転職とか引き抜きとか

ぼんやりと考えていることなんですけれども、会社と従業員のいわゆる「雇用関係」について思うこと。

終身雇用がなんかなくなってしまったのは、企業や業界の成長期というのが終わってしまい、昇進とか昇給がけっこう固定されていたり、企業そのものの寿命が尽きてしまったりとか、原因があるのだろうかなと思っています。

例えば1960年代設立の会社っていうのはけっこう多くて、家の会社も設立は1967年なんですよ。

で、周りを見渡すと創業60~90周年という会社はけっこう多いです。

というか生き残っている会社はけっこうそのくらいの年令の会社が多いです。

で、60年代に創業した会社というのは、日本の高度成長期に合わせて、実際、なにもしてなくても日本市場の規模の増大とか人口の増加に合わせて成長して行けていたのだと思います。

これという変化や成長を指定なくてもマーケット自体が大きくなってたから、特徴的なことや経営理念や戦略がなくてもけっこう会社が成長できたわけです。

1960年に二十歳で就職して、60歳になる40年後の2000年まで務めるという終身雇用制度がうまく言ったのは、なんだかんだ言っても人口が増えて市場(つまりは購買者)が大きくなったからこそ成り立ったと考えています。

で、時代は2020年なんですが、

下関なんかはもう毎年のように人口が減ってきてまして、もうこれは事実として変えられない動きなわけです。

2050年には、バブル期に30万人いた人口が20万人以下になってしまう、その上高齢者が割合として多いということですよ。

そうなると終身雇用というのは、なかなか難しい。

1960年代→2000年 の成長カーブと同じような右肩上がりのマーケットというのは下関には存在しないわけです。

 

でまぁ、優秀な人材は引き抜かれたりとか転職したりが普通になるのかなと思っているのですが、

例えばうちの会社の場合、金子商会に勤めて新人研修やら商品知識のOJTやらで3年から5年位がすぎるとけっこうな知識が身についたり、あるいはビジネスマナーというのもそれなりに身についたりすると思います。

そうして手塩にかけて育てた人材を、取引先に引き抜いてもらうという戦略というのもありかなと考えたり。

 

会社の経営理念や存在意義、あるいはキャリアアップシートなどを明文化して、誰にでもアクセスすることで、取引先、つまり金子商会でいえば仕入先のメーカーや商社さんが、引き抜くというかヘッドハンティングするのもありなのかもしれないと考えたりしています。

で、何年かがすぎると

  • 「あの会社の社員であれば間違いない」
  • 「あの会社の事務員さんは有能だ」

という評判が立ったりして、仕入先の所長さんが、

「お宅の事務員さんをください!」

というような話になったりして。

「えー、ただじゃやだなー」

「じゃあ○○万円契約金を払うよ」

というような会話がなされつつ、なんと申しますかプロ野球の金銭トレードのような転職のありかたというのが普通になっていくのかもしれない。

ここでいう契約金というのは、その社員を育てて、これから会社で利益を出してもらうつもりが、いきなり転職を打ち明けられて昇進している零細企業の経営者がいただくものなのですよ。

 

ちょっとわかりにくいですな。

 

うむ、自分の給与を増やしたいと考えるなら、働く企業を変えるか、はたらく業界を変えるしかない、という考え方が普通になっていくと思う。

終身雇用でも家族のような雇用関係でもなくて、学園祭の前日の夜食を楽しんだような契約関係でもなく、パート・アルバイトのようなつながりでもない、働き方に合わせた会社の辞め方が、明文化していくのが2021年なのかな、と考えたりしています。

iPadのマークアップを使ってみた

iPadもiPhoneも「マークアップ」というのがあって、写真に書き込みをするのがずいぶん簡単・手間いらずになってたんですね。

知りませんでした。

iPadの写真の管理はgooglePhotoを利用していたので気が付きませんでした。

あと、iPadよりもPCのほうで画像編集することが多かったのです。

ほかにもスクリブルとかいう文字認識機能もあり、こちらはまだ日本語は今一つのようですが、けっこう便利に使えるようになってきたのですね。

知らないことばかりですよ。

今年になってiPadを買い替えていたのですが、使い方が昔のままなので使用アプリのバージョンアップをしないといけませんね。

トリミングができたり簡易なフィルタをかけたりと、いろいろな機能が使えるのですが、使う人間のスキルがなければ、まさに宝の持ち腐れなわけですよ。

まだまだ紙にアイデアや文章を書きだしていろいろ考えることが多いのですが、iPadをもっと活用したほうがいいのかもしれないなとも思ったりします。

アップルペンで文字を書き込むのもなれないとヘロヘロな字になってしまいますよね。こればっかりは慣れなんでしょうから、毎日30分くらいはペン入力の練習をしたほうがいいのかもしれません。

実際、テキストを書くのはqwertyキーボードで入力するほうが早いのですが、これだって慣れるまでには時間がかかります。

最初のうちは文字で紙に書いたほうが早いような気がしますが。

慣れてしまえばキーボード入力のほうが倍以上のスピードで行えるようになれるわけです。

何かスピードを圧倒的に早めようと思ったら、どこかで足ふみというか、練習時間というか慣れるまでの準備期間というか、そういう時間が必要なのかもしれません、というか必要なのでしょう。

あとsurfaceも使っているのですが、こっちはなかなかペンを使って入力しようというスイッチが入りません。

どうしてなんでしょうか?

立ち上げに時間がかかるからというのが、自分の考える一番の原因だったりします。

 

 

LINEで位置情報を共有しよう

まずは「位置情報を共有したい相手」のトーク画面を開きます。

 

左下にある「+」をタップします。

次のメニュー画面が開いたら

「位置情報」をタップします。

すると地図画面が開いて「位置情報」が表示されます。

赤いポインターの位置を対象地点に合わせます。

日本指で地図を動かしたりズームしたりして調整します。

位置が決まったら

「この位置を送信>」というところをタップします。

バッチリ位置情報、つまりは地図が送信されました。

これで現場指定も楽勝ですね。

パッキン工事 下から見るか 横から見るか

水回りの修繕工事で高額請求があいついでいます。というようなニュースや報道がワイドショーを賑わせていたようですね。

うちの会社にもたまに一般の方が

「水栓の水が漏れている」

「トイレの水がとまらない」

「トイレが溢れてしまったのでなんとかしてほしい」

といらっしゃるのですが、金子商会は材料屋なので、自社工事はいっさい行いません、どうしてなのかというと、

まず「水道工事」ですが原則として「水道工事は指定された事業者じゃないとやってはいけません」という水道法のきまりがあるのです。

ですからそういうお客さんがいらっしゃったときは、弊社と取引があり、かつ、できるだけ現場に近い業社さんを紹介することにしています。

まぁ、そんな感じで金子商会のことを知っている人は、とりあえず悪徳業者にはひっかかりにくいのではないかと思います。

 

で、お客様が悪徳業社にハマってしまうのを防ぐために、地域の水道屋さんや、うちのような水道資材店、あるいは水道業界に所属する者はどうすればいいのでしょうか?

まずは、自分のしている仕事について地域の方によく知ってもらうこと。

それから建築業者としっかり連携してお施主さんとのパイプを強く太くしておくこと。

価格については、出張料・交通費・技術料・工賃を事前に設定し情報を見えるようにしておくこと。

建築工務店・ハウスビルダーであるならば、引き渡す際に給水排水の配管図面をお施主様に渡しておくこと。

水道設備店さんであれば、引き渡す際にお施主様に「なにか水回りのことで困るようなことがありましたら連絡ください」と伝えておくこと。

パッキンの取り換えだけで5000円くらいかかることもあることを説明できるようになっておくこと。
出張交通費、技術料などは、遠慮しないで請求するようにしましょう。

昭和の時代はケレップ1個交換して料金は缶コーヒーでいいよ、サービスにしておきますよということもありましたし、今でもパッキン取り替えて10分くらいだったら無料でいいです、というような業者さんもいらっしゃいます。

が、

それは、ご近所つながりがあって、お客さんと水道屋さんの信頼関係構築費というものに含まれていた時代だったのだと思います。

今から40年まえは便器などの衛生器具も定価取付が普通でしたし、今とは施工方法も違っていたのでできたのだと思います。

まちの住人が困ったときに、思い浮かぶのが二丁目かどの田中水道工務店さんだけしかいなかった時代は、田中さんはご近所のお知り合いであり持ちつ持たれつの仲であり、もしかしたら友達だったりしていたので、

「お金なんていらねーよ」と言ってれば年末に瓶ビール1ダースになって返って来ていたりした時代の出来事だったのです。

でも、今はそういうつながりを持っている工務店さんはどちらかといえば少数派なわけです。

ですから、例えば、あなたの会社では、顧客リストが300件以上あって、定期的にニュースレターや挨拶状を送ったりしつつ、展示会を開催すれば常に100人以上の人が必ず集まるような仕組みができているなら、ケレップ取り換えは無料でも問題ないと思います。

でもそうでない、そういう仕組やつながりを持っていない水道設備店さんは、そういう戦略は難しいと思います。

ですから、ハウスメーカーの新築現場の下請中心の設備業者さんは、引き渡しのときに「何かあったら当社に直接連絡してくだい」と、お施主さんに伝えておくのも手ですし(大人の事情でそれはダメ建設会社を通すことみたいなところもあるかもしれませんが)
修理はめんどくさいしお金にならない、といって断る設備店さんもいますので、それなら修理に動ける人とのパイプも持っておくべきです。

また建築工務店さんも水工店さんを下請けに使っているからといって、タダで修理に行かせるようなことはやめたほうがいいし、水工店さんも、元受け工務店にちゃんと工賃の請求はしましょう。

建築工務店であれば、水漏れや困りごとがあったときなどに動きが早く手間がかからないことは、魅力的な外注要素でもあります。
むしろ協力会社として「クレーム時にすぐに動いてくれる」「なんとかしてくれる」水道設備店というのは元請工務店にとってはかなりな魅力になります。

それから料金(工賃・技術料・交通費・実費部品代)修繕内容(ケレップの取り換え)などをタグ付けして投稿するようにしましょう。

技術料や工賃というのは、自社が生み出す立派な価値です。

10分で水漏れを直したとしても、そのために必要な工具、移動時間、それが10分でできるようになるまでに積み重ねた経験の数々、適切な資材の選定などなど、お客様がなっとくできる料金であればしっかり請求しましょう。

元請業者もメンテナンス料は契約して金額を決めておきましょう。

初期不良や施工不良については問題外ですが、追加工事や実費・手間が発生する現場についてはその手間代を支払うようにしなければいけないし、

水道工事店さんも請求するようにしましょう。

ハウスビルダーの下請けをしている水道設備店さんは、新築引き渡しのとき、お施主さんにとっての頼れるメンテナンス依頼先になっておきましょう。

そして、少なくとも自社の半径4キロメートル内の住民の方と、「水回りのこまりごと」があればすぐに相談してもらえるような信頼関係を作っておきましょう。

そのためにはなにが必要なのか、情報発信ですよ、PR(パブリックリレーションズ)ですよ。

そのためのツイッターでありインスタグラムなわけです。

ツイッターやインスタのアカウントで修繕現場のビフォアーアフターをつぶやくときに、地域名「下関市川中本町」とか「伊倉新町」とか「綾羅木南町」いれるようにする。

お客様の感想も聞いて投稿する。

そうすると次第にそういうデータが集合知となって落ち着くところに落ち着きます。

地域に根を張った後ろめたさも後悔もない、適切な請求金額っていうものが、肌感覚でつかめるようになるはずです。

wi-fiルーター新しいのにした。

家でプログラミングとかしようと思っていたのですが、有線が来てなかったんで、仕方なくwi-fiでつないでいたのですが、今ひとつ遅い。

今一つではない、シャレにならないくらい遅い。

0.12Mbsてひどすぎですよ。

1階にwiwi付きモデムがあったのですが、2階の仕事部屋までの電波が弱いのでしょう。

これではとても仕事になりません。

Unityでバージョンアップするのに3時間以上かかる。

そんなわけで新しいルーターを増設。

うほー快適です。

 

ルーターのおいているリビングだと、200超える時もある。

ありがたいですな。

5Gが普及するのにはまだ5年くらい掛かりそうなので、とりあえず3年間分の投資ということで考えています。

メール添付PDFで送られてくる請求書にパスワードは必要なのか問題

指定されたメールアドレスに送信されてくるということで、一種パスワードでセキュリティがかかっていると考えるので、自分は請求書やら見積書にパスワード付きPDFを送るのは、あんまし意味ないような気がする。というか、単に面倒くさいだけやないだろうか?

見られたら困るような仕入れ価格に利益を上乗せして暴利を貪っている商売をやっているわけではないので、別に顧客に原価を知られたとしても、恥ずかしくない価格設定ををして利益を頂いておりますので、

請求書PDFにパスワードなんざ、単に使いにくいだけですよ。

 

それよりもCSVファイルとかHTMLとかXMLでシステムに利用できるような形式の方がありがたいような気がする。

PDFで送ってきた請求書を紙にプリントアウトしてキーボードから手で入力するとかいうアホな運用はしたくないのだが、全国でそういう運用している姿が見える!見えるぞぉぉ!

あと、プリントアウトした請求書を画像としてスキャンしてさらにそれをPDFに変換してメール添付するとかいう地獄のような運用をしている会社もあるというので、そんなんやったら、もう紙でええやん。

棚卸とか整理整頓とか清掃とか

100%完璧に理想通りというわけではないのですが、棚卸しの必要がないくらい整理整頓と清掃ができているように毎日「棚卸」という名の業務を行っています。

棚卸の目的は何かというと、

「在庫金額を正確に把握する」ということです。

なぜ在庫金額を正確に把握しなければならないのか?

それは決算をするときに、この数字がいい加減だと、利益ができているのかどうか正確に把握できないからですな。

実際は売り物にならないような商品でも在庫として金額をつけて計上していしまうと、本当の利益よりも多くなってしまうということがおきてしまうわけですよ。

もう10年も動いていないものは、在庫として数えないで廃棄処分するなりしないと意味がないです。

倉庫に転がっている資材でもう何年も動きのないものは、ゴミ以下だったりするので、定期的に処理していく必要がある。

捨てるときに、もったいないなぁと感じることもあるのですが、断腸の思いで廃棄処理をしたりするわけですよ。

決算で利益ががっぽり出たときに、在庫の廃棄処理をしたりすると税務署さんに突っ込まれたりするので、それはやめたほうがよくて、

やはり日々の業務の流れの中で、こまめに売れ残ったものとか、不動在庫品は処分していかないといけない。

そのためにも日頃の整理整頓清掃は大事で、

在庫管理の理想というのは、一瞬見ただけで在庫数が正確に把握できるような仕組みにするのが一番なんだろうと思います。

枠を作ってその中に入れるようにするとか、いろいろ方法はあるのだけれども、めんどくさくてやっていない部分もあるので反省の毎日ですよ。

仕事はめんどくさくて地味なことばっかりですよ、けれどもそういう部分を、コツコツと地道に積み重ねるのが、結局は一番強いのだろうと思います。

一年二年続けたくらいではあまり意味がないような気がしますが、5年10年が過ぎたときに、そういう地味な積み重ねをちゃんとしていると、そういう企業が結局は強いのだろうなと思います。

 

ネットとかビットの時代になって、ビジネスの結果が半年とか一年とか、そういうスピードで、素早くガンガン回して処理していくのが大事だ!というような風潮の中でつい忘れがちになってしまうとは思うのですが、やはり10年間続けるとか20年間続けるとかでついていく企業の体力もあるような気がする。

 

 

と、ここまで書きながらも、そういう地道な積み重ねの部分をオートメーション化して全く新しい物流管理システムを作り上げるというのはありなのかもしれないし、そっちが主流になるのかもしれない。

規模とかスピードとか自動化と24時間化とか、スケールによって最適解が変わってはいくとは思う。

倉庫の在庫管理についてはまだまだ見直すべきところが大きい。

というか、お仕事は面倒くさいとの戦いだなぁと思う。

いや、ほんとうにめんどくさいことばかりだから、せめて機嫌よく笑顔で毎日過ごそう。

土曜日は出社する人数が半分なので、自分もほぼ配達に駆り出されるので、配達中の時間を有効に使いたいなぁということで、オーディブルでいろいろ聞いています。

今週は東野幸治さんが聞き手をしている「よしもと芸人音声データ」全部で50時間くらいあるので聞くのに一ヶ月以上かかるかもしれません。

でも、面白い。

第2号の途中まで聞いたのですが、やはり実話は面白い。

ザ・ぼんちの里見まさとさんのお話が聞けるのですけれども、

ザ・ぼんちの再結成にいたるまでや、今、どんな仕事をしているのか、それから漫才ブームが終わったあと、34歳のまさとさん、息子が4歳の四人家族、それがひと月7万円くらいで暮らさなければならなくなって、どうしたのか、

めっちゃ忙しかったのに、仕事がぱったりとなくなってしまってなにもすることがない。

そういう状況って、コロナショックの今の時代に似ているような気がします。

それまで吹いていた風が全くなくなって、仕事が本当に0になってしまう。

うわーどないすればええんや。

そういう状況なわけですよ。

でも里見まさとさんは、新しい生き方を見つけるのです。

しかもそれはやはり「漫才」なわけですよ。

 

そういう話がいろいろと聞かれます。

 

一世を風靡したものの、何かのきっかけで仕事がなくなってしまったり、仕事のやり方が変わったりした人の話は、今、聞くと、そうやな、こういうふうにするのがええのかもしれんと思います。

大木こだまさん、桂三度さん(元世界のナベアツ)のお話も面白いです。

配達に行くのが楽しみになったりしてます。

新卒の初任給と3年間の研修費

新人くん

新卒の人は、最初の何年間かは利益を生まない。

産まないというよりも、むしろコストが掛かったりする。

電話のかけ方や挨拶、仕事の進め方、覚えることがたくさんあるし、最近の人はキーボード入力したことがない人も多い。

最初の3ヶ月位は入力速度も遅かったりする。

3ヶ月から半年くらいで、やっと初任給なみの仕事ができるようになると考えたほうがいい。

これは普通の事務職とか配送とかそういう業種の場合だ。

 

一方技術職的な仕事、一人前になるのに10年かかるとか、最低でも3年は現場をこなさないとダメとか、いわゆる「職人」と呼ばれるような業種の場合は、ある一定のレベルに達するまでは、「研修費」を差し引かれた給与が手取り金額だと考えれるかどうかだと思う。

大工仕事なんかはとくにそう、5年仕事をしても給与が上がらないとか、そういうものではなく、人によって差はあると思うけれども5年と3ヶ月めから給与体系が変わるとか、そういうものだと思う。

ある程度仕事ができるようになって、一つの現場をまるごと任せてもらったりすると給与が一気に増えるとか、そういうものだと思う。

入社して1年目と5年目で仕事の内容にそんなに変化がなければ、当然手取りが増えるわけなく、去年と今年でやっている作業に変化がなければ、給料も増えない。

 

そう考えると、10年間勤めて、給与が上がっていない場合、

やっている仕事の内容や質や量が成長していない

そもそも、その業種ではそれ以上の給与は出さない。

のどちらかなのだと思う。

 

前者の場合は経営者がダメなのかもしれない。

後者の場合は、給与を増やしたければ転職するしかない。

 

会社が成長していて、前年比20%で売上が増加しているとか、社員数が毎年30%ずつ増えていて、毎月のように営業所がふえていっている、というような会社であれば給料も増えていくかもしれないけれど、この数年間、新しい営業所や支店ができていないなぁというような会社(弊社)だと、10年目まではなんとか昇給するけれどそれ以降は昇給はないと考えておいたほうが正解なのだと思う。

経営規模が大きくならない限りは、社員の給与は増やせない。

ゴーイングコンサーンは大事だけれども、経営者は企業を成長させてナンボなのだ。やっぱり人をたくさんやとって、売上も利益も増やしていかないとダメなんだと思う。

それか、成長した社員に転職してもらって、そこでもっと社会貢献してもらうというかなんというか。

どっかのプロ野球チームみたいに、選手を育てて、いい成績が出るようになったらドラフトに出すみたいな、戦略もありなのかもしれない。

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