分は、急ぎの現場があったり、配送スタッフが出払っているときに代わりに配達にでることがよくある。

けっこうな確率で商品を出し間違えるのだ。

配送スタッフの5倍ぐらい出し間違いが多い。

なんでなのかというと、思い込みがあるのだと思う。

昔の経験とかの積み重ねとかイメージを引きずっていて、今は違う場所に置いているのに前の情報で品物を出してきたりとか、

あと声出し指差し確認をやらないでピックアップしたりとかもあるし、

考え事をしながら集中していないというのもある。

あと自分が配送に出るときは配達の注文やら事務の調べごとが集中していて業務がオーバーフローしているときが多いので、ミスが出やすい環境なのかもしれない。

もちろん自分の注意が足りないというのもあるのだ。

ただ「お前の注意が足りないからミスするんだ」というのは、組織論というか、仕事のマネジメントとしては言っては負けなセリフなのである。

自分でも配達ミスが多いなぁと思うのだが、これはあれかな、あんまり配達する気がないというか、モチベーションが低いというか、そういうことなのかね。

社長としては配送のフォローはするんだけれども、仕事の組み立てとしては社長が現場へ配達するというのは、最後の手段的な部分が大きいのであり、配達するという業務の重要性は重々承知してはいるのだけれども、自分がやるべき業務ではないのだという意識が、ミスを誘発しているのかもしれない。

でもミスはあかんですよね。

集中していませんでした以後気をつけます。

 

 

というか「集中していませんでした以後気をつけます」なんてセリフが出るということは、そのうち必ずまた同じミスを繰り返すのは間違いないわけで、なんか根本的に改革が必要だなぁ。

これは請求できないなぁ

何年か前の話。

お客様から某グリーストラップを注文があり、ウチの倉庫へ入荷。

翌日客先の現場へ納品。

梱包を開いてみたところ、ヒビが入っていたということで、さてどないしましょうか、ということがありました。

ダンボールで梱包されていて、基本的には入荷したときに段ボール箱が変形していたり、ぶつかった跡がなかったり、振ってみたら変な音がするなどしていない限り、わざわざ梱包を開いて中身を確認することはありません。

ですから、「梱包を開いたら壊れていた」とか「割れていた」という場合は基本的には製造不良を疑うんですけよ。

自社はいわゆる問屋ですので、メーカーに対してそのまま事情を言います。

「梱包を開いてみたらヒビが入っていた。返品交換できますか?」

メーカーからの回答は

「製造不良かどうかわからないから、返品交換はできません」ということで、ちょっとがっかりしました。

で、こういうときはどう対処するのが、お客様にとってありがたいのか?または次の仕事につながるのか?そして印象がカッコいいのか?

を考えて、

「不良品は弊社が見破れなかったのがミスです。新品と入れ替えます。」とお客様に。

メーカーに対しては「製造不良ではないというのは、本当なんだろうから、新しいのを送ってください」

ということで、不良品代は丸かぶりしました。

ウチの倉庫で壊れてしまったか、配達納品の段階で壊れたか、そういうことでしょうな(違うけど)

メーカーの営業マンさんは、そのあとお詫びに来てまして、まぁ本社の方はそういうしかないよねーみたいな話で、お礼のみで、値引とかはなかったです。

 

で、お客さんには追加請求とかはなしで、そのまま新品を納品。その後

半年くらいして、別の現場でまたグリーストラップの注文をいただきました。

 

 

責任を取るというのは、「カッコつけるまたとない機会」だと考えて対処するといいんじゃないでしょうか。

ちょっとしたやせ我慢も必要でしょう。

痛みとかもあるかもしれないです。

損したなぁと思う部分もあるでしょう。

 

なんか大きなミスとか失敗で損害が生まれたときに、

「こうするとカッコいい」という基準で対処するといいのではないかと思います。

 

そうすると、相手が無茶なクレームで、へこへこ単に要求を聞くだけ、というパターンも

「なんだよ、へーこらしてるだけで、カッコワルイ」ということで聞く必要もなくなってくるので、

ぜひともミスの処理をするときは「カッコいいかどうか」「イカスやりかたかどうか」で判断するといいでしょう。

失敗のリカバリーは伝説の生まれるいい機会です。

 

2022年の採用募集

2022年の採用募集のサイトをそろそろ作らないといけない。

この夏くらいに社員さんが出産+育児休暇に入るので、中途採用をして来年の採用は見直したほうがいいのか、それとも中途採用しつつも来年の採用もしたほうがいいのか、ちょっと悩んでいる、悩んでいるというか考えてる。

なんだかんだ言っても先行きが見えないし、なんとなく、建築業界にも不況の波というのはやってくるのだろうなと思う。

休暇中人数は少ないけれども、現場自体が少なくなっていれば、なんとか仕事を回せるのではないかと思ったり。

いや、それではイカンですよ!こういうときこそ先行投資!新しい人材を取り入れてなんか新しい企画を立ち上げるのですよ!

なんて感じで、オフェンシブになったりディフェンシブな志向になったりと、朝と晩、昼と夜、外と内で、コロコロと考え方が変わっていくのです。

半年先とか育休が終わる来年の今頃には、世間の状況もまたかわっているだろうし。

これが社員が100人も200人もいる会社であれば、ひとり増やすも二人増やすもほとんど誤差みたいなものだと思うのですが、いかんせん今の所全社員8人の零細企業にとっては人を一人増やすというのは、やっぱり考えちゃったり悩んだりしますよね。

とりあえず、配送とか倉庫の整理整頓といって雑務的なことに集中してもらって、電話応対とか問い合わせ業務的なことはいっさいなしの職務分掌をめっちゃ絞って、アルバイト的に短期雇用というのもあるかもしれんけれども、どうもそういう雇用のありかたというのは個人的には好きではないし経営者としてはやりたくなかったりもするのである。

なんというか、会社というのは人に育ってもらってなんぼというか、その人なりの生み出す価値というのをそれなりに拡張していくというか拡大していく仕組みじゃないといけないのではないか、面白くないのではないかと考えている。

例えば、金子商会に入ったことで、水道資材の問い合わせに答えることができるようになった、最適な市内の配送コースを想定できるようになった、ブラインドタッチでPCを扱えるようになった、というような、今までできなかったことができるようになりましたよ=成長しましたよ、ということを実感してもらえるような、そういう仕組が会社組織の役割でもあると思うのだ。

もちろんその上でキッチリと利益も出してしっかり儲けなければならんのでしょうけれども。

というかダラダラと採用サイトを更新しつつ情報をツイッターやらフェイスブックに流して中途採用というか、「中途」という言葉がなんか嫌な感じがするので、新しいカタチの縁故採用につながるといいかもしれんなーとか考えたりしています。

終身雇用から終身縁故へ

昨日のエントリーの続きというわけでもないのですが、

「終身縁故」というキーワードを思いついたのでググってみたところこのようなブログが引っかかってきて、思いの外、似たようなことを考える人は少ないなぁなんて気がしました。

で、この井上さんがノートを書き始めていて、

普段はフリーランス的な仕事。2021年1月、コロナ融資で信用金庫様からお借りした500万円を全額ぶち込んで貸しスタジオ運営に乗り出す。果たして食べていけるのか。

ということで面白いことをしているなぁと思った次第です。

でまぁ、話を戻します。

終身縁故っていうのは、なんというか「ある会社に在籍したことがその会社を離れたあともずっと関係性が続く」ということで、もうすでにそういうことを実践している会社があるなぁと。

◯◯出身の起業家、とか◯◯出身の経営者で検索するとわかりやすいです。

リクルートさん、DeNAさんあたりだと、サジェストで表示されるので、もうすでに終身縁故ということが、第三者にも認知されていると言っていいでしょう。

他の会社でも、元◯◯とか◯◯出身というような経営者さんがいっぱいいる会社は終身縁故企業だと言えるのではないかなと思います。

そういう会社は多少給料が低かったり就業時間が長かったりしてもそれは将来に対する先行投資でも納得できる部分があるように思います。

大抵の上場している大企業さんなんかは言っても「元◯◯勤務」というような肩書が通じたりするので「縁故創造企業」であると言えるでしょう。

週休2日のシフト制で、給与額は大学院卒・大卒が16万6000円、短大・専門卒が16万1000円。各種保険の他、寮費2万6000円、食費3万9600円、講座受講費の2万8000円が給与から天引きされる。そういうなんかすごい安い給料で働いても縁故創造企業であるならそれはよしだと思うのですが、

検索したら縁故創造企業っぽくないので、上場企業だから縁故創造企業だとは限らないのだなぁと思った今日このごろです。

で今後はこの「縁故創造企業」というのは中小零細企業でも出てくるのではないかなと思います。

◯◯研究所出身とか株式会社◯◯商店出身とか、そういうの。

地方にも起業家を生み出す能力を持ってる中小企業というのが増えているような気がする。

そういう縁故力のある会社にするために日々営業努力するっていうのは、結局はいいものを作るとかお客様に喜んでもらうとか、そういう地味でパットしない日々の努力なんだろうなと思うのでございます。

あと◯◯出身のエンジニアとか◯◯出身の技術者とか◯◯出身のプログラマーというのもありだと思います。

人材輩出企業とかいう言い方もあるみたいですね。

調子が悪いときは休める体制をつくれるかどうか

アフターコロナのことを考えると、まちがいなく「こうなってなくちゃいけないよな」ってことは

「調子が悪いときは仕事を休む」

のが普通というか当たり前になる、ということですよ。

「熱が37度くらいだと休めない」とか

「代わりの人がいないので休めない」とか

「ちょっとくらい熱が出たからって休むな」とか

「休まれたら困るんだよ、仕事が回らないだろう」とか

そういう「休まれると仕事が回らない」系の言説が通じなくなるのだということです。

というか風邪で休まれたら仕事が回らないようなビジネスモデルは立ち行かなくなるのではと考えています。(社員もやめてしまうし、求人を出しても人がこないから)

うちの会社は零細企業ですよ。8人でやっています。

基本的に毎日誰か一人が平日に休みをとって常時7人で業務を回しているわけです。

月曜日から金曜日までは基本的に7人、土曜日は4人ずつ隔週で休みをとることで変則的な週休二日制を実施しています。

万が一インフルエンザとかが蔓延したりして、3人休みになるときもあるかもしれません。社員の半分が同時に罹患することは確率的には低いですけれども十分にあり得ることだと思います。

そういうときは休日になっている人に「休日出勤」を依頼することもあるかと思います。

出勤している人数が5人だったらまぁ2・3日くらいなら業務にそれほどの影響もないと思います。

とにかく、病欠することを前提にしてシフトを組んでいく。

そのためにも平日に休みを交代で組み込むのは有効な手段だと思います。

すでに土日で完全週休二日制を組んでいるホワイトな企業さんでしたら、コロナを期に平日に交代でお休みを取るという。完全週休二日制+月二日平日休みを導入するといいのではないでしょうか?

常に全員が出社しているのではなく、常に誰かが休暇を取っているという体制に慣れているとけっこういい感じだと思います。

150年掛けて人口が減っていく

このグラフが国土交通省から発表されて今年でちょうど10年目になります。

基本的には2021年の予想推移も同じようなものだと思います。

多少の誤差はありますけれど、だいたい2100年くらいには、日本の人口は明治維新のころに戻るのだろうなということですね。

2100年というのは今年からだとまあ80年位先の話です。

今年生まれた赤ん坊が80歳になるころですな。

もしくは今中学校3年生の子どもが95歳になるころですよ。

その頃には日本の人口は今の三分の一くらいになっているわけで、何もしなくても三密が維持できるくらいの人口密度になるのだなぁと思ったりしております。

土地の値段も下がってくるかもしれない。

100年かけて値上がりしてきた坪単価が100年かけて下がっていく(戻っていく)かもしれないあなぁなんてことを考えたりしています。

生活様式も人口の現象に合わせて戻っていくかもしれないです。

持ち家率とかも100年前の数字に戻っていくのかもしれない。

とにかく分母である総人口が減っていくというのは、いろいろな影響が出てくることには間違いない。

 

誤りを指摘しない

カーネギーの言葉です。

「相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない」

これ大事ですな。

相手の知識が間違っているときに指摘しないの大事。

ついつい言い返したくなりますけど、直接ではなく時間を置いて諭すのも大事。

「火垂るの墓はスタジオジブリなんだから宮崎駿が監督に決まってるだろ!」と偉そうにのたまう御仁に間違いを指摘するのは粋ではないのですな。

寒波と設備の更新と制度設計

先日の寒波の影響で下関市市内のあちこちで水道管が破裂して漏水があり、昨日今日と水道屋さんはてんやわんやで、おかげさまで弊社も忙しくさせていただきました。

こういう寒波が来たりというインフラに負荷が掛かる状況があると、老朽化した部分から先に故障していくわけです。

弱いところに力が集中して、そいういう部分が修理されたり廃棄されたりするわけですよ。

なにか全体的に負担が高まるとどうしてもリソースが足りないところやオペレーションの不具合なところが顕在化されるわけですよ。

そういうときこそ制度設計とか仕事の仕組みとか本質的根本的な仕事の進め方を変更したりするチャンスなわけですよ。

そこでルールやマニュアルを変更したり改善したり無くしてしまったりするのが経営者の仕事なわけです。

「これこれこういうルールだから、そのようにしなくてはいけませんよ」

という部分があって仕事がうまく行かなければそのルールを変えないといけないし、変えるのは経営者(リーダー)にしかできないと思うんですよ。

その上で、これまでやっていたことをしないという決断とか判断基準を設けるのも大事だし。

「こういうときはこのように対処します」ということを改めて広報することも大事なんだと思います。

今回の雪の影響で思ったのは、

「大雪警報が出て積雪が3センチ以上になったときは、基本的に配達はお断りする」

「どうしても必要で不要不急な場合は必要な資材をチェーンを装備した軽トラック、またはスタッドレスタイヤを装着した車両でのみ配送する」

ということを周知することが必要だなと。

「このようになったら通常の業務は行いません」というのは安全第一を考えると優先すべき事項が限られてくるわけで。

今後、台風だったり大雨だったり警報や特別警報があるときは「弊社ではこうしますよ」ということを明確にしておくのが大事で、さらにそれをお客様に常日頃から周知しておくのが大事だなと思うのでした。

雪の日に考えたこと

今日、下関市では十数年に一度の大雪が降って積もった。

例年ならば午後からは溶けて普段どおりになるのだけれど、今回は市街地でも多くの道路で路面が凍結し、ノーマルタイヤの自動車があちらこちらでスタックしていた。

うちの会社ではトラックはノーマルタイヤのものしかなくて、年に一度の雪のためにタイヤ交換をするという選択は今の所していない。

配達は基本的にお断りする。

ただどうしてもなんとかしてほしいという場合はスタッドレスタイヤを装着した普通車で現場まで持っていくという選択肢で対応している。

今日の配達は二件。

お客様のお引取りが五件だった。

電話は10本くらいだったかな。

納期の連絡とかそんな感じ。

いいお客様が多いので、むちゃな注文はなかったように思う。

一人のお客さんなんかは豊北町からわざわざ引き取りに来てくれたし(ありがたいことです)(でも事故には気をつけてほしいので無理しないでほしい)

実際、こういう気象警報が出たときは休業するのが正しいのかもしれない。

注意報はまぁ気をつければよいとして、「特別警報」が出たときは休業が当たり前な時代にする必要があるのではないかな。

 

Teamsとzoom

零細企業のIT化とかDX

  1. 事業所にブロードバンド回線があってwifiのルーターでスマホやタブレット端末はつなぎホーダイ
  2. zoom、Teams の2種はインストールできていればOK(SlackとかChatwork、GoogleMeetは使う機会はほぼない感じ)
  3. 会社のLINEアカウントがある
  4. 社員の8割がタッチタイピングできる。(ここでのテストでBランク以上)
  5. 新しく買ったプリンターの印刷設定ができる
  6. わかんないときはググって調べることができる
  7. 自社ドメインを持ってる
  8. メールアドレスはいくつでも増やすことができる
  9. ツイッターで炎上しない
  10. アプリを探してインストールできる(したことがある)

他にもあるとは思うのでその都度気がついたら追記していこう。

 

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